1年生オリンピック・パラリンピック教育~ゴールボール体験授業

4年前からオリンピック・パラリンピック教育として日本ゴールボール協会の方に来ていただき、パラリンピック競技であるゴールボール体験授業をしていただいています。支援本部では学校コーディネーターが授業の企画サポートを行っています。
視覚障害スポーツであるゴールボールは静かにしないとボールが転がる鈴の音が聞こえないため、静かな授業なのが特徴です。
いざブラインドゴーグルをつけてみると、カラダを投げ出してボールを受け止める恐怖や勇気、使ったことのない聴覚の研ぎ澄ませ方など、通常では経験できない体験をしながら、障がい者スポーツへの理解を深めてもらっています。

2020年02月12日、日本ゴールボール協会理事 増田徹さんにお越し頂き、ゴールボール体験授業を行いました。なんと増田さんは高井戸中学校の卒業生。現在は東京都多摩障がい者スポーツセンターで指導にあたってらっしゃいます。

ゴールボールのラインは視覚障害の方がわかるよう、ラインテープの中に紐を張り触ってわかるようになっています。

まずは視覚障害とはどういうものか、具体的にどう見えている人がいるのかなどの講義。目が見えないだけではなく、いろいろな見えずらい症状があることを知りました。そしてゴールボールとは何か、競技のルールなどの説明、前回のオリンピックの時の話や試合の様子などをみて、体験開始。

実際にボールをつかって、まずは見える状態でボールを投げるところから。次は投げられたボールをカラダを投げ出してセービング。そして目をつぶって投げる、セービングと続きます。そして今回は回転投げに挑戦。カラダを一回転して音のフェイントをつけて攻撃的に投げる上級者編。思わぬ方向に飛んでいくボールも。最後に全員で目をつぶりボールの音の方向にカラダを投げ出すセービングの練習を。

いよいよ、各クラスから3名の代表による試合形式。2分間の試合でしたが、なかなか上手な試合運びに増田講師も感心されていました。

最後に障がい者スポーツ競技に関わってきた増田講師より、様々な障害者にとって、「こうしていたら声をかけてほしい」というポイントを教えて頂き、障害のあるなしに関わらず、共に生活していくことは難しいことではないということを教えて頂き、体験授業は終了しました。


そして、生徒代表でC組の小澤くんによる感謝の言葉。小澤くんは小学校時代にゴールボール体験授業をうけたことがあったそうですが、そのときは実際にボールをつかったプレイをすることができなかったことを残念におもっていたそうで、今回実際にボールをつかってゴールボールという競技を体験できたことが大変うれしかったと感想をいってくれました。