【報告】アンネのバラ春の一般公開

◆5日(日):
来場者240名。担当は、サポーターズ12名、生徒8名、教員3名。その他、校長、副校長、教員数名が顔を出されました。
ピカピカの晴天で絶好の「公開日和」。燦燦と降り注ぐ陽光に花が輝いていましたが、少し暑すぎて午後にはしおれたものが多く残念でした。
お客様は区内外の常連さんが多く「8年間通い続けてる」方もいました。 お年寄りや子供連れの家族も目立ちました。


「卒業生」の来場も多く、同窓会の談話室が賑わっていました。バラ公開に合わせてクラス会を行ったグループもあったようです。また、「48年前オットーさんが送ってくれたバラの苗を立川の農業試験場に取りに行った生徒は僕です」という方にお会いしてビックリ。今は福島にお住まいだそうです。

お手伝いの 生徒は全員大活躍。しっかり仕事をこなし、質問に答え、花壇や展示室の説明も堂々としており(特に3年)感心しました。
もちろんサポーターズも大活躍。次々に持ち場を交代しながら安全でスムーズな会場運営を支えてくれました。

午前中、ジェイコム(テレビ)の取材があり、会場のあちこちで撮影、生徒もインタビューを受けました。
午後、三重県の「聖ヨゼフ女子学園」の校長、教員、生徒2名が、遠路はるばる来訪され、3株のアンネのバラを贈呈しました。同校に高中出身の先生がおられ、その方の紹介でアンネのバラを知ったそうです。バラのネットワークがまた広がりました。

   
◆6日(月):
来場者240名。サポーターズ8名、生徒7名、教員1名。
前日より気温が下がったことで花が元気を取り戻し、満開の美しさがより一層引き立ちました。 アンネのバラは香りが弱い花ですが、これだけ咲くとさすがに芳香があたりに漂い、「いい香り」という感想が多く聞かれました。

◆7日(火):
朝から雨が降ったりやんだり。悩みましたが「雨のバラ」の公開を決行しました。平日なので午前のみ。
サポーターズ7名が体育館入り口に受付を置き、小雨の中、門の外での声掛けや会場の案内もしてくださり感謝です。来場者数は21名と少なかったものの、丁寧な対応に満足してもらえました。神奈川県「生田バラ苑」のボランティアの方も来られ、熱心に川池さんの説明を聞いていました。

◆8日(水):
来場者103名。サポーターズ7名。天気は暑からず寒からず、つぼみの赤から最後のピンクまで色彩鮮やかで、見学者の目を楽しませました。
シルバー人材センターのボランティア約20名の団体が、約1時間、花壇と展示室の説明に耳を傾け、お花もゆっくり鑑賞してくれました。
アンネのバラが高中に来た40年前から写真を撮り続けている浅羽先生、20年前に生徒の委員会を再開させた大浦先生など、元教員の方々も多数来訪。サポーターズの知人友人も多く、会場に笑顔の輪が広がりました。中には熱心にバラの花を写生する車椅子の高齢女性の姿もありました。お越しくださった皆様、及び公開にご協力頂いた皆さまに心から感謝申し上げます。

アンネのバラ 春の一般公開のお知らせ

アンネのバラ 春の一般公開を下記の日程で行います。

  • 5月5日(日)    9:00~15:00  
  • 5月6日(月・振休) 9:00~15:00  
  • 5月7日(火)    9:00~12:00
  • 5月8日(水)    9:00~12:00

5/5,6には高井戸中同窓会による「同窓生の部屋」も開催されます。卒業生の方はぜひお立ち寄りください。

多くの皆様のお越しをお待ちしております。

【報告】アンネのバラ3月

昨日(3月24日)、今年度最後の作業を行いました。

参加者は12名、天気は晴れ時々曇りでした。

作業内容は

・A、B花壇の除草:しばらく見ない間に雑草が生い茂り、2時間休みなくやっても終わりません。腰が痛くなる仕事です。
・活力剤の散布:2種類の活力剤を全株に散布。学校のバラなので、安全のため極力薬剤を使わず、活力剤で力をつけます。

きれいになった物置


・物置の整理と在庫確認:今回は長い間使わず古くなった物品をかなり廃棄したので、庫内がすっきりしました。
・肥料・薬剤の在庫確認:美術室横の階段下に積まれた肥料等の数や量を確認。これを基に新年度購入量が決まります。

新年度4月より、生徒の活動が月1回から2回に増え、外の作業以外にもいろいろな自主活動を展開する予定です。
新PTAの皆様のご参加もお待ちしております。

和気あいあいとおしゃべりしながら、バラのお手入れを学び、一緒にアンネのバラを育ててみませんか?
詳細決まりましたら、新年度におたよりまたはがくぷりにてお知らせいたします。

【報告】アンネのバラ 芽継ぎ講習会

2月11日日曜日に、高井戸中学校にて、芽接ぎの講習会を行いました。
参加者は14名。小林先生の高中の前の赴任校 泉南中学校からお二人。生徒も3人参加してくれました。感激です。

簡単に芽接ぎの要領を説明すると、原種のノイバラを種から育てた1年ものの台木に、育てたいバラの芽を貼付けます。これが芽接ぎ。簡単でしょ。
まあ、そこはコツがあって、ビギナーズラックでうまくいく人も、何年たってもうまくいかない人もいます。

今回参加者の中で、Iさんが2年前は10本のうち7本ついたと報告してくれました。ところが去年は1本も成功しなかったとか。一昨年簡単についたので、ちょっと手を抜いたのか、愛情が足りなかったと感想を述べてくださいました。愛情、って大切なんですね。また一昨年の株も風で4本ほど折れたそうです。大きくなったら、支柱をするのも大切ですね。

芽接ぎは手術のようなもので、丁寧にゴミをつけずにピタッと形成層と形成層をくっつけると、根から吸収した水分や栄養分が貼り付けた芽に運ばれ、その芽が伸びてくれるわけです。芽の上の台木の芽はカットし、貼り付けた芽を頂芽にすれば成功です。

さて、今年は何本成功するでしょうか。結果が楽しみです。

【報告】アンネのバラ 1月

本日は雨がやむかやまないかの判断が難しく、皆さまも気をもまれたことと思います。
結果的に1時の作業開始時間にちょうど雨が上がるというきわどさでしたが、
14人の方が参加して下さり、200本以上の株に対し、穴掘り、肥料入れ、
腐葉土類の混合と散布という一連の作業をすべて終了することができました。

皆、口をきく時間も惜しんで次から次へと手際よく作業を進め、全身泥だらけになりながら
奮闘して下さいました。3時40分には片付けまですべてが終わり、その速さに
おもわず「奇跡!」と、天を仰ぎました。素晴らしい集中力でした。

終了後は伊藤さん手作りのあったかい豚汁をいただき、疲れをいやすことができました。
ご参加の皆さま、全体の指揮を執って下さった川池さん、本当にお疲れ様でした。
願わくば今晩また雨が降って、土中の肥料を株がしっかりと吸い上げてくれますように。