2021年度 杉並区NPO向け アンケート結果について

すぎなみ協働プラザでは、昨年度の3月に地域活動団体の活動状況や、すぎなみ協働プラザの活用状況などを調査するためにアンケートを行わせていただきました。
すぎなみ協働プラザにご登録いただいている団体と杉並区のNPO法人にご協力いただき、69件のご回答を頂きました。ありがとうございました。

頂きましたアンケートは、今後のプラザの運営に活かしてまいります。

概要

対象:すぎなみ協働プラザ登録団体及び杉並区に主たる事務所を置くNPO法人
期間:2022年2月25日~2022年3月31日
回答:69件
方法:すぎメールの2回送付。郵送での杉並区のNPO法人認証団体(244団体)と
   すぎなみ協働プラザ登録団体(197団体)にアンケートのご案内の用紙を送付
目的:杉並区内のNPO法人及び地域活動団体が、どのようなことに困っているのか、それに対しどのような取り組みを行っているのかを共有し、工夫を分かち合う機会をつくること。

回答結果

・各項目をクリックすると、指定の場所へ移動します。
・各画像をクリックすると別ページで表示されます。

活動の形態

活動分野

団体の年間事業規模

収入の種類(複数回答)

もっとも収入が多い財源

団体の運営に関わるスタッフの数(有償・無償問わず)

現在の活動で団体が必要な支援はありますか?(最大5つまで選択)

上に挙げた以外に、知りたいことや支援が必要なことがありましたら、お書きください。(自由記述)

  • ZOOM配信とリアルの併用でイベントを開催する場合の機器配置と接続方法(応用編)
  • 労務、税務
  • クラウドファンディングの方法について
  • イベント運営、マーケティング力
  • 人は、それぞれ得意分野が有り、その得意分野を生かして一緒に地域づくりが出来ると良いと思う。行政はどうしても縦割りになってしまうので、それを横串で繋ぐのが『地域』だと思います。団体を繋ぐ「プラザ」と個人を繋ぐ「社協」が連携しながら、区内のネットワークづくりに関わって下さると助かります。それは、目的別やエリア別など、様々な切り口が有るとは思いますが。出来る事が有れば、一緒に考えて行きたいです。
  • プレゼンテーションの技術
  • 区との共催で、分担金をもらっている以上、その他の助成は無理なのでしょうか。外国人からも参加費はもらっていますが、私達自身の教材準備や交通費が賄えません
  • クラウドファンディングの方法と成果
  • 組織内で検討中なので解決しない場合、相談も検討
  • SNSの使い方の基礎
  • 資産運用
  • クラウドファンディングの方法、人材、告知方法など
  • 税務
  • 現在のところ、財源確保、会員を増やしたい等、大きな課題です。今後、イベント(人権・権利に関する)開催時に、周知方法、クラウドファンディングの方法についてご教示ご指導いただけますと幸いです。
  • 会議開催の都度、このアンケートの原本となる冊子が欲しい!(又は会議開催中)、手交できない資料ならば閉会後に必ず返却場所を指定し、戻させるシステムを毎回やって欲しい。
  • クラウドファンディングで学校美術館運動を推進したい。(プリハードとは絵画用キャンバスに直接印刷画像処理した良質の世界の名画で、額装(?)全国の学校に学校美術館を設けることを推進して49年)
  • 高齢者の初心者にわかりやすいスマホの扱い方の手解き

あなたの活動から見える地域課題を教えてください。(自由記述)

  • 小さい子がいる、定期的に教室に通えないなど、日本語学習の機会が得られない人たちが多いのでは、という感触を持っている
  • コロナ禍の活動制限や施設閉鎖などで、乳幼児子育て世代が集まれない、孤立化してしまい、支援が得られず、様々なストレスが募っている
  • 介護者に対する支援 介護鬱、介護離職、経済的な負担 など介護に関わる 
  • 地域の子育て中の方々のつながりがあまりなく、孤独なりがち(幼児〜高校生)
  • 障害児の子育てしている家族が家庭内だけで見ている事で様々な問題を抱えている。
  • 預け先がない。時間、日数が少ない。受け入れてもらえないほどの重い障害がある。支えている家族が鬱になっている。卒業後に行く場所がない子もいて野放し状態もある。地域では支える方法が見つかってない。障害児に対応できるスキルや知識が地域にない。人数でいうとバラバラに聞いた話しで数にするなら調査が必要。
  • 孤立孤独を感じている人がいると思います
  • まだ、そこまでの規模ではないので。とりあえず、コロナのせいで停滞しています
  • 現在、活動されている方々は、何処も人材不足を言われていたり、これから何かしたいと思っている方も何処と繋がると良いのかと迷われている方も居ると思います。
  • また、自分から行動を起こすまではいかないが、何か自分に出来る事が有ればと思われている方も居ると思います。杉並区内には、力を持った方々が沢山います。然し、それぞれで活動されており繋がっていない勿体無さを感じています。実際に活動されている方々が、次世代へ繋げる仕組みも一緒に考えられると良いかもしれません。
  • 東京ホームタウンプロジェクトの様に、ホームタウン大学院のような、次のステップを学ぶ場や今後を考える場が有ると良いかもしれませんね。
  • 成年後見制度の普及率が低く(高齢者の7%程度の普及率)、後見人の報酬が100%本人負担となっているので、例えば、国が50%、本人50%の負担にすることが必要。
  • 一昨年外国人の日本語教育について、国は自治体に向けて通達をだしましたが、区のどこの部署が、受け取っているかも、わかりません。
  • 行政も区民も、防災、公園、教育などに比べて、文化保存、継承への熱意が薄いように感じます。
  • スタッフが集まらない
  • 高齢者向けの音楽活動で、高齢者施設へボランティアに行きますが、子供向けにもボランティアが出来たらよいと思っています。きっかけがなかなかありません。
  • 教育現場での校長先生の偏見が社会啓発活動の壁になっていること
  • 若年層の参加が少ない
  • 団体の設立とコロナ禍が重なり活動ができず、地域課題の把握に至っていない。設立時に課題ととらえていたのは、人の繋がりの希薄化と高齢者の一人暮らしが多いこと。
  • 実働人数が高齢者5〜6人といつもぎりぎりで最低限の活動をするのがやっとです。特に若い人との連携が難しく、ネットでうんぬん出来る人材がいません。いざ、IT支援してもらえるとなっても受け手になる人材がいません。諦めかけています。
  • 障害当事者団体の意識が希薄なため障害理解が進まない。
  • 支援の必要な移動困難者、居場所の確保の必要なこどもが居ます。
  • 地域の繋がりに希薄化、デジタルデバイド、高齢者を狙った振り込め詐欺
  • 地域からの作業依頼が少ない事
  • 集合住宅の増加に伴う、地域との繋がりの希薄化
  • ひきこもり支援を行政と連携してやりたい
  • 私たちの団体は、設立間もなく、事務所を持っていません。オンラインでほぼまかなえるものの、リアル打ち合わせの場所を確保できるとうれしいです。
  • 他の団体でも同様のところがあると思います。
  • 活動場所の確保 参加者を増やす
  • コロナ禍でコーラスの練習の場や発表の場が失われ、歌から遠ざからざるを得ない団が多数。団員が減ったり、団そのものの存続が危ぶまれるケースもある。連盟50周年が近く、もともと団員の高齢化と若いメンバーの獲得という課題があったが、それ以前の問題になってしまった。
  • 事業に携わるスタッフの不足。杉並区は広いので、住んでいる地域の近くで活動したいと思うと、全域にスタッフが欲しい。およそ3〜5名。
  • この地域・街に限ったことではありませんが、子どもたちの声を聴く、尊重する文化(?)に欠けを感じます。
  • この事は私からは伝えられません。事業を司る責任者がいるはずですから・・・。その御仁のみが知っています。
  • 毎年の晴乃美術フォーラム、秋の土曜(?)フォーラム秋の「落語の美術のコラボ」に対する動画募集
  • 新型コロナウイルスの影響でボランティアの方含め、地域との交流が(特にface to face)しづらい
  • 地域活動に若い人が関われない(日本社会が安い賃金で働かなければならないようになっているため)

すぎなみ協働プラザを利用したことがありますか。

「利用したことがある」とお答えの方は、利用された目的をお答えください。(複数選択)

すぎなみ協働プラザが行っているサービスの満足度について伺います。

※サービス内容説明                                                A)来所・メール・電話等の方法での相談                                       B)月に1度、NPO支援の制度・助成金、イベント案内等を配信するメールマガジン
C)区が設置するHPに、団体のWebサイトが無料で作成できるサービス                        D)協働プラザに併設している60㎡ほどの打ち合わせ等に利用できるスペース                       E)団体相互が顔の見える関係を築くため、話し合い、情報を共有するイベント                      F)NPOの運営や地域活動の活性化を後押しするスキルアップのための講座                         G)すぎなみ協働プラザが発行する杉並区のNPO情報紙                                 H)区と地域活動団体がお互いの立場を尊重し、役割を分担しながら地域の課題に取り組む協働提案制度の事前相談
I ) 寄附と区の財源をもとに、NPO法人等が行う地域の公益的な活動に対して助成金の交付に関しての相談及び受付

A)窓口相談

B)すぎメール

C)すぎなみ地域コム

D)交流コーナー

E)交流会

F)講座

G)すぎプラ通信(広報紙)

H)協働提案事業

I)杉並区NPO活動資金助成事業

すぎなみ協働プラザへの要望がありましたら、お聞かせください。

  • 労務、税務について相談できる人を紹介してほしい
  • 団体運営について話ができる団体代表者のコミュニティがあるといい
  • 若い人が参加できる企画を
  • 今後も是非、ご一緒に考えて行きたいです。
  • 地域連携、空き家情報
  • 大正琴を習って社会貢献したい方がいらっしゃいましたらご紹介下さい。
  • wave会議、ライブ配信、YouTubeによる情報配信のやり方を学びたいです。
  • 人が足りません。紹介していただきたいです。
  • 各種講座や情報提供が大変役に立っています。松ノ木地区での二層協議体の活動につきましてもご助言をお願いをすることができました際は・宜しく御願いします。
  • 当面なし
  • 人、団体を紹介してほしい。
  • 他団体の情報があるといいと思います。交流会はいいと思いますが、身構えないといけないのでナチュラルな関わりにハードルの高さを感じます。自然につながっていけるチャンスがあるとうれしいです。
  • 活動場所をどうしようか考え中.良い案があれば教えて欲しい。会場を借りる事も考えてますが、土地感がない為どこでやれば良いのか?
  • 当法人は、開設間もなく、情報、知識等全てにおいて理解できておりません。地域において様々な方、団体と共働して、良い街にしていきたいと考えております。交流会等へも時間があれば参加したいと考えております。ご指導下さい。
  • 講演会会場の事前予約ができれば望ましいのですが!!
  • 折角提供いただいている講座、研修の時間帯が合わない

杉並区の協働提案制度に申請する計画はありますか?

「はい」とお答えの方へ 差支えなければ、どのような事業をお考えでしょうか。

  • あくまで今のところです。協働提案に参加するための自己財源確保からです。
  • 他にもっと大事な事件をも進行中の為→23年前から連続で未解決案件あり
  • 現在は年間継続の事業として春、秋各4階のフォーラム、落語と美術のコラボ(9月ごろ)

助成金の申請をしない理由は何ですか(複数選択可)

その他を選ばれた方は理由をご記入ください。

  • 自分達の団体が該当するのかどうか、わからないことと、その申請書類を準備する人も時間もない
  • 少し間をあけてまた申請させていただきます
  • 支援団体は、まだ活動を始めたばかりなので。
  • NPOではない
  • そのような助成を受けてもあらゆる面で活動できる団体の体力が無い。
  • 今年度申請予定。
  • 対象外の団体
  • 申請したことがある
  • 助成金を今年度は受けている。
  • 助成金が団体活動の趣旨と会うかわからない
  • 開設まもなく初めての申請です。
  • 寄付金収入で運営しているため
  • 今年度「助成金」申請を行います。
  • 支援基金がいくら有り、いくら使われているのかもよく解らない為、問題提起の場合には云って欲しい。

すぎなみ地域コムに登録していますか。

上記設問①または②を選択した方にお聞きします。利用の仕方について該当するものはどれですか。(複数選択可)

上記設問③「すぎなみ地域コムを知っているが、団体登録・閲覧したことはない。」を選択した方にお聞きします。理由は何ですか。(複数選択可)

その他を選ばれた方は理由をご記入ください。

  • 今後、登録したいと思っている

阿佐谷地域区民センターのチラシラックへの配架ができます【すぎなみ協働プラザ登録団体限定】

チラシラックの場所。1階受付横にあります。
チラシラックのイメージ

【概要及び注意事項】

・場所 阿佐ヶ谷地域区民センター 1階受付横 すぎなみ協働プラザチラシラック
 ( 東京都杉並区阿佐谷1丁目1−1)
・貸出数 5カ所
・配架期間 希望日から3週間
・対象 すぎなみ協働プラザ登録団体

・ラックに入れるチラシ枚数(目安) 40枚程度(A4サイズの場合)
・1団体につき、同期間内で最大1枠
・複数団体での同内容のチラシの掲載は不可
・配架期間内に、同じ枠であれば複数種類のチラシに差し替え可能

すぎなみ協働プラザへのご登録についてはこちら

【チラシの内容について】

以下のすべてに該当するものが配架可能です。

・規格は最大A4サイズ
・プラザのハンコを押したチラシ
・プラザ登録団体が主催・共催するもの
・登録団体の実施する事業で、かつ営利目的でないものとする(収益事業は可)
・政治活動又は宗教活動を目的とした事業ではないこと
・その他、すぎなみ協働プラザスタッフが適切と判断したもの

【利用手順】

(1)希望利用日の1週間前までに、専用フォームに必要事項を入力してください
(2)すぎなみ協働プラザ内で日時の調整を行い、ご連絡致します。
(3)配架希望日までに、すぎなみ協働プラザにハンコを押しに来館ください。
(配架希望日を過ぎても可能ですが、配架期間は変更・延長はできません)
(4)配架期間になったら、自団体でチラシを配架してください。
(5)利用期間終了日に、チラシの回収をお願いいたします。

※配架と回収は、阿佐谷地域区民センターの開館時間中に行ってください。
※配架期間を過ぎたチラシは廃棄させていただきます。自団体での回収をお願いいたします。

交流会&3分プレゼン 開催レポート

すぎなみ協働プラザで、2022年3月11日(金)に交流会&3分プレゼンを開催しました。

30名の地域活動をしている団体や企業にお集まりいただき開催しました。

アイスブレイクでは、PRシートを使って自分たちの団体や自分の関心毎などを伝えて自己紹介。久しぶりのリアル開催にも拘らず、盛り上がって中々時間では終われないほどでした。

メインの内容である3分プレゼンは、9団体の方に「地域団体のみなさんへ!私たちができること・共に挑戦したいこと」をテーマにお話しいただきました!

登壇した団体さんの動画はこちら!

ともちゃんプロジェクト
NPO法人 DANKAIプロジェクト
杉並まちづくり交流協会
LTC友の会
NPO法人 竹箒の会
一般社団法人地域防災コーディネーター育成機構
NPO法人 グローイングピープルズウィル
NPO法人 SIGN
株式会社ジェイアール東日本都市開発

参加者した方からは、「4半期に一回くらいの割合でやってもいいと思います。」
「直接出会う場は貴重ですね。その先は自分でアクションする必要があります。」
「区でさまざまな活動団体があることを知りとても参考になりました。ありがとう
ございました。」という嬉しい声を頂く一方、フリートーク(自由離席、自由移動
でトークテーマ無し)は難しい、プレゼン時間の短さについてご意見を頂きました。

防災、子育て、障がい、まちづくり、地域センター協議会や不動産企業など
幅広い分野の団体の方にご参加いただきました。分野の垣根を超えて繋がることで
新たな解決策が見つけられる機会として、今後も開催していきます!

※1月の実施が延期になり、3月13日に開催をいたしました。1月参加予定の方等で参加が埋まってしまい、全体周知を行なわずに開催させていただきました。ご案内を待っていた方、申し訳ございませんでした。

イントロカフェオンライン ~若者支援を知る~ 開催レポート③

③若者の”やってみたい”を応援する ~狭山市×高校生 yumeプロジェクトの事例等から~

イントロカフェは様々なテーマの話を聞き、社会課題や地域活動を知るキッカケの場。スピーカーを招いて、話を聞いたり参加者も含めて話ができる企画です。

11月に3回開催のイントロカフェオンライン、

第3回目は「若者の“やってみたい”を応援する~狭山市×高校生yumeプロジェクトの事例等から~ をテーマにアクトインディ株式会社 新規事業開発部の石川大晃さん、yumeプロジェクトに参加している高校生の代表で池上彩音さん、インターン生の居橋勇祐さんとリレー形式で3人からお話を伺いました。

まず石川さんからは「yumeプロジェクト」の活動について。狭山市の今後の地域人材の育成を目標に、狭山市社会福祉協議会と共に立ち上げたプロジェクトで、高校生の「やってみたい!」と考えたことを、地域の人と共に、実践しています。

現在動いているプロジェクトは4つ。

ひとつ目はこのプロジェクトの立ち上げのきっかけとなった「椅子づくりプロジェクト」。狭山在住の高校生が公園のベンチが腐っていることに気づき、何とかしたいという思いから始まりました。地域の方にお手伝いいただきながら、高校生が新しいベンチの作成をしています。

そのほか、狭山市を舞台にショートフィルムをつくる「映画づくり」、狭山市内の自然を高校生同士で楽しむ「アウトドア部」、狭山市内の高校生同士で様々なゲームを楽しむ「ゲーム部」の活動をされています。

続いてゲーム部の池上彩音さんからは、他校との交流を目的にしたゲームイベントの企画の様子などを伝えてくれました。池上さんの他にゲーム部からは3つの高校から17名が参加してくれ、ブレイクアウトセッション(小人数グループトーク)時にはゲーム部に入ったきっかけや活動の様子をいきいきとお話をしてくれました。

次にお話をしていただいたのは、杉並区でも地域活動をしている大学生インターンの居橋勇裕さん。小学3年生から杉並区に住み、虫や科学への好奇心から、子ども向けの科学実験などをしている、任意団体サイエンスホッパーズに参加。自分の興味関心のあるものから地域にいる大人たちと繋がって育ってきたとのこと。今後は杉並区でも子どもたち向けに活動をしていきたいと語ってくださりました。

再び石川さんからyumeプロジェクトに参加している学生からのアンケートを共有してくださりました。

自分たちの「やってみたい!」という気持ちが地域活動を始めるキッカケになったと、多くの学生が答えており、その結果から、プロジェクトを大人が準備するのではなく、学生の関心事を聞いて何をやるのか決めていくことが、若い世代の地域活動への参加へ繋がっていくのではないかとお話しされていました。

スピーカーからのお話を聞いた後は、石川さんや学生の皆さんを交えて質問や、感想などを話し合い、シェアをしてイントロカフェは終了しました。

【参加者からの声】

・実際活動している高校生の声を聴くことができ、とても参考になりました。また杉並区在住の居橋さんの話しは共感するものばかりで、ぜひコラボして杉並区内の子どもたちの経験・体験づくりの機会を創出したいと思います!

・高校生の地域活動への参加導入部で、まずは高校生の興味関心を聞くことというお話しは参考になりました。地域活動をしつつ、ボランティア参加の若い世代のやりたい事を応援できると考えると、活動が二度おいしい感じですね。良い気づきをありがとうございます。

・学生の力をたくさんいただきました。

などの感想をいただきました。

地域活動がより身近になって、若者の居場所も大人の居場所もより広がっていくように、みなさんの「やってみたい!」アイデアや気持ちがあればぜひすぎなみ協働プラザへお越しください!

イントロカフェオンライン ~若者支援を知る~ 開催レポート②

②安心できる居場所がない! ~女性支援の現場から~

イントロカフェは様々なテーマの話を聞き、社会課題や地域活動を知るキッカケの場。スピーカーを招いて、話を聞いたり参加者も含めて話ができる企画です。

11月に3回開催のイントロカフェオンライン、

第2回目は「安心できる居場所がない!~女性支援の現場から~」をテーマに、NPO法人BONDプロジェクト代表の橘ジュンさんにお話を伺いました。

橘さんは、2006年、街頭の女の子の声を伝えるフリーマガジン「VOICES」を創刊。これまで少女たちを中心に3,000人以上に声をかけ、聞いて、伝え続けてきました。2009年、10代20代の生きづらさを抱える女の子を支えるNPO法人BONDプロジェクトを設立。行き場所がなく困っている女の子のために街頭パトロールや自主的に保護するなど、虐待、家出、貧困など様々な困難を一人で抱えてしまう女の子に寄り添う活動を行っています。
当初のスタッフは3人でしたが、今では30人ほどに増え、「動く相談窓口」として、出会いを求め、全国各地を飛び回っています。

【活動のモットー】

聴く  ありのままの声を聴き表現できる場を作る
    (LINE相談、メール相談、電話相談、面談、オンライン面談、
     出張面談、ネットパトロール、街頭パトロール、アンケート)

伝える 女の子の声を知ってもらう
    (フリーマガジン「VOICES」発行、講演会・啓発活動、
     渋谷のラジオパーソナリティー「渋谷の漂流少女たち」)

繋げる 一人一人に見合った支援、大人に繋ぐ
    (弁護士と連携し、他専門機関へ繋ぐ、
     一時保護、同行支援、
     中長期保護、自立生活支援)

【令和2年度の相談件数】

LINE(アクセス件数):46,397・(対応件数):19,308、
メール:10,133、電話:1,331、面談:1,276、保護:988、同行支援:55

学校に行けない、仕事をしたくてもできない状況での相談が多く、LINEでは対応件数がアクセス件数の半分にも満たない状況だったので、対応時間を増やして取り組んでいます。
家で虐待を受けている、学校では家のことを話せないなど行き場がない、公的支援に繋がれない、未成年、身分証がない、お金がない、働けるところがない、公的機関の情報を知らない少女たちは、状況を変えたいと思っても家出しか方法が思いつかず、街を彷徨ったりSNSを利用して居場所を求めたりしています。
そんな行く場所がない少女たちのために「ボンドのイエ」というシェルターをつくり、安心できる生活、生活習慣の獲得、心のケア、つながりを増やす、自立へのサポートを提供して、自分の足で立つ力を後押しています。

実際の事例で、「トー横キッズ」の話もしていただきました。
「トー横キッズ」とは、新宿歌舞伎町にある新宿東宝ビルの周辺に集まる13歳~20歳くらいの少年少女たちのことです。様々な理由で居場所を求める若者が、そこに行けば自分と同じ境遇の子に会えると、SNSを通して全国から集まっています。
そこには子どもたちを狙う大人もいて、売春のあっせん、性被害、誘拐されて軟禁、知り合った者同士が自殺するなどの事件も発生しています。警察も取り締まってはいるのですが、それでも、トー横しか居場所がないという子どもたちが集まってきます。
橘さんは、トー横キッズの少女の一人と繋がり、SNSで毎日のように連絡を取っているそうです。その少女が、「からだ目的以外の人はみんなただ通り過ぎるだけだ、誰も自分たちのことを気にして話しかけてくれない」と言ったそうです。少女の孤独、社会への絶望感を感じ、これからもどうにか関係性を作って安心できる場所を提供していきたいとお話していました。

後半は、橘さんを交えてグループトークを行いました。

同じ世代の子どもを持つ親、地域活動を行っている方、中高校生向けに居場所づくりを行っている方、高齢者分野で働いている方など、それぞれの視点で、何ができるのか話し合いました。

BONDプロジェクトさんの活動を通じて、今起きている若者の現状の一面を学ぶことができました。

【参加者の皆さまの声】

・アウトリーチの重要性はもちろん、聴くことと信頼関係の構築の大切さを感じること ができた。
・テレビなどでBONDプロジェクトさんの活動を見て居場所づくりについて興味があった。目に見えるいつでも出入り自由な場が地域のあちらこちらに必要なのかな?と思った。
・今の現実をもっと多くの人に知ってもらえたら社会は変わっていくのか、共感や助けたいと思う人も多く出てくると思う。一方で騙したり、上手く利用しようと思う人も出てくるかもしれない。また、行政にはどこにいても誰もが同じ支援を受けられるようにすることは急務だと感じた。
・橘さんの「社会のセーフティネットで救えない若者を支援する活動」がテレビで紹介されていたのを見たことがある。今回、直接お話しを聞いて、より関心が深まった。

BONDプロジェクトさんのHPはこちら
https://bondproject.jp/

すぎなみ協働プラザでは、『あなたの「気になる」をちょっと身近に』をキーワードに、ニュースやSNSで流れてくる社会課題や地域課題で皆さんと共に関心を深めてみる、「気になる」を「知識」に変えてみようというチャレンジの場「イントロカフェ」を開催しています。

次回もお楽しみに!