2月11日日曜日に、高井戸中学校にて、芽接ぎの講習会を行いました。
参加者は14名。小林先生の高中の前の赴任校 泉南中学校からお二人。生徒も3人参加してくれました。感激です。
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簡単に芽接ぎの要領を説明すると、原種のノイバラを種から育てた1年ものの台木に、育てたいバラの芽を貼付けます。これが芽接ぎ。簡単でしょ。
まあ、そこはコツがあって、ビギナーズラックでうまくいく人も、何年たってもうまくいかない人もいます。
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今回参加者の中で、Iさんが2年前は10本のうち7本ついたと報告してくれました。ところが去年は1本も成功しなかったとか。一昨年簡単についたので、ちょっと手を抜いたのか、愛情が足りなかったと感想を述べてくださいました。愛情、って大切なんですね。また一昨年の株も風で4本ほど折れたそうです。大きくなったら、支柱をするのも大切ですね。
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芽接ぎは手術のようなもので、丁寧にゴミをつけずにピタッと形成層と形成層をくっつけると、根から吸収した水分や栄養分が貼り付けた芽に運ばれ、その芽が伸びてくれるわけです。芽の上の台木の芽はカットし、貼り付けた芽を頂芽にすれば成功です。
さて、今年は何本成功するでしょうか。結果が楽しみです。