ステップアップ講座 Facebook入門講座開催レポート

講座は、YouTubeでも発信中!

すぎなみ協働プラザのFacebookページはこちら

すぎなみ協働プラザが実施する、地域活動団体の活動をパワーアップする
「ステップアップ講座」。

今年度初めての講座はFacebook講座を対面で実施。
新型コロナウイルスの感染対策のため、定員を15名にしたところ
30名近くの方に申し込みを頂きました。

講師には、イルミス株式会社の矢嶋巧さんをお呼びしました。

内容は
「SNS・Facebookとは」
「Facebookのアカウント登録」
「アカウントのプライバシー設定」
「投稿の仕方」
「友達・ページ検索」
「友達申請のポイント」など。

参加した方は、Facebookを全く初めて使う方から個人では少し使ったことがある方まで様々。
4人のスタッフが順番に質問にお答えしながら進めていきました。

【参加者の声】

参加者のみなさまからは

・Facebook の概要含めて説明頂きよく理解できました。丁寧な説明頂いたお蔭で今後もFacebookの一層の活用を考えたいと思います。
・ページのことを知ることができて良かったです。一番知りたかったことでした。
どうすればいいのか、ということを、使っている者同士でも教え合うことができない、或いは、私はこうやって教えてもらって使っているけれど、それ以外のことはよくわからない、という会話で大概は終わってしまうので、使い方を知る機会は実はなかったので、助かりました。フォローしてくださった方が話を聞いてくれて、ヒントやどうやって使われているか話してくださって、背中を押してもらえたので良かったです。

など、大変好評をいただきました。

NPO活動で、Facebookページやグループを活用してみたいかたは
ぜひプラザにご相談ください!

2021年度、わたしたちの活動宣言! 動画募集及び動画撮影会

声に出すから、伝わる!広がる!
地域活動での思いと、自分たちの活動を動画にして
届けませんか?

プラザの広報紙「すぎプラ通信」や、ホームページで公開します!

●1 目的

杉並区で活動するNPOやすぎなみ協働プラザの登録団体の方に
2021年度の活動を動画や写真などで宣言していただき、
すぎなみ協働プラザの広報ツール(広報紙「すぎプラ通信」、ホームページやYouTube、Facebook等)で多くの方に団体や、活動を知っていただく機会とする。

●2 募集する動画・写真

団体が2021年度に行う、または行いたい活動で、他の活動団体などに宣言したいことをスケッチブックに記入していただき、発表する動画を募集します。

(1)写真(1MB以上推奨) 1枚以上
「団体の活動宣言」「団体名」を、スケッチブック(B4以上目安)に書き
宣言を書いた用紙をもった姿で撮影(上半身を写す。下記イメージ図参照)

(イメージ図)

(2)動画 
・30秒以内
・拡張子はmp4,mov 推奨(すぎなみ協働プラザで開けない拡張子の場合、拡張子の変更をお願いする場合がございます。)

・写真のイメージ図のような姿で撮影し、

「団体名・お名前」「活動内容」「活動宣言」

を録音・録画してください。

●3 対象

下記のいずれかに該当する方

・杉並区内で活動実績または活動拠点があり、もしくは今後、区内での活動の予定がある地域活動団体
・すぎなみ協働プラザの登録団体

●4 募集方法

(1)メールでの応募

2021年4月19日 午前9時必着

宛先:info@nposupport.jp

タイトルに「私たちの活動宣言 提出(団体名)」と記入し、
本文に
・団体正式名称
・氏名(写っている本人)
・メッセージボードに書いた文章  を記入してください。

(2)すぎなみ協働プラザでの撮影会&オンライン撮影会

4月14日(水)13時30分から15時
4月17日(土)13時30分から15時

※オンラインで参加される方へ
・外の音が入らない場所でご参加ください。
・ビデオ・マイクの動作確認を行ってからご参加ください。

●5 撮影に当たっての注意事項

・撮影場所管理者の承諾を必ず得てください。
・公共の場所で撮影する場合は、その場所の管理者に撮影の可否を確認し、承諾
を得た上で撮影してください。
・自動車のナンバーなど個人の特定につながる情報が写り込まないよう注意して
ください。写り込んだ場合は、個人が特定出来ないように加工してください。
・撮影中に事故が生じた場合、主催者は一切の責任を負わないものとします。

●6 著作権・肖像権の処理について

(1)肖像権について
ご提出いただいた映像・写真は、公開について了承したものと見なします。提出に際し、個人情報の処理を適切に行ってください。
(2)著作権について
音楽、画像、映像等の著作物には、著作権が存在します。著作権者以外の者が、
その著作物を利用する際は、著作権者の許諾が必要です。
・適切な権利処理がなされていない映像・写真は、公開の対象外とします。
・権利侵害又は損害賠償等の問題が生じた場合、すぎなみ協働プラザは一切の責任を負わな いものとします

●7 公開対象外となる映像・写真

・ 著作権、肖像権等の法令が守られていない動画
・ 公序良俗に反する動画
・ 政治活動や宗教活動に該当する内容や表現が含まれている動画

●8 映像・写真の著作権について

映像・写真に係る一切の権利は、作品の制作者に帰属します。ただし、すぎなみ協働プラザのは、団体の映像・写真を開催目的達成のために無償で公開する権利を有するとともに、インターネット上での公開や広報紙で使用する権利を有するものとします。

●9 その他

・すぎなみ協働プラザが映像・写真を公開するにあたり、ファイル形式の変換、画質・画像サイズ変換、作品タイトルの表示などを行う場合があります。
・ 予告無く、募集要項の内容を一部変更、修正する場合があります。
・ 応募に関わる通信費、接続費等の諸経費は、団体側の負担となります。
・ 応募後の作品の編集は、原則不可とします。

【問い合わせ先】

すぎなみ協働プラザ 
電話番号 03-3314-7260
メールアドレス info@nposupport.jp

【団体インタビュー】すぎなみ食育推進の会

「楽しく学ぶ食育」をモットーに食の大切さを学び、伝える活動をされている『すぎなみ食育推進の会』さんにお話を伺いました。

-設立のきっかけを教えてください
一昨年(2019年)7月に設立した団体です。すぎなみ地域大学で「食育推進ボランティア講座」に参加したメンバで結成しました。講座に応募したきっかけは地域で防災の仕事をしたときに、災害時において「食」は健康維持のために一番大切で、その調達や管理方法が難しい問題であると気づいたからです。講座では外部講師を招いての講習会や考案したレシピの調理実習、食育推進の活動のお手伝いをしてきました。講座を終えて、もっと活動したいという思いが強くなり設立に至りました。

-メンバーをご紹介ください
代表の堀田です。以前雪印乳業で営業勤務をしており、食の大切さをわかりやすく伝えます。小田さんは、明治乳業でラクトフェリン等の研究をしていました。医学博士でもあるので、食べ物の成分について広く深く知識を持っています。森田さんはご実家が八百屋さんなので、野菜の旬や産地に詳しく、季節によって一番美味しく食べられる野菜を教えられます。3人を中心に少しずつ人数が増え現在7名で活動しています。

-どんな活動をされていますか
お子さん向け、ファミリー向け、高齢者向けなどの「世代別学習プログラム」を作成しています。特に小さなお子さん向けにはイラスト入りの野菜カードを作り、楽しく学べるよう工夫しています。将来的には創作料理教室などの「体験型学習プログラム」や、勉強会など「ワークショップ型プログラム」を考えております。
世代によってどの食材を、どのくらい食べたらいいか、どの調理法がより効果的か、楽しく学べたらとよいと考えています。

-コロナ禍ではどのような活動をされていましたか
学習プログラムを使い講座を開きたいと思った頃、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言になり、講座の開催ができず、とても残念な思いをしています。そこで比較的感染リスクの少ない野外での活動に切り替え、団体で「シェア畑」を借り1年間を通して野菜作りに取り組み約20種類の野菜の栽培をしました。
野菜の知識はあるものの、栽培するのは初めてなので、野菜を育てる難しさと楽しさを学んでいます。野菜作りの経験も今後、講座を開くときに役立てたいと思います。

―今後どのような活動をされたいですか。
新型コロナ禍において、講座の開催ができなかったことが一番悔やまれます。
今年は感染対策をしながら講座を開催することが一番の目標です。

-今回の交流会に参加していかがでしたか
子育て支援、高齢者支援の団体さんが一緒に参加されて、名刺交換をさせていただきました。食はあらゆる年代で大切ことなので、地域活動をされているいろんな団体さんと関わりを持って、活動を広げていきたいと考えております。

今回のインタビューを通して、まだ新しい団体ですが、これから発展させたいと意欲的で、なにより食の大切さをたくさんの人に伝えたいという熱意を感じました。

すぎなみ食育推進の会のように、新型コロナウィルスの影響で、なかなか思う通りに活動が進まなかった団体も多かったかと思います。すぎなみ協働プラザでは、活動での感染対策や、オンライン講座など新しいカタチの活動方法も一緒に考えていきたいです。また、チラシ作り講座、Zoom基礎講座など、セミナー開催に役立つ講座も開催しておりますので、ぜひご活用ください。

すぎなみ食育推進の会
https://www.sugi-chiiki.com/shokuiku-suisin/
 

写真:中野  文責:大久保

【団体インタビュー】ADDS

自閉症などの発達障がいのあるお子さまと、その保護者のサポート、セラピストの育成、自閉症体験ワークショップなど、発達障がい児の療育(治療教育)において幅広く活動している『NPO法人 ADDS』の大熊さんにお話を伺いました。

-ADDSのお名前の由来を教えてください。
Advanced Developmental Disorders Support.「先進的な発達障害支援」の頭文字です。「Advanced」は「高度な・先進的な」という意味ですが、私たちは研究成果に基づく手法を選択し、お子さまに質の高い療育支援を提供するとともに、法人でも研究活動を行い、その成果を社会へ発信する活動も行っています。また「Advance」には「前進」という意味があり、自閉症などお子さまの発達に心配や不安を持っている全ての方への後押し、前向きな気持ちにする。という想いも込められています。

-コロナ禍で、どのように活動をされていますか。
対面での療育が必要な場合、消毒・換気・マスク着用、距離を取るなど感染対策をしています。また自治体と協議を重ねながら、小さいお子さまを連れて通所することが難しいご家庭を対象に、オンラインで療育を提供することにも取り組んでいます。保護者向けの集合研修も、事前に動画教材を視聴いただき、当日オンラインでワークショップを行うなどしています。さらに、コロナ禍で乳幼児検診が休止になったり、自治体の相談窓口へ出向くハードルが高くなってしまった状況を受け、全国どこからでも発達に関する相談ができるサービスの開発を始めました。

-コロナ禍において、孤立やストレスを感じているご家族へ、どのようなアドバイスをされていますか。
オンライン発達相談では、利用された方から「子どもの成長が心配でしたが、話を聞いてもらって安心した」「対面相談でなくても、子どもの対応を具体的に教えてもらって参考になる」と感想をいただいています。
またホームページには「STAY HOMEヒント集」を載せました。お家時間が増えているいま、発達障がいがあるなしに関わらず、すべてのお子さまに「STAY HOMEヒント集」がお役に立つのではないでしょうか。大切なことは「人とつながる」ことです。直接会えないときはネットや電話などで、身近な人と、ゆるく・楽しくつながることが、孤立やストレスを感じることなく、お家時間を過ごすコツになります。

-子どもが発達障がいかもしれないけれど、相談しても良いのか、一人で不安を抱えている保護者にメッセージをお願いします。
「検診で心配になることを言われた」「個性なの?障がいなの?」「こんな些細なこと聞いていいのかな?」そのちょっとした「気づき」がとても大切です。ひとりでモヤモヤしている、とても不安、そんなときお気軽にご相談ください。

-オンライン事業の立ち上げに際し、クラウドファンディングをされましたね。
発達支援が必要なお子さまは、支援が滞るとそれだけ発達の機会が大きく失われることになります。コロナ禍で外出を自粛して通所が難しいご家庭のために、早急に療育と相談にオンラインを導入することが必要でした。そこで、この夏クラウドファンディングで支援金を募ることにしました。クラウドファンディングでは150人近くの方にご賛同いただき、目標金額100万円を大きく上回る支援金が集まり、開発を進めることができています。
2021年1月には新たなオンライン発達相談サービス「kikotto」β版を発表しました。お子さまの発達について相談先を探している方がいらっしゃれば、ぜひご紹介いただければと思います。https://www.adds.or.jp/sodan/

-今後めざしていることを教えてください。
ホームページのコンテンツを増やして、役に立つ情報をもっと発信していきたいです。また今のオンライン療育及び相談では利用者にも機材の準備が必要になりそれが負担になるので、より身近なLINEを使って簡単に利用できるようにしていきたいです。お子さまの発達障がいの悩みを抱えている、より多くの方に、支援を受けやすい環境づくりを続けてまいります。

-今回プラザの交流会に参加していかがでしたか。
子育て中の多くの方にADDSの存在を知ってもらいたい。その活動をどうするかという課題がありました。そんななか、この交流会で「NPO法人 きずなメール・プロジェクト」さんとの出会いがありました。妊娠中・子育て中の親を“孤育て”させない、というコンセプトで、子育てに役立つ情報をLINEやメールで発信し、応援している団体です。今後、協働でできることはないかとお話をしているところです。
このように、杉並の子育て・地域活動をされている団体に、ADDSの活動を知ってもらいたい、近くに子どもの成長で悩んでいる人がいたらADDSのことを伝えてほしいと思ったので、交流会に参加してよかったと思いました。

ADDSさんの取材を通して、コロナ禍において新しい生活様式へ変わるため、子育ての場でも新しい支援方法が必要とされていることを知りました。いち早くネット支援の環境を整えたADDSさんの活動が、これからの地域活動の参考になればと思います。

すぎなみ協働プラザでは、オンラインでの会議や講座開催の支援として「Zoom基本講座」を開催してきました。今後もオンライン活動向けの講座をはじめ、あなたの地域活動のお手伝いになる講座を開催していきますので、ご活用ください。

特定非営利活動法人ADDS
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目16-14 カパラビル5F
https://www.adds.or.jp/  

文責  すぎなみ協働プラザ 大久保

コロナ禍だから考えたい!地域の力〜子育てで大切なたったひとつのこと〜開催レポート

2月7日(日)にコロナ禍だから考えたい!地域の力 
〜子育てで大切なたったひとつのこと〜オンライン講演会と、関係者向けの交流会を行いました。

↓配信はこちら!
https://youtu.be/4RfJNUh9syY

ご参加いただいた方、ありがとうございました!汐見 稔幸さんとオンラインでつなぎ、NPO法人親子コミュニケーションラボ代表理事の天野ひかりさんの司会で講演会はスタートしました。
「コロナ禍での家庭の変化」汐見先生が運営されているぐうたら村などの内容について、ユーモアを交えながら汐見さんの視点での地域での子育て、子育て支援についてお話していただきました。

参加者からは

「コロナ禍ということもあり、活動が制限されてしまっていますが、家族の時間が増えているということがわかりました。共働き家庭が多い時代で子どもが家族と過ごす時間が少ないと感じていましたが、テレワークなど働き方が多様化することで家族の関わりが豊かになっていくように感じました。
また、お父さんの育児参加がしやすい社会、地域を作っていくことが大切になっていくと感じました。」


「私は熊本在住で直接の縁がないものですが…この講演をzoomでリアルタイムで拝聴できて、また、その内容の素晴らしさに、感動と勇気をいっぱいいただきました。
また、杉並区がすごく身近な場所に感じました。
距離を超えて、住んでいない地域との繋がりが、学びや想いから派生するのは面白いなと思いました。」
などたくさんの声をいただきました。

この様子は、1週間限定で無料配信を行います!
2月15日9時まで。
(インターネット環境が必要です。)

2/12 追記 1週間限定配信とお伝えしていましたが、汐見先生のご厚意で期限なしで視聴できるようになりました!引き続き関心のある方に見ていただけますようシェアしていただければ幸いです。

視聴はこちらから
https://youtu.be/4RfJNUh9syY

交流会は、杉並区の子どもの健全育成に関わるNPO、団体、企業にご参加いただき密を避けながら実施。
今だからこそできる、それぞれができることを意見を出し合いながら繋がるきっかけの場となりました。


ここで話した、「活動をしている私達の周りの、子育て支援の実態・課題」「今、私達ができること」について話し合い、アイデアを出し合いました。

「汐見先生はお名前はよくお聞きしていたのですが、今回初めてお話を伺う事ができて大変良かったです。特に、ぐうたら村のたった一つのルール、人のぐうたらを邪魔しない、という言葉の奥深さが心に響きました。」



すぎなみ協働プラザでは、今後も協働の第一歩となるきっかけや活動のサポートをしていきます。ぜひ子育ての場だけに限らず、地域活動やNPO活動をしている方はプラザにお声掛けください!!!