いよいよ太極拳の練習

毎回のお稽古の前半は、いつも健康気功です。
最初の緊急事態宣言が明けた2020年6月からは、後半に、太極拳の練習を始めました。いまやっと、「簡化24式太極拳」の最後の型の手前まで、たどり着いたところです。といっても、先生の演技を見ながら、それらしい形に近い動きを真似ているだけで、出来るようになったという状態からはほど遠い段階です。

皆さま、いかがお過ごしでしょう。
2020年10月から1年以上、投稿の間があいてしまいました。

この間、新型コロナウイルスの感染が拡大し、いったん収まっても再拡大し、たいへんな1年でした。そんななか、感染症対策に注意しながら、練習は毎週つづけてきました。

毎回のお稽古の前半は、いつも健康気功です。
最初の緊急事態宣言が明けた2020年6月からは、後半に、太極拳の練習を始めました。いまやっと、「簡化24式太極拳」の最後の型の手前まで、たどり着いたところです。といっても、先生の演技を見ながら、それらしい形に近い動きを真似ているだけで、出来るようになったという状態からはほど遠い段階です。

太極拳の練習を始めてから、気功の所作が変化してきました。
重心のとりかた、ふくろはぎに圧をかけながらの動き、呼吸、肩・肘をゆるめること等々。

投稿ができなかった理由には、こうした変化を言葉にするのが難しかったこと、太極拳の動きを曲りなりにでも自分で納得できれば説明する言葉が見つかると思うのですが、それがなかなかできないこと、がありました。(言い訳でしかない!)

気持ちを切りかえ、お稽古で感じたことを記し、できる範囲でしかありませんが、太極拳の紹介もしていきたいと思います。

健康気功の最初は、[前後=縦の腕振り] からです。-6

縦のスワイショウでは、後ろに「邪気」を投げ捨てるように両手を振りますが、その逆の動きをします。
両手を後ろから前に振るとき、手のひらを勢いよく前に、あっちに行けみたいにパッと払うと同時に、椅子に軽く腰掛けるように体を少し沈めます。

逆のスワイショウです。

順番が後先になってしまいましたが、「肩をトン」の第5番目の前に、この「逆のスワイショウ」がはいります。
長い期間、不真面目ながら気功のお稽古をやってきましたが、「逆のスワイショウ」って、初めて聞きました。初めて見ました。
何はともあれ、写真をご覧ください。

説明しないと分からないですよね。
要するに、縦のスワイショウでは、後ろに「邪気」を投げ捨てるように両手を振りますが、その逆の動きをします。

両手を後ろから前に振るとき、手のひら(というか、人差し指)を勢いよく前に、あっちに行けみたいにパッと払うと同時に、椅子に軽く腰掛けるように体を少し沈めます。
姿勢は、垂直に一直線のままです。深く腰掛けないよう、気を付けましょう。
このとき、おなかに圧がかかっていれば、うまくいっています。

これを50回繰り返すのですが、途中から、汗が出てきます。
スクワットを速いテンポでしているようです。
ふだん使うことにない腰や尻まわりの筋肉を鍛えるそうです。
深く沈まないので、膝への負担が少ないです。

なかなかコツをつかめません。毎日、つづけてみます。