図書室の一角に1月から2月にかけて展示されていたしめ飾りです。
ご自宅に神棚などある方は見たことがあるでしょうか。
高井戸中学校の生徒に季節感や日本の伝統を感じて欲しいと保護者の方よりご提供頂きました。
「ご提供者の方より」
このしめ飾りは三重県伊勢地方に伝わる形で、厄除けとして一年を通して飾ることができます。森さんの本を見ながら娘と一緒に作りました。稲わらは、国立市の田んぼで田植えや草取り、収穫体験をし、お米をいただいた後のものを使いました。自分で作ってみると、良い年を願う気持ちが一層深まり、親子で手を動かす時間こそが穏やかな幸せでした。
下記のしめ飾り作家 森須磨子さんのワークショップを受講されたことで、ご自身でしめ飾りをつくるようになったとのこと。
日本の伝統的な設えであるしめ飾り。
実は昔から米農家の冬の手仕事として伝わってきたものです。
しめ飾りは買うもの・・・と思いがちですが、一年の感謝と来年の無病息災を年神様に祈りながら、豊穣の証である稲わらを捩り網していく作業は、なぜか心がひきしまるような作業です。
日本の伝統文化として継承していきたい民芸の一つですね。
しめかざりの本