「みんなが知り合いのまちを作りたい」阿佐ヶ谷に「おきやんち」ができました

2022年6月21日

 
 
阿佐ヶ谷駅から松山通りを進んだ先にある、「おきやんち」の旗が目印のまちサロンおきやんち。
「おきやん」こと味香興郎(おきお)さんは、なんと御年90歳。
「住民が気軽に訪れ交流できるみんなの家があればいいのに」という思いから地域の方とともに立ち上げ、クラウドファンディングに挑戦し見事目標金額を達成し6月4日にオープンを迎えました。
 
子どもから高齢の方まで、どの年代の人も使えるようにまたイベントやのんびりと過ごす時間など様々な使い方ができるように移動式の小上がりはステージになったり、畳になったりとまさに「どんなことをしようかな?」とワクワクする空間になっています。
 
できたてのおきやんち。スタッフの方にお話を伺っているとスタッフの方たちが「小上がりから降りるとき、サンダルが欲しいよね」「今度、布小物づくりやってみたいよね!」とアイデアが次々とでてきてホワイトボードに書き込まれていきます。
 
ほしいものリストには、スタッフの文字も!ぜひ興味のある方、ちょっと入って見たい方もおきやんちを覗いてみてはいかがでしょうか。
 
地域の居場所 まちサロン「おきやんち」のホームページはこちら
https://www.okiyanchi.net/

ステップアップ講座 イベントの申込みをオンラインフォームで作ろう 開催レポート

5月14日(土)、今年度初のステップアップ講座「イベントの申込みをオンラインフォームで作ろう」講座を開催しました。

参加者は6名、講師は、すぎなみ協働プラザの中野が担当し、昨年度のGoogleツール講座で講師をしてくださった寺田氏もサポートとして参加してくださいました。

Googleは、たくさんのツールが無料で使えます。

その中でも今回は、GoogleドライブのGoogleフォームを使って、実際に参加者の皆さんにアンケートを作成してもらいました。


まず初めに、
・Googleサービスのセキュリティ
・Googleのツールで利用するフォルダ、ファイルを保管する場所(ストレージ)
・Googleドライブの開き方
・お気に入りに保存の仕方
・リンクを共有して他の人と一緒に使うための方法
・フォルダ/ファイルの共有設定の仕方
・共有時の権限設定
についての説明をしてもらい、その後サンプル通りに申込みフォームを作成しました。
そして、
・作成したアンケートを表示する方法
・申込みをしたら通知がくるようにする方法
・フォームをリンクにする方法
・集計、スプレッドシートの作成の仕方
について教えてもらい、最後には、参加者全員が申込みフォームを作成することができました!


参加者の皆さまからは、

・わかりやすくて、とても参考になりました。

・フォームの具体的操作の前段階、導入の部分からの解説があり、入りやすかった。作例で、手を動かしながら、確認しながらの作業だったので、漠然と講座を聞くより着地点がわかって良かったです。初心者にとってはフォームに絞った解説でまとまりがあったと思います。

・参加人数も丁度よく、個別に相談が出来て良かったです。

とのお声をいただきました!

これから団体活動で、イベントの申込みやアンケートを作成する時に、ご活用していただけると嬉しいです。
また、何かご質問などございましたらご相談ください!

【ITツール相談】
すぎなみ協働プラザでは、地域活動に関するITツールの相談を承っております。
対象:杉並区で地域活動を行っている団体・個人
●お申込み方法
Googleフォームまたはメールでお申込みください。
Googleフォーム:https://forms.gle/LBD76iZ6Yrsg5QGd9
メール:sanka@nposupport.jp

アート×多世代交流!
ゆうゆう高円寺東館の活動インタビュー

2022/2/19

丸ノ内線東高円寺駅近くにある、ゆうゆう高円寺東館へ
お邪魔し、館長の河原さんに活動のお話を聞いてきました!
 
ゆうゆう館は、杉並区の各地域にある60歳以上の方が、学びや、交流、健康づくりの場として利用できる施設です。
(※空きがあれば年令を問わず利用することができます。)
また、各地域のゆうゆう館はNPO法人や地域に根ざした活動をされている団体が受託しており、提供している講座内容などにそれぞれの運営の個性が出ているのも特徴です。
  
グループで集まって集会室やホールなどを使用する「団体利用」や個人利用他に、運営団体が実施する「協働事業」などを実施されています。
 
ゆうゆう高円寺東館さんの協働事業、今年度のテーマは「アート×多世代交流」コロナ禍で、中々高齢者の方が外出するのが難しい状況だった一昨年の様子と小さな子どもがいる親子の外出の場所がない状況を見て、小学生などの親子対象に協働事業として、アートをテーマに日本舞踊や陶芸など、イベントを実施されているそうです。
 
河原さんは、地域のひとつの場所として、様々な世代に知ってもらいたいと仰っていました。
 
来年度からは、誰でも参加できる「気ままに茶話会」を実施するということで、気になる方やお近くの方はぜひゆうゆう高円寺東館さんへ足を運んでみてくださいね!
  
↓ゆうゆう高円寺東館さんの情報はこちらから!↓
https://onl.la/jqu9E97

ステップアップ講座 会議の質を高める「ファシリテーション講座」開催レポート

10月28日の【ステップアップ講座】 会議の質を高める『ファシリテーション講座』は青木将幸ファシリテーター事務所の青木将幸代表をお招きしてオンライン(zoom)にて開催しました。

青木将幸氏

開催前から人気の講座で、20名の定員が早いうちから満員になりました。ありがとうございます。それだけ会議に関するお悩みを抱えている、会議をより良くしたいと思っている団体も多いのだと感じました。

講座は青木氏からの「何が好物ですか?」の質問でアイスブレイクし、参加者の『主役スイッチ』を押してもらった後、参加者の質問にひとつひとつ答えていく形で講座が進行していきました。

「発言が少ない」「オンライン会議は盛り上がらない」「どのように進行してけばよいかわからない」という会議あるあるの悩みや、「声の大きい人の意見が通ってしまう」「攻撃的な意見をいう人への対応」「意見のまとめ方」など会議をより良くするために必要な視点や技術に関する質問も多くありました。

そんななかでも、終了後参加者の方のアンケートで「これは勉強になった!」「実践していきたい!」という声が高かった、『会議の質を高めるコツ』をご紹介します。

《会議の質を高めるコツ》

①   共有→拡散→(混沌)→収束 の4段階で会議を進める

②   参加者にリスペクトを持ち、表現すること

③ 参加者の意見を可視化(板書など)する

④  意見が出ないとき「〇○〇だったらいいな」というテーマで言葉かけをする

【参加者の皆さまからの声】

・とても充実した内容でした。満足度が高かったです。

・心にすと~んとおちました。目からウロコばかりでした。

・会議の時間配分など会議前の準備をきちんとしようと思いました。

などの声をいただきました。

すぎなみ協働プラザでは、会議もできる「交流コーナー」の貸し出しもしています。(すぎなみ協働プラザ登録団体に限ります。)ホワイトボードや無料Wi-Fiもあるので、ぜひご活用ください。

ステップアップ講座 助成金申請の基本とコツ開催レポート

9月25日の【ステップアップ講座】助成金申請の基本とコツは、未来バンク理事・公益財団法人ひょうごコミュニティ財団研究員の奥田裕之氏と、日本郵便株式会社の竹山吾紀明氏をお招きして、対面とオンラインのハイブリッドで開催しました。

会場参加者は13名、zoom参加者は6名でした。

前半は、奥田先生による講座

①NPOと資金の関係
・NPOにとっての資金は、大きく分けて自己財源(会費・寄付金・事業収入)と他者財 源(助成金・補助金・借入金・委託金)がある。
・団体のどのタイミングで、また何に対して必要な資金なのか、適切な対象先から、適切な金額で調達することが重要。

②助成金について
市民活動に関する様々な助成金がある。
・地域別(海外限定・国内限定)。
・分野別の助成金(福祉分野など・環境分野・市民活動、防災ほか・その他、芸術、スポーツ、アドボカシー、子ども、動物愛護など)。
・助成金要綱の具体例

③選考者側の視点
・お金を提供することで、助成団体の目的が達成されるか
・助成先の団体や事業は発展するか。
・助成団体の知りたいことが申請書に書かれているか。
・ストーリーとして見えること、整合性がとれていることが重要。

④市民活動助成金の探し方
・インターネットで探す
*NPOWEB「NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会」のウェブサイト
  http://www.npoweb.jp/
*ボラ市民ウェブ「東京ボランティア・市民活動センター」のウェブサイト
  https://www.tvac.or.jp/sagasu/?cat=joseikin
*助成金ナウ
  https://www.navit-j.com/service/joseikin-now/blog/
・資料で探す
「NPO・市民活動のための助成金応募ガイド」など
・中間支援組織から情報を探す

後半は、日本郵便㈱の竹山氏による、日本郵便年賀寄付金配分事業の申請など、審査側の視点も含めた説明でした。


日本郵便の申請だけでなく、どの助成金申請にも当てはまるポイントも教えていただきました!

①申請要領を必ず守る

②誰にでもわかる表現で書く
×:専門用語  ○:中学生が理解できる程度

③要点は簡潔、実施内容は明確に
×:課題が詳細 ○:解決策を詳細に(知りたいのは「解決策」)

④申請事業の先駆性、社会性、実現性、緊急性をアピール
×:空欄

⑤明確な成果目標と、その後の展望も
→成果目標は必ず具体的な数値で記載

⑥申請書全体の連動性を確認(事業内容、スケジュール、予算)
×:対象者50人に対して予算は200人分

⑦予算の算出根拠は詳細に
×:一式○○万円 ○:単価×個数

⑧申請前に最終確認
×:誤字、脱字  ○:複数人でチェックして内容共有

事業に対しての想いがたくさん詰まった文章になりがちですが、事実ベースで書くことを意識しましょう!

【参加者の皆さまからの声】
・助成金の申請のポイントをわかりやすく説明していただき有意義だった。
・今後の活動を考えるうえでとても為になった。
・作成中の申請書について、具体的なアドバイスをいただけてとても参考になった。
・とても勉強になった。チャレンジを検討中。
・スタッフから、申請書の書き方について個別相談にものってくださると聞いて心強いです。困った時は相談させてください。
・大変参考になりました。同テーマの第二弾もご検討ください。
とのお声をいただきました。
今回、盛りだくさんの講座だったため、時間が足りず、ワークができなくて残念でした。

すぎなみ協働プラザでは、 「NPO・市民活動のための助成金応募ガイド」 など助成金に関しての本や資料をご用意しております。ご覧になりたい方は、ぜひプラザまでお越しください。
助成金申請のご質問やご相談も受け付けております!
ご相談はこちらから!