【報告】保護者講演会&座談会〜コロナ禍の子供への対応、悩みをシェアしましょう

9 月 10 日(土) 多目的室にて
TCR (高井戸中チャレンジルーム)見学
14:00~ 講演会
15:10~座談会

参加者 保護者 4 名、TCR お手伝い 3 名、支援本部 2 名

講演会

講師: 五十嵐 麻弥子さん
上級心理カウンセラー/不登校支援カウンセラー
ミモザの会~子どもの不登校を考える会 代表

テーマ:子どもが「学校へ行きたくない」と言ったら

子どもが学校へ行きたくない、行いけない状況になった時、原因が分かることはほとんどなく、分かる方が少数。特に環境が合わない場合は分かりにくい。原因を無理に探ろうとしない方がよい。
文部科学省でも「不登校は問題行動ではありません」とされており、心配しすぎると子どもを追い詰めてしまうので、まずは安心できる環境を作り、心と身体の健康をゆっくり取り戻すことが大切。
子どもの気持ちを想像しその立場に立ち、親の考え方を転換していく必要がある。
進学の選択肢も様々あるので先のことを心配しすぎず、適切な時期に適宜情報を伝えていくのが良い。

座談会

不登校のお子さんへの対応に悩む話題が上がり、ご自身の経験を踏まえ五十嵐さんからアドバイスがありました。
・家族一人一人によって受け取り方、応援の仕方も異なるので、場合によっては外からの情報を共有したり上手く活用するとよい。
・もう大きくなったからと思わずに、スキンシップを大切にする。
・不登校の前後を比べない。前の状況が精いっぱいだった可能性があると考える。
・ミモザの会などの親の会にお父さんも是非参加してみて。
・一番お子さんをよく見ているのはお母さんだから、自信を持って。余計な情報は取り入れない方が良い。