セシオン杉並(社会教育センター・高円寺地域区民センター)にて「65歳からの身体能力測定会」が開催されました

令和5年9月5日(火)介護予防・フレイル予防目的に「65歳からの身体能力測定会」がリニューアルオープンしたセシオン杉並 展示室で行われました。

健康運動指導士さん2名、看護師さん1名、わがまちいちばんの会担当スタッフ32名の体制に、杉並保健所保健サービス課から係長さんなどが参加者の方たちをお迎えします。
当日は日差しが強く猛暑日ですが、初参加者が総勢41名のうち4割近くいました。新たな出会です。 測定会の流れは、受付、誘導、各資料の確認、●身長測定、健康運動指導士さんによるフレイルについての講話・準備体操をすませて、各測定項目{●握力測定●体組成計(体重・BMI・筋肉量)測定●5m通常歩行測定}へ移動します。
夫々の測定を終えて、ご自身の現在の状態を以下(1)~(3)で確認します。

(1)「基本チェックリスト」(総合評価モデル)でのチェックをします。
生活機能を評価するために作られた25項目のチェック表(はつらつ手帳最新版4ページからを参照)です。
(2)身体能力測定値も使ったチェック(改訂J―CHS基準)
 以下の5項目をチェック項目にしてフレイルチェックをします。


(3)筋肉量(SMI)によるチェックをします。
   筋肉量(SMI)は、体組成計で測定します。
全身の筋肉量から体幹の筋肉量を減算し手足の筋肉量を算定、次に身長の2乗で手足の筋肉量を割り*SMIを算出。※手足の筋肉量測定によりフレイルの目安が評価基準になります。
全て終えて参加者の皆さんは様々な表情です。今の状態を知って満足されて嬉しそうな表情。そうでない「もう少し頑張りましょう」には苦笑いの方も。

 測定会に参加することで、自分の健康状態を客観的に把握できる第一歩だと思います。
自身の健康状態に目を向けるきっかけにもなります。又の参加をお待ちしております。

次回は、11月7日(火)上井草スポーツセンターで開催します。

《はつらつ手帳「杉並区介護予防」より一部抜粋》