【報告】<学校に行けなくなる子供たちへの対応、悩みをシェアしましょう>

~学校支援本部主催 講演会及び座談会

<開催日時> 2023年11月25日(土)14時~15時30分
<場所> 高井戸中学校 多目的室
<講師>
上級心理カウンセラー/不登校支援カウンセラー/ミモザの花~子どもの不登校を考える会
代表 五十嵐 麻弥子さん
3名の当事者保護者の方々

<対象>
●お子さんの登校しぶりや不登校でお悩みの方
●学校に行けないお子さんの進路が心配な方
●子供への対応に不安や悩みがある方 
●学校以外の子供たちの居場所 など

<参加人数> 
当日参加  3名 (内 3年1名、2年2名)
映像視聴参加 4名(内 3年2名、2年1名、1年1名)

ちょっとしたきっかけで学校に行けなくなる子供たちが増えています。
高井戸中ではそういう子供たちが学校に復帰するきっかけつくりとして、TCR(高井戸チャレンジルーム)などで対応していますが、そこにもくることができないお子さんが多いのも現実です。
学校支援本部では昨年に引き続き、皆さんの悩みやストレスを少しでも緩和すべく、実際に子どもの不登校を経験し、現在NPOを主催され、不登校児サポートを行っている講師の方をお招きし、お話を伺うとともに、座談会形式で皆さんのお悩みなどを共有する会を開催しました。
今回は当事者からのお話として、実際に不登校になってしまったお子さんとその保護者の方からのお話も伺うことができ、その後、それぞれ個別の相談の時間をとりました。

具体的な質問としては、
・不登校になってしまった子どものその後の具体的な進路
・親としてかけてはいけない言葉など
・登校しぶりなどがはじまった時の対応
などがありました。

【報告】中3保護者座談会

6月17日(土)13:30〜14:30

毎年大好評の中三保護者座談会を開催しました。

コロナ禍で2年間オンライン開催でしたが、昨年よりリアル開催に。
今回は若干人数に余裕があったので、中2保護者の希望者も参加可能にし、22名の保護者の皆様にお集まりいただきました。

ここ数年の受験方式の変更に影響され、女子は都立の一般と推薦希望者が多く、男子は都立も私立も推薦・一般とほぼ同数。女子は中高一貫の私立が多く、高校からの募集がすくない実情もあり、志望がわかれたようです。

先輩保護者の方々にも6名いらしていただき、受験時の経験をお話いただいた後、各志望にわかれてグループトーク。

話しやすい人数だったせいか、どのグループも話が尽きず、盛会に終わりました。

毎年支援本部が収集している卒業生もみなさんじっくり読みこまれていました。

ご協力いただいた卒業生保護者の皆様、ありがとうございました。

中2保護者の参加も好評でしたので、中3保護者参加者への一次募集で人数に余裕があれば、来年も中2保護者の皆様も参加可能にしようと思います。

【報告】梅収穫体験


実施日:5月20日(土)
開始 14:00 ~ 終了 15:30
協力:栄養士 遠藤先生、主事:伊藤さん 指導:前高井戸中栄養士高橋さん(当日は欠席)
(近藤先生にご自宅の梅を頂きました)
   
場所:高井戸図書館&高中調理室
サポーター:富田さん、支援本部:村上さん、行定
参加者:生徒7名、保護者3名、先生方3名(中野先生、平田先生、前田先生)

【当日の流れ】
14時 集合
14時15分 高井戸図書館裏にて梅収穫
15時 調理室に移動し、梅シロップ作り
15時30分 片付け終了後、解散


参加した生徒も保護者の方も先生方も梅の収穫をとても楽しんでくれたようです。
今年は昨年の反省を生かし、瓶をこちらで用意し、前もって消毒をしておくことと、主事さんのご協力で前もって収穫していただいた梅を水につけておくことで、その後の作業がスムーズに進みました。消毒作業に思ったより手間がかかりましたが、収穫も予定より時間がかかったので、調理室に戻ってくる頃には何とか間に合わせることが出来ました。
消毒に関しては遠藤先生に大変お世話になりました。


   
収穫した梅を水につけた時に、梅に水あめの膜がかかったようになりとてもきれいなので、先ずその様子を見てもらいました。その後、水につけてあった梅をきれいに拭いて、つま楊枝でヘタを取りました。(つま楊枝は折れやすいので来年は竹串にした方がよい様です)
梅と氷砂糖を1:1になるように量り、氷砂糖⇒梅⇒氷砂糖と重ねて、最後に氷砂糖を入れて密封。ここまでの作業をみんなで致しました。

あとは家に持って帰った後、涼しいところに置き1日に2回ほど振って、梅が浮いてきたら出来上がりです。みんなの梅シロップが上手く完成することを祈っております。

【報告】保護者講演会&座談会〜コロナ禍の子供への対応、悩みをシェアしましょう

9 月 10 日(土) 多目的室にて
TCR (高井戸中チャレンジルーム)見学
14:00~ 講演会
15:10~座談会

参加者 保護者 4 名、TCR お手伝い 3 名、支援本部 2 名

講演会

講師: 五十嵐 麻弥子さん
上級心理カウンセラー/不登校支援カウンセラー
ミモザの会~子どもの不登校を考える会 代表

テーマ:子どもが「学校へ行きたくない」と言ったら

子どもが学校へ行きたくない、行いけない状況になった時、原因が分かることはほとんどなく、分かる方が少数。特に環境が合わない場合は分かりにくい。原因を無理に探ろうとしない方がよい。
文部科学省でも「不登校は問題行動ではありません」とされており、心配しすぎると子どもを追い詰めてしまうので、まずは安心できる環境を作り、心と身体の健康をゆっくり取り戻すことが大切。
子どもの気持ちを想像しその立場に立ち、親の考え方を転換していく必要がある。
進学の選択肢も様々あるので先のことを心配しすぎず、適切な時期に適宜情報を伝えていくのが良い。

座談会

不登校のお子さんへの対応に悩む話題が上がり、ご自身の経験を踏まえ五十嵐さんからアドバイスがありました。
・家族一人一人によって受け取り方、応援の仕方も異なるので、場合によっては外からの情報を共有したり上手く活用するとよい。
・もう大きくなったからと思わずに、スキンシップを大切にする。
・不登校の前後を比べない。前の状況が精いっぱいだった可能性があると考える。
・ミモザの会などの親の会にお父さんも是非参加してみて。
・一番お子さんをよく見ているのはお母さんだから、自信を持って。余計な情報は取り入れない方が良い。

【報告】中三保護者座談会

2022年6月11日(土)13:30より多目的室にて、2年ぶりのリアル中三保護者座談会を開催しました。
テーマは「受験」。事前に参加される保護者の皆様に質問をお聞きし、お子さんの志望別(都立・私立・男女別)にわかれて先輩保護者の方にお話しを聞く会です。

今回は保護者21名、先輩保護者5名に参加いただきました。

3年前は50名を超える保護者の方にご参加いただき、去年、おととしとzoom開催が続きましたが40名以上の保護者にご参加いただきました。今回は少し少なく、リアル対面の会がしばらくなかったので、 zoom慣れされてリアルをご遠慮された方も多かったのかと推測しています。

頂いた質問は
・併願、単願、推薦など入試制度に関すること
・併願校の選び方
・高校の選び方について
・入試までの学校見学や、勉強などの具体的なスケジュール
など高校受験に基本についてから、
・都立の推薦について(推薦基準、試験内容、試験対策、合格率など)

さらに具体的に
・学習方法(配分、バランスなども含め)、夏休みの過ごし方、併願私立の絞り方・時期など
・志望校選択に困っているのですが、V模擬等の偏差値を基準に考えたら良いのかも知りたい。
・ 都立との比較で悩んでおり、私立にして良かったこと、後悔したこと。
・ 第一志望が私立の方は、都立校も受験したかどうか
・ 学校説明会 面談で聞いて良かったこと は?

・高中は他校よりも内申点は取りにくいのか。
・内申点の加点要素や、上げるために必要なことは?
・ 受験対策などでこうすれば良かったという反省点やアドバイス。どの時期にどういうことをしたか
など。

・高校生活での勉強と部活の両立
などまだ未経験の高校生活をご心配される方も。

時間を過ぎても、話は尽きず、殆どのグループが時間を延長して話し込まれていました。

最後には去年の卒業生から集まった高1生の「卒業生アンケート」をご覧いただき、散会しました。

あっという間に夏休み、受験の本番がやってきます。
とはいえ、高校受験は人生たくさんある過程の一つでしかなく、最終地点ではまだまだありません。
中学生にもなると親は、子どもたちの頑張りを温かく見守り、健康管理することくらいしかできません。 大人が気負いすぎることなく、 大人がいっぱいいっぱいになって心の余裕がなくなることだけは避けた方がよいと思います。
 どうしても話したい、相談したいということがあったら、図書ボラやアンネのバラなど保護者参加できる活動にご参加いただき、ぜひ私たち支援本部員にお声かけください。

【支援本部】行定・奥村・牧野・唐澤