区民センター祭りで演奏してきました

演奏中に琴が、、、、

申し込みの抽選で当選し、今年は4曲用意してセンター祭りに挑みました。メンバーと相談し衣装は黄色で揃えました。

前のグループの演奏中に廊下で待ちます。お子さんを含む和太鼓の軽快なリズムが会場から轟き、どうやら客席は立ち見を含め満席の様子。太鼓の演奏が終わったら自分の演奏前に舞台の設置、アンプのセットがありますから順序よく演奏に入れるようにイメトレしながら、そして太鼓も会場で見たいなと思いながらもひたすら待ちます。

太鼓が終わり、私たちの舞台セットをする頃には太鼓のお客様はスーッと客席を離れ、ちょっとガランとする会場にポツポツとお客様が座って下さいました。気にはなるけど時間内に舞台設置をすることに必死。スタッフの皆様にお手伝い頂きなんとか準備が出来ました。

演奏曲目 早春賦 芭蕉布 大阪しぐれ 黒ネコのタンゴ

ハンドマイクを使い曲目紹介をしながら、曲のキュー出しをして演奏に入ります。緊張のせいでマイクをオンにしないで話し始めたり、皆の準備を確認せずにキュー出ししたりと、今までやった数々のミスを頭に描き、そうならないように演奏を進めていたら、ハプニングというものは本当に本番に起きるもので、防ぎようのないことが起きました。

なんと、演奏中に大正琴が壊れた!演奏中に弦が切れるというのはあることなのですが、そうではないんです。特定の音を出すことが出来ない、それも重要な音。これはどうすることも出来ません。演奏は始まってしまいました。なんとか最後まで完奏することに集中する事しか出来ません。

壊れてしまった琴を弾いたメンバーの動揺は大変なものだったと思います。というわけで今回は動画のアップは残念ですが致しません。これも経験。経験値を増やしていくしかないのですね。でも最後の曲を弾く頃には会場は適度にお客様が座って下さっていました。せっかく私達のために時間をとって下さったお客様には申し訳なかったと思います。来て下さったお客様、応援ありがとうございました。

演奏が終われば、皆笑顔です。演奏後打ち上げランチで泣いて笑って次に向かって頑張ろうと言える仲間がいることは最高に幸せなことだと思います。そしてもっと多くの方に大正琴を一緒に弾く楽しさを経験してもらえたらいいなぁと思うのです。

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