天沼サロンで演奏してきました

昨年からお世話になっている天沼サロンさんで予定通り3月26日に演奏を事故もなく演奏が出来たことに感謝しています。

当日のお天気は豪雨。春雷と言えば詩的ですが機材の移動、人間の移動には細心の注意を払い、又、演奏会場が昨年の場所とは違い設営もドキドキしながら皆で行いました。出来たばかりの建物館内は大変美しかったです。いつも杉並区の一番端にいますのでやはり阿佐ヶ谷・荻窪・天沼地区は活気があって素敵ですね。

予定通りのタイムスケジュールで会が始まり、最初に6曲をメンバーの司会進行で聴いて頂き休憩を挟み、会場の皆様にご参加頂き5曲程大正琴の伴奏で歌って頂きました。最後に2曲はまた聴いて頂き会を締めました。今回はアンコールを頂き(アンコールが入った時の曲)を弾き、更にもう1曲、この時期に相応しい早春賦を演奏致しました。

上手く説明できるか分かりませんが、今回お邪魔した場所は複合施設になっていて、特養や一地域交流スペース、さらにはクリニックや訪問看護ステーションなどもあります。こんな素晴らしい施設が地元にあったらなんて心強いことでしょう。もしこの文章を区政に携る方が読んで下さっていたら是非永福にも作って欲しいと思います。宜しくお願い致します。

豪雨の中、ご来場下さったお客様、ご協力下さったサロンのスタッフの皆様、交流スペースのスタッフの皆様のお陰様で私たちも有意義な時を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。

そして、この演奏会を聴いて頂き、又はこの投稿を読んでみて私もやってみようかな?と思われた方、是非ご一緒しましょう。この楽器の楽譜のすごいところは数字譜です。それってなに?と思われると思いますが、普通の楽譜の理論を易しく分かるように簡略化されていて、さらに数字で表しています。そして実戦的にすぐ弾けるように作られているところが凄いんです。もちろん普通の楽譜が読める方は「へえ〜そうなんだぁ」と思われるし、逆に数字譜が読めるようになると普通の楽譜も読めるようになります。ですから音楽に入る入り口としてとてもおすすめなのです。楽器そのものは単純な作りです、左手で音階のボタンを押して右手でピックを持って弦を弾く、それだけです。ピック一振りで一音しか出ませんので、一人で和音を作れません。そこで仲間が必要になります。音域の異なる琴をを四つ合わせて合奏ができるようになります。それがアンサンブルになって曲に深みが生まれます。百聞は一見にしかず、ちょっとでもご興味が沸いたらご一緒しましょう。きっとズキズキ、ワクワク(あれ?どっかで言ってたか)してくると思います。

区民センター祭りで演奏してきました

演奏中に琴が、、、、

申し込みの抽選で当選し、今年は4曲用意してセンター祭りに挑みました。メンバーと相談し衣装は黄色で揃えました。

前のグループの演奏中に廊下で待ちます。お子さんを含む和太鼓の軽快なリズムが会場から轟き、どうやら客席は立ち見を含め満席の様子。太鼓の演奏が終わったら自分の演奏前に舞台の設置、アンプのセットがありますから順序よく演奏に入れるようにイメトレしながら、そして太鼓も会場で見たいなと思いながらもひたすら待ちます。

太鼓が終わり、私たちの舞台セットをする頃には太鼓のお客様はスーッと客席を離れ、ちょっとガランとする会場にポツポツとお客様が座って下さいました。気にはなるけど時間内に舞台設置をすることに必死。スタッフの皆様にお手伝い頂きなんとか準備が出来ました。

演奏曲目 早春賦 芭蕉布 大阪しぐれ 黒ネコのタンゴ

ハンドマイクを使い曲目紹介をしながら、曲のキュー出しをして演奏に入ります。緊張のせいでマイクをオンにしないで話し始めたり、皆の準備を確認せずにキュー出ししたりと、今までやった数々のミスを頭に描き、そうならないように演奏を進めていたら、ハプニングというものは本当に本番に起きるもので、防ぎようのないことが起きました。

なんと、演奏中に大正琴が壊れた!演奏中に弦が切れるというのはあることなのですが、そうではないんです。特定の音を出すことが出来ない、それも重要な音。これはどうすることも出来ません。演奏は始まってしまいました。なんとか最後まで完奏することに集中する事しか出来ません。

壊れてしまった琴を弾いたメンバーの動揺は大変なものだったと思います。というわけで今回は動画のアップは残念ですが致しません。これも経験。経験値を増やしていくしかないのですね。でも最後の曲を弾く頃には会場は適度にお客様が座って下さっていました。せっかく私達のために時間をとって下さったお客様には申し訳なかったと思います。来て下さったお客様、応援ありがとうございました。

演奏が終われば、皆笑顔です。演奏後打ち上げランチで泣いて笑って次に向かって頑張ろうと言える仲間がいることは最高に幸せなことだと思います。そしてもっと多くの方に大正琴を一緒に弾く楽しさを経験してもらえたらいいなぁと思うのです。

八代亜紀さんの歌、舟唄

 2024年はお正月からショッキングなニュースが重なり、お正月気分は元旦の夕方から吹っ飛んでしまいました。能登地方は昨年海外からお客様がいらした時にサイドトリップとして一緒に行く予定で色々調べていましたので、ニュースで能登各地の被害状況を見ると本当に胸が痛くなります。被災された方々が一日も早くが普通の生活に戻れることを祈っています。

  八代亜紀さんが亡くなられたというニュースも飛び込んできました。大正琴の世界は楽器が放つ音色の特性から演歌や哀愁を帯びた曲がよく合います。ハミングでも八代さんの曲に挑戦したことがあります。その中でも究極に難しかったのが舟唄でした。多分今まで色々な曲に挑戦した中でも5本の指に入る思い出の(練習が大変だった)曲です。練習してもしても上手くはなりませんでしたけど。

かなり頑張ったつもりでも動画で見るとがっかりしますが、それでもその時に一生懸命練習した証としてその動画をアップしようと思い立ちました。

特に八代亜紀さんの大ファンだったわけではないのですが、この歌は八代さんとセットで多くの方の心に残っていく歌、名曲だと思います。

第十六回おさらい会が開催されました

皆様にお知らせしていた第十六回おさらい会が冬とは思えないポカポカ陽気の晴天の下、12月9日、永福和泉地域区民センターにて無事に行われました。お越し頂いた皆様本当にありがとうございました。そして今回はお越し頂けなかった皆様、どうぞまた来年に繋げていきたいと思いますので、足を運んで下さることを楽しみにしております。

おさらい会の模様につきましては、Youtubeのハミングバードのチャンネルにアップ致しましたので、どうぞご覧ください。

コロナで2020年は断念、21年、22年と小さく小さく宣伝もせずに1年の練習の成果の発表の場として細やかながら開催致しました。今年2023年はコロナでの制限をする事なくお声がけをさせて頂き多くの方にお集まり頂きました。

相変わらず内容は途中途中ずっこけながらもなんとかプログラムに従って進めていき、友情出演に助けられ、全ての曲を弾ききりました。

三部構成で、第一部は個人が練習した曲を仲間にバックアップしてもらって演奏、第二部は友情出演で、ハミングの会員となっているRossの歌(あなたのすべてを)の披露と、ウクレレ+ギターのバンド、スマイルムーンさんに アンサンブルをお願い致しました。曲目は 海の見える街、ワルツピカピカ、涙のトッカータ です。その後は、会場のお客様に主役になって頂き、歌詞を配り5曲程歌って頂きました。皆様の声が聞こえてくると、演奏する方はテンションが上がるものであっという間のひと時でした。さらに第三部ではクラス別、合同クラスで合奏曲を5曲聴いて頂きました。

おさらい会が終わり、お客様をお見送りする際に殆どの方が笑顔でお帰りになられたので大変ホッと致しました。

今年は歌が入ったので、ワイアレスマイクと琴のアンプの相性等心配なことがありましたが、全く問題なく使えたので安心しました。こちらに書くことが出来ないようなハプニングも起きつつ、会は進行していきました。はい、反省点もたくさん上がって来ました。でもやってみないと分からないことがありますよね。一つ一つ経験値を増やして次の演奏に役立てて参ります。

第36回琴伝流コンサートin東京の模様(番外編)

随分昔のことのような気がするものの、琴伝流本部から数日前に2023年、7月に開催された第36回琴伝流コンサートin 東京の演奏模様が公開されました。

ハミングから1名、ピースマイルというグループに参加し演奏しましたので、本ページにアップする次第です。

琴伝流ではお免状を取ると様々な演奏機会が用意されています。地区大会、県大会と続き、コンサートが年1回2カ所で行われます。今年は東京と岡山でした。個人ではなかなか出来ない、音響の素晴らしい大きなホールで普段のお稽古の成果を発表する場をもらえる訳です。コンサートに限っては有料チケットを購入して鑑賞する形です。全国からオーディションで選ばれたグループが集結しますので、会場の雰囲気は他とちょっと違います。東京は江戸川区総合文化センターで開催されました。

大正琴に携わってよかったなと思うことは、好きな音楽(ジャンルはともかく)を通して同じように好きな仲間と合奏が出来ることです。今まで他の弦楽器も弾いて来ましたが、大正琴の大きさや、弾きやすさ、ピックアップが最初から付いている利便性を考えると年を取っても(もう取っていますが)かなり長期間楽しめる楽器だなぁとつくづく思います。