寒中お見舞い申し上げます

いま私には、少しでも健康でいられるように日常的にしていることが、いくつかあります。
気功以外で、いちばん継続的にしていることは「プランク」です。

寒中お見舞い申し上げます。
2022年も、もう松の内がすぎてしまいました。
どんな2022年をお迎えになられたでしょうか?

阿佐谷気功教室の新年最初のお稽古は、来週から始まります。
3週間ほど教室がないので、昨年暮れに練習した太極拳24式の最後のほうの型を覚えているか、はなはだ心配です。

いま私には、少しでも健康でいられるように日常的にしていることが、いくつかあります。
気功以外で、いちばん継続的にしていることは「プランク」です。
ちなみに、私は高齢者で、TANITAのおしゃべりな体重計だと、体内年齢58歳・足腰年齢60歳です。

プランク

4年半ぐらい前まで、私はかがんだ姿勢をしたり、ちょっと重いものを持ったりすると、すぐ腰が痛くなりました。そんなとき、テレビで、たしか長嶋一茂さんが、体幹を鍛えるためにはプランクがいい、自分も毎日しているとしゃべっているのを観ました。
気功の三代先生にその話をしたら、

自分もプランクをしている。
毎日つづけるといい。
1週間のうち1日休息日にすると、筋肉がついてくる。
はじめは20秒から、無理をしないで、だんだん長くしていくように。

とのお話しでした。
早速、始めました。最初はすぐ苦しくなって、20秒がやっと。
しばらく20秒の時期がつづきました。
最近は、ときどき5分できるときもありますが、3分から3分半ぐらいです。
始めて1年半ぐらいたったころ、腰痛を感じないことに気がつきました。
最近は、2時間しゃがんで草取りしていても平気です。

ネットで「プランク」を検索すると、たくさんのページが出てきます。
プランクは正しい姿勢で行わないと効果が出ないので、そんなページを参考にしてください。おススメということではありませんが、たとえば、こんなページがあります:

体幹トレーニング「プランク」の効果とやり方。初心者はまず30秒から!

昨年の終わりごろから始めたことがあるのですが、それは、効果が確認できたらご紹介します。

2021年、最後のお稽古

あと数日で、2021年が終わろうとしています。
阿佐谷気功教室のお稽古も、きょうが今年最後のお稽古でした。

先生は簡化二十四式太極拳のお稽古を、年内に一通り終わらせる心づもりだったようですが、私をはじめ、なかなか進歩しない不肖の弟子がいて、残念ながら、それも年を越してしまいます。

あと数日で、2021年が終わろうとしています。
阿佐谷気功教室のお稽古も、きょうが今年最後のお稽古でした。

先生は簡化二十四式太極拳のお稽古を、年内に一通り終わらせる心づもりだったようですが、私をはじめ、なかなか進歩しない不肖の弟子がいて、残念ながら、それも年を越してしまいます。

振り返ると、太極拳の練習を開始してから、早2年が経とうとしています。
2019年の最後のお稽古のとき先生が「来年から、気功のあと、太極拳の練習を始めます」と宣言。
2020年から練習が始まりましたが、そのころ隣国では、隣国政府が情報を隠ぺいしているあいだに新型コロナウイルスの感染が爆発的に広がり、日本にやってきたクルーズ船の乗客たちはその感染症に冒されていました。ここから緊急事態宣言が発せられ、人と人とのリアルな交流が制限される生活が始まり、太極拳のお稽古も一時期中断を余儀なくされました。
本格的に太極拳の練習を始めたのは、最初の緊急事態宣言が解除されてからでした。

はじめは、重心の移動、足の運びを、ひたすら練習しました。部屋の端から反対の端まで、ひたすら行ったり来たりが練習でした。

同時に、足は動かさず、手の動きだけの練習も、繰り返し繰り返し練習しました。動きの順番、動く形はなんとなく覚えても、先生と同じ動きにはなりません。どこがどうちがうのかも分かりません。

2つの型をなんとなく動かせるようになったら、手と足の動きをいっしょに行います。途端に、わけが分からなくなりました。先生の動きを見ながら真似するだけなのに、足と手の動きがバラバラになっているのです。これに呼吸もつけようとすると、もーっ! 分からない!

こんな繰り返しをなんども練習してきました。

年が明けたら、春までにはいちおう二十四式を最後まで流せるようになりたいと思います。
とは言っても、これは、表面を撫でただけということが、分かるようにはなってきました。

気功も、太極拳も、奥が深い。十年間、一生懸命に練習して、ようやく分かってくる入口にたどりつくぐらいです。

肩を上げない。肩の緊張を緩める。

1. 起勢 (チーシー)
太極拳(簡化二十四式)の最初の型です。
ここがいちばん大事だ、と先生はおっしゃいます。
始める前にスワイショウをして、肩や肘や関節の緊張をほぐしておきます。
姿勢、重心、体の沈み具合。これから行っていく太極拳の動きは、この最初のかたちで決まります。

1. 起勢 (チーシー)

太極拳(簡化二十四式)の最初の型です。
ここがいちばん大事だ、と先生はおっしゃいます。

始める前にスワイショウをして、肩や肘や関節の緊張をほぐしておきます。

姿勢、重心、体の沈み具合 (丹田=へそより少し下のあたりの位置)。これから行っていく太極拳の動きは、この最初のかたちで決まります。

まず、両足をそろえて顎を引き、目線は真正面を見て、背筋を伸ばし、両手は親指と人差し指のあいだにある合谷(ごうこく)を体側(たいそく)にあてて、立ちます。

つぎに、膝を少し曲げ、右足に重心を載せながら、左足を円弧を描くように左向きに回して、両足で立ちます。
仙骨をいれ、両足の母指球に重心を載せて立っています。膝を曲げて体を沈み込む (丹田の位置を下げる) ほど負荷がかかるので、慣れないうちは、膝は軽く曲げた状態でいいです。

この状態から、両手を、前方に差し伸べるような感じでゆっくり、水平に投げ出していきます。

大事なことは、肩に力をいれず、肘は手先よりも上げずに軽く曲げ、 両足の母指球に重心がある状態で、足のふくらはぎに圧がかかっていることが分かります。
正しい位置にあると、両手にジーンとした感覚が生じるかもしれません。

ここで決まった肩と肘の位置、丹田の位置は、これから行う様々な型を通して変わりません。動いているように見えますが、実は、体の重心が変化しているだけなのです。

超簡化8式太極拳について」にある動画をご覧ください。

いよいよ太極拳の練習

毎回のお稽古の前半は、いつも健康気功です。
最初の緊急事態宣言が明けた2020年6月からは、後半に、太極拳の練習を始めました。いまやっと、「簡化24式太極拳」の最後の型の手前まで、たどり着いたところです。といっても、先生の演技を見ながら、それらしい形に近い動きを真似ているだけで、出来るようになったという状態からはほど遠い段階です。

皆さま、いかがお過ごしでしょう。
2020年10月から1年以上、投稿の間があいてしまいました。

この間、新型コロナウイルスの感染が拡大し、いったん収まっても再拡大し、たいへんな1年でした。そんななか、感染症対策に注意しながら、練習は毎週つづけてきました。

毎回のお稽古の前半は、いつも健康気功です。
最初の緊急事態宣言が明けた2020年6月からは、後半に、太極拳の練習を始めました。いまやっと、「簡化24式太極拳」の最後の型の手前まで、たどり着いたところです。といっても、先生の演技を見ながら、それらしい形に近い動きを真似ているだけで、出来るようになったという状態からはほど遠い段階です。

太極拳の練習を始めてから、気功の所作が変化してきました。
重心のとりかた、ふくろはぎに圧をかけながらの動き、呼吸、肩・肘をゆるめること等々。

投稿ができなかった理由には、こうした変化を言葉にするのが難しかったこと、太極拳の動きを曲りなりにでも自分で納得できれば説明する言葉が見つかると思うのですが、それがなかなかできないこと、がありました。(言い訳でしかない!)

気持ちを切りかえ、お稽古で感じたことを記し、できる範囲でしかありませんが、太極拳の紹介もしていきたいと思います。

健康気功の最後は、[横の腕振り]-2 です。-9(おしまい)

9回に分けて紹介した「健康気功」は、今回の横の腕振りの回で、1クールを終えます。
「きょうのお稽古」をクリックすると、全部の動作を通して見られます。
見学(無料)ご希望の方は、a.kikouclub@gmail.com までご連絡ください。

9回に分けて紹介した「健康気功」は、今回の横の腕振りでの1クールを終えます。
1クールするには、ほぼ10分間です。毎日つづけると、体の動きが軽くなるのではないでしょうか。

足を1足外へ。
肩を交互にたたきます。

顔は正面に向けたまま、
左手で右肩を、右手は左の腰を同時にたたく
  ↓
右手で左肩を、左手は右の腰を同時にたたく
  :
  :

講師の先生の手が肩と腰にあたると、小気味よいピシッという音が、響きます。
私の肩・腰からは、くぐもった小さい音が聞こえるだけです。
先生の手が動く力のすごさが感じ取れます。
いままでの一連の健康気功の動きと同じように、実は、手を動かしているのではないんですね。脚、膝から伝わる力が大事です。
それはともかく、腰の歪みが矯正され、背骨がまっすぐになった気がして、いい気持ちです。

ここまで健康気功をしてくると、関節がスムースに動くようになったかんじがします。
先生の言葉では、気が通ってきた、ということらしいです。

もし興味をもたれ見学を希望される方は、こちらから阿佐谷気功クラブ(齋藤)までご連絡ください。

a.kikouclub@gmail.com

現在、スワイショウとともに、「超簡化8式太極拳」の練習をはじめたところです。
足の運び方、手の動きをひとつひとつ練習している初歩的段階です。
太極拳に関心のある方は、いまでしたら、稽古に追いついていけます。


さいごに、おさめです。