コロナ禍での第15回おさらい会

令和4年12月10日土曜日午後1時30分より杉並区の永福和泉地域区民センターにておさらい会を開催しました。昨年に続きコロナ禍ではあるものの、政府の行動制限は無く、感染者数は激しく多い中旅行支援をしているくらいですから、いままで通りの感染予防対策をして、お客様にどれくらいお声がけをしたら良いのか悩みながらもお客様の席が窮屈にならないようにして、会場作りを致しました。

内輪の話ではありますが、今までリーダーに挨拶、進行、スピーチ、曲出し等全てを任せっきりで何年も続けていましたが、今年は分業制?で臨んだため、皆初めての経験が多く、戸惑いながらも進めて参りました。毎年来て頂くお客様にはあれ?っと思われた事と思います。流れるように会が進む訳もなく、多分前代未聞のおさらい会?となってしまいましたが、会が終わってお客様の送り出しの際、「楽しかった」との声を頂き、ホッと致しました。

コロナ前にはお客様に歌って頂く曲を何曲か用意しておりましたが、今年も辛抱して頂き、曲の鑑賞に専念していただきました。ウクライナ侵攻で苦しんでいる方々がいる中、このような機会を普通に楽しめることに心から感謝し、1年のお稽古の成果発表の場を持てたこと、お客様に楽しんで頂けた事を経験値として積み上げ、また来年に向けてメンバー全員頑張りたいと思います。

演奏順に演奏曲をこちらに添付致します。

オープニング曲として 亜麻色の髪の乙女 2クラス合同で演奏しました。
上を向いて歩こう 
個人の課題曲にサポートが入って演奏。
残念ながら演奏予定者病欠のためサポートのみで演奏しました。
ドレミの歌 
まだ入会してから間がない会員にサポートをつけて演奏しました。
頑張りました!大健闘です。
星の界 奏者はウクライナ侵攻で苦しんでいる方への祈りを込めてこの曲を選曲したという事です。
童神 NHK朝ドラちゅらさんの挿入歌です
オリーブの首飾り 奏者は前日にドクターストップがかかり、サポートだけで急遽一生懸命弾きました。
異邦人 主旋律は普段ソプラノが担当しますが、今回はアルトが主旋律を担当し、
ソプラノがオブリガードに回りました。
酒よ 大正琴の憂いのある音色に演歌がとても良く似合います。
踊子 主旋律をソプラノより音域が低いアルトで奏で、オブリガードをソプラノで演奏しました。
二つのギター ウクレレとギターのグループ、スマイルムーンさんに第二部に入る前に友情出演で演奏して頂きました。
海  第1・3週火曜日にお稽古されているグループの合奏です。
荒城の月 大正琴で奏でる代表的な曲、1・3クラスのグループの合奏です。
悲しい酒 1・3クラス、2・4クラス合同での合奏です。
女のみち 1・3クラス、2・4クラス合同での合奏です。
ブランデーグラス 第2・4火曜日に稽古をされているグループの合奏です。
君恋し 今年の琴伝流東京大会で演奏した1曲です。
銀座カンカン娘 最後に客席からリクエストがあり、ソプラノとアルトのみで演奏しました。

次回は令和5年2月19日、日曜日に永福町の区民センター祭りで演奏予定です。それに向けてまた練習を頑張ります。

コロナ禍での演奏活動8

ハミングバードは琴伝流という流派の大正琴のアンサンブルグループですが、令和4年10月18日、江戸川区総合文化センターにて、初めて琴伝流第36回東京大会に出場しました。

地域で活動している小さなグループですから大会という名のイベントに参加する条件をクリアすることが難しく、過去に数回参加したことはありましたが、他のグループに部分参加させて頂き大舞台で演奏したということはあります。

今回はコロナで各地から錚々たるグループが参加出来なかったという、最早コロナの恩恵?に預かりハミングだけで舞台に立つことが出来ました。

この舞台で演奏する1曲僅か4分弱の為に練習に励みました。夏場は39度という異常な暑さの中でさえお稽古場に集まり練習しました。

さて、当日は、、、ちゃんとMCさんがいらっしゃり(普段は自分たちでグループ紹介・曲紹介をします)マスクを取り久しぶりのメイク姿にスポットライトが演奏直前にパァっと当たります。大ホールで演奏するのは非日常でとても緊張するものです。いつもの練習通りに、、といってもそうは上手くいきません。専門のメンタルトレーニングを受けているわけでもありません。

1曲の中でドラマがありました。それはこのグループだけが分かるドラマです。裏チャンネルで、演奏中の各奏者の思っている事を言葉にしたらかなりウケると思います(笑)

杉並区で「最高の指導者」ではなく、「最高齢の指導者」の下で練習を続け、更なる演奏の機会がありますようまた頑張ります。

 演奏曲目 君恋し

コロナ禍での演奏活動7

オミクロン株の脅威に怯えながらも、諸外国ではマスク着用が解除されて来ました。GWは遂にコロナによる制限なしで帰省をしたり、家族旅行をしたりと、それぞれに楽しんだようです。私個人としてはあの人混みを見たら足がすくんで早く家に帰ろうと思うGWでした。もう一つ特記事項は、ロシアのウクライナ侵攻です。2月下旬から始まり数日で終わると予測されていたのに、侵攻は今も続いています。ただ只管1日も早く戦争が終わることを祈るばかりです。

前置きが長くなりましたが、慎ましくもお稽古を続け10ヶ月ぶりに練習記録としての動画を作成致しました。1曲1曲演奏できる曲目を増やしてまたボランティア活動ができる時の為に練習をしていきたいと思います。

亜麻色の髪の乙女

2022年がスタートしました

昨年は演奏活動が見える形でなかなか出来ず、苦しい一年でした。練習記録という形でYoutubeに6曲アップし、緊張感を持って演奏する機会を持ちました。年末に向かい暫し感染者数が落ち着いていたという、大変にラッキーな時期におさらい会を開催し、また本来の目的のボランティア活動を1回だけ行うことが出来ました。

それもこれも、普段の練習場所になっている杉並区の施設が感染者が5000人/日 を超えても閉鎖にならなかったという、利用者にとってはラッキーなことがありました。そしてラッキーにラッキーが重なりメンバー全員元気に乗り切りました。

さて、まだ1月に入り何日も経っていないのですが、オミクロン株が急激に広まっているようで、第6波が東京に押し寄せて来るのも時間の問題のようです。インターネットの発達でオンラインでかなりのことが出来るようにもなりましたが、やはり皆が顔を合わせて、ああでも無い、こうでも無いとアンサンブルを作り上げていくことを目標にして今年もお稽古をしていきます。

 

今年のお稽古始めは個人レッスンの方を除き、1月11日からとなります。日頃の感染予防対策を怠らず頑張ります。

コロナ禍での活動その6

12月22日、区内の介護施設でクリスマス会として大正琴のコンサートのボランティアをしてきました。ボランティアは2020年の2月以来コロナで完全にストップしてしまいました。演奏者の人数制限や感染防止対策等、今までになかった形で行いましたが、コロナ禍で悶々とお稽古を続けていたことがこのような形になりとても感謝しています。

プライベートな場所なので残念ながらこのコンサートの模様を写真やビデオでお知らせは出来ないのですが、演奏曲目だけでもお知らせしたいと思います。

クリスマス会 曲目

トロイカ

北国の春

月がとっても青いから

いつでも夢を

聖しこの夜

ジングルベル

ホワイトクリスマス

集まった利用者の皆様は感染予防対策で曲に合わせて歌うことが出来ませんでしたが、椅子に座りながらも体が曲に合わせて左右に揺れるのをこちらからも拝見出来て、ほんの短い時間ではありましたが、少しでも楽しい時間を過ごしていただけたのではないかと胸をなで下ろしております。

来年は既にコロナの次の波がやって来ると予想されていて、決して明るくはないですが、元のようにボランティア活動が出来る日を願いながら日々の練習を積み重ねるのみ。お声を掛けて頂いた介護施設の方に感謝です。