【報告】アンネのバラ 真夏の作業

8月20日8時集合。
こんなに早い時間でも、すでに暑さを感じました。
集まったメンバーは9名。
30分ごとに休憩して水分補給を行いながら、約2時間半の作業を終えた時は、全員汗だくです。
夏の作業は大変です。

作業内容は、まずは雑草取り。取っても取ってもすぐに生い茂る雑草。特にA,B花壇はあっという間に増えるので雑草との格闘は終わりがありません。そして雑草取りと並行して「肥料やり」と「夏季選定」を行いました。技術指導のkさんに教えていただいた作業の方法やコツを、参考までにご紹介したいと思います。

1 肥料やり
●「バラの肥料」(市販のもの)を大株に3握り、中株に2握り、小株に1握りを株周り20〜30cmにまきます。
●肥料をスコップで軽く土の中に耕すように入れ込みます。耕すことによって、土に酸素を入れます。
2 夏季剪定
夏季剪定の目的は、秋に一斉に花を咲かせるためです。
●花壇XY(体育館側)と花壇DE(校門外)は、ABCに比べて、日照時間が少ないので、早めに剪定します。
【剪定のコツ】
●高さは、上から1/3ぐらい剪定する。
●すべての枝に鋏を入れる。
●樹形を整える。
●枯れた枝や短い細い枝は元から除去。蕾も取ってください。

【報告】アンネのバラ 春の一般公開 2023

【5月6日(土)】
晴れでしたが大風で花弁がたくさん飛びました。それでも4日間の公開のうち貴重な晴天という予報を頼りに、大勢の来場がありました。家族連れやお友達同士、ワンちゃんを抱っこしてと多彩な顔触れ。嬉しかったのは福祉施設の車が次から次と訪れ、たくさんのお年寄りが介助の方々とともにバラを楽しんでくださったことです。また、サポーターズ有志がアンネのバラ栽培に協力している高井戸清掃工場の職員も数名で来訪。5年前に工場に移植してから初めてのことでした。アンネのバラを所有する施設や学校同士のつながりがさらに広がり、強まることを願います。
来場者数:272名(うち、区内212、区外60、卒業生21) お手伝い:生徒11 大人16

【5月7日(日)】
予報通りの雨(涙)。午前中は小雨でしたが午後3時終了時には大雨でした。生徒たちは1時に帰宅してもらいました。雨の中、最後までいて下さった皆様はお疲れ様でした。来場者が少ない日は逆にチャンスだと考え、生徒たちに交代で「展示室ガイド」の練習をしてもらいました。花壇見学用に作ったガイド原稿を参考に、生徒自身の知識も加えて展示コーナーにあるたくさんの写真をお客さんに説明する練習です。難しいところは鳥生が手助けしましたが、みんな上手にできます。写真のキャプションがもう少し多ければ、生徒だけでも十分に解説できることが分かりました。「展示室用の原稿も作りましょうよ」と3年生女子が提案してくれました。いいね!!ますます「みんなのアンネのバラ」になりますね。 
来場者:122名(うち区内117、区外5、卒業生12) お手伝い:生徒8、大人15

【5月8日(月)】
朝は小雨で体育館入り口に受付設置。しおれてしまった花ガラや地面に落ちた花弁をお手伝いの皆さんがきれいに取り除いてくれました。今年は開花が早かったので、公開時に花が残っているか心配でしたが、花ガラを摘み取ったあともまだ満開と言えるぐらい十分きれいで、胸をなでおろしました。30分くらいで雨も上がったので、受付やアンケート記入のテーブルを外に運び出しました。サポーターズのメンバーが少なかったので、初めて参加されたPTAの皆さんは慣れない受付や来場者への対応で大変だったと思います。有難うございました。
来場者:41名(うち、区内35、区外6,卒業生3) お手伝い:大人11

【5月9日(火)】
終了日。今回一番のピカピカの晴天でした。半日だけの開催なのに123名のお客様。受付もひっきりなし。サポーターズの友人や知り合いも数多く来場。久しぶりの出会いも多く、あちらこちらで談笑の輪が広がりました。まさに「バラが人をつなぐ」です。以前株分けしたアンネのバラを一生懸命育て、毎年素敵なクリスマスカードを送ってくださる大泉ぺテル教会の皆さんも来られ、花の育て方についても熱心に質問されました。鳥生では説明できないこともあり、技術指導の川池さんがいればなあ(今回は骨折でお休み)と天を仰ぎました。これまで株分けした学校がたくさんありますが、そのバラが今どんな状態か知りたいです。寄贈だけで終わらせず、ぺテル教会のように交流を続け助け合う関係を作れるとよいと思いました。他にも、保育園の大勢の園児が先生の引率で、介護施設のお年寄りが車で、清掃工場の前回とは別の職員が4名等々、コロナの収束(完全ではないが)に伴い、バラ公開は賑やかさを取り戻しました。嬉しいです。
来場者:123名(うち、区内109、区外14、卒業生4) お手伝い:大人11

【5月10日(水)】
おまけ。公開日は終わりましたが、高井戸地域区民センター運営協議会から学校に依頼があり、「高井戸清掃工場と高井戸中学校のアンネのバラ・ツアー」に申し込んだ約50名の区民が、2回に分けてアンネのバラを観に訪れました。旗を持った職員を先頭に、第1陣は09:20、第2陣は工場見学を終えた後の11:20に来られました。両方とも20数名の団体なので、さらにそれを2班に分け交代で、花の説明と高中とアンネのバラの関係や歴史などをお話しし、展示室も静かに(授業中なので)見てもらいました。

以上、5日間で約600名の来場者を迎え、春の公開は終了しました。
受付や案内や清掃や片付けや、皆さんのご尽力のおかげでスムーズに、事故もトラブルもなく終わることができ、心から感謝申し上げます。
アンケートにはたくさんの感想が書かれていました。整理の上、いずれ皆さまにもそれらの感想の一端をご紹介したいと思います。 

【報告】アンネのバラ講習会

4月23日(日)アンネのバラ講習会を行いました。


サポーターズ、PTA、高井戸清掃工場アンネ・ロザリアンの会のボランティアの方々も含め、参加者は22名と大盛況でした。

前半は講師の川池さんによるパワーポイントを使っての説明。
アンネのバラの特徴から始まり、花柄摘み・剪定・シュートの処理・施肥等々、年間の作業の流れとそれぞれのポイントが画像でわかりやすくまとめられ、さらに病気や害虫の種類、対策なども伝授。

後半は、サポーターズ代表の鳥生さんが、展示コーナーの写真を見ながら「高中アンネのバラ」の歴史をご紹介してくださいました。

続いて外の花壇の前で、川池さん作の「園路説明」の原稿をみんなで順番に読み合わせ、実際に花を見ながら「バラ・ツアーガイド」の体験もしていただきました。
今後も、楽しくかつ役に立つ企画を考えていきたいと思います。

【アンネのバラ】2023年2月5日芽継ぎ講習

芽接ぎ講習会に参加して

 サポーターズに 昨年に入れて頂き、毎回の作業の度に発見ばかりです。冬は、葉も全部落とし、こんなに切っても春に花を見る事が出来るのかと心配なほど切り上げるのには、びっくりしました。

 剪定後、芽接ぎの講習会も開いて頂き、本当に小さな新芽をカッターでそぎ落とし ノイバラの台木に貼り合わせ、芽の動きを待つといった内容。丁寧にスライドも伴っての説明でとっても分かり易かったのですが…カッターのそぎ作業が難しく、春になってノイバラにアンネのバラの枝が出て来る事を祈るばかりです。

 今までバラを育てた事のない私には、1つ1つ教えて頂き 勉強になる事ばかりです。これからも、たくさんの方々にアンネのバラを見て頂き、アンネの平和への思いを知って頂くお手伝いをさせて頂きたいと思っています。
                                   by安藤

【アンネのバラ】2022年12月活動報告

12月11日、臨時作業を行いました。内容は雑草取り、ラベル付け、ガン種病にかかった株の確認など。

予定にない作業だったにもかかわらず、PTAから7名、サポーターズが8名と大勢の方が参加してくださり、大助かりです。

ラベルの有無やガン種病は1株ずつ丁寧な確認が必要です。また雑草取りはいくら取っても終わりのない作業です。でも寒さの中、誰も弱音を吐かず頑張ってくれました。おかげで、花壇がきれいになり、株数や病気の現状もしっかり把握することができました。

これらの記録に基づいて必要な対策を講じ、今後もバラを守っていくことができます。アンネのバラは本当に多くの方の力で守られているのだなあ、と実感しています。