7月4日(金)高齢者活動支援センター 2階多目的室で65歳からの身体能力測定会が行われました。当日の気温は33℃を超える蒸し暑さで、体調や気力に影響が出やすい一日でした。今回の測定会でも、「最近ちょっと体力が落ちて、気力もついてこなくて……」と話す男性の参加者がいらっしゃいました。夏の暑さによる疲労はもちろん、年齢や生活リズムの変化も影響しているのかもしれません。
それでもなお、「今の自分の状態を知りたい」と足を運んでくださったその姿勢に、健康への真摯な関心と、自分自身に向き合おうとする穏やかな意思を感じました。ご自身の変化に気づき、それを確かめようとするその行動こそが、健康づくりの第一歩なのだと、改めて実感しました。
今回、総勢74名(うち20名男性)の方々にご参加いただき、水分補給の声掛けなど、熱中症対策にも気を配りながら進行しました。大きなトラブルもなく、参加者それぞれが安心して取り組める、有意義な時間となりました。
実施内容は、①準備体操 ②身長・体重・筋肉量測定 ③握力・5m通常歩行測定 ④パタカ測定 ⑤「はつらつ手帳」によるフレイル(虚弱)チエックなど。

暑さが厳しい時期だからこそ心身を丁寧に見つめ直す機会になれば嬉しいです。