【イントロカフェ】まちの困りごとをみんなで解決する!~協同労働という働き方~

開催日:2023年06月24日(13:30~15:30)

地域に根差した仕事がしたい、まわりの困りごとをみんなで解決する仕事に関心があるけれど、何から始めていいか分からないと思っているあなた!
実際に杉並区で困りごとをお仕事にしている方のお話や、労働者協同組合法の仕組みを聞いて、今できること、やりたいことを探してみませんか?

イントロカフェは、様々なテーマの話を聞きながら、社会課題や地域活動を知るキッカケの場。
事例・活動の紹介や参加者同士の交流で、あなたの「気になる」をちょっと身近に!
 
日 時:6月24日(土)13:30~15:30
場 所:杉並区役所分庁舎4階
登壇者:
・​​​​​​​徳田 優香 氏 (ワーカーズコープ東京北部事業本部 杉並エリアマネージャー)
・池田 優 氏 (ワーカーズコープ東京北部事業本部)
・原田 直子 氏 (リブレット共同代表)
進行役:
 奥田 裕之 氏 (未来バンク理事)
参加費:無料
定 員:25名 (先着順)
申 込:https://forms.gle/6z3mD5NTSgPXzHo37 まで
またはsanka@nposupport.jp  まで、氏名、メールアドレスをお送りください   主催:すぎなみ協働プラザ。

おさえておきたいNPO会計の基本(科目、日々の現金管理・税務について)

現金管理で大事なこと、必要な書類、「科目」について、日々の税務(源泉税・消費税)の基本を学びます。会計担当になったばかりの方、いまのやり方で間違いない?と思われている方にむけての講座です。

講師   加藤 俊也氏 公認会計士・税理士
           (NPO 会計税務専門家ネットワーク理事)

日時   2023年6月29日(木) 18:00~19:30
       杉並区役所 分庁舎3階
       (〒166‐0015 杉並区成田東4丁目36番13号)

内容 対面形式でのNPO会計基礎講座。日々の会計処理について学ぶ。
   質疑応答有。

対象 杉並区内NPO法人  非営利活動団体 

申込み ①氏名②団体名③メールアドレス④電話番号
    を明記の上、
    sanka@nposupport.jp までお申し込みください。

主催 すぎなみ協働プラザ

NPO法人ちいきむすび

\\「ただいま~」と言いたくなる『ちいき食堂』//

2023年5月9日にNPO法人ちいきむすびさんが行う「八十八ちいき食堂」にお伺いしてきました。

17時のオープンと同時に「おかえりなさい~」と元気よく声をかけるおかみとスタッフ。お弁当を手にして帰っていく人には「いってらっしゃい~」と手を振り見送ります。ちいきむすびさんは、方南町のおにぎり屋さん「八十八食堂」にて、毎月第2火曜日に「八十八ちいき食堂」を実施しています。(※)

親も疲れる時がある、そういう時は頑張りすぎず、ご飯づくりをお休みして、子どもと触れ合う時間をふやして欲しいとの思いで「八十八ちいき食堂」を作ったそうです。

訪問したこの日には、母の日に向けてパウンドケーキと入浴剤を来訪者にプレゼントしていました。「八十八ちいき食堂」から出てくる人はみんな笑顔になって帰っていきます。それに対しておかみは、「私たちこそみんなの笑顔に元気をもらっているんです。」と嬉しそうに語ってくれました。

今までは50食程度を準備していましたが、どんどん人気が高まり、今日の「八十八ちいき食堂」では80食を準備しました。日によって提供数は上下しますが、今日は人気メニューのハヤシライスです。準備時間や衛生面を考えると手が一杯という現状がありつつも、本当はもっとたくさんの人に利用してもらいたいと、おかみはお話されていました。感染症が落ち着いて対面での食堂が再開できるようになったときには、今より広い会場でちいき食堂を開催したいとのことです。

そのためにNPO法人ちいきむすびさんは、空き家・空き店舗を提供してくださる方を随時募集しています。

「八十八ちいき食堂」のほかに、ケア24方南の協力のもと会場をお借りしておにぎりセラピーや、5月末にはプロの演奏者によるクラッシックライブを無料で開催するなど、精力的に活動の幅を広げているNPO法人ちいきむすびさん、これからますますの活躍が楽しみです。

(※)ちいき食堂の開催日程は、2023年5月の情報です。

最新の情報は、「八十八ちいき食堂」をご覧ください。

https://chiikimusubi.org/shokudo.html

写真・文責:大久保

2022年度 杉並区NPO向け アンケート結果について

すぎなみ協働プラザでは、昨年度の3月に地域活動団体の活動状況や、すぎなみ協働プラザの活用状況などを調査するためにアンケートを行わせていただきました。
すぎなみ協働プラザにご登録いただいている団体と杉並区のNPO法人等にご協力いただき、74件のご回答を頂きました。ありがとうございました。

頂きましたアンケートは、今後のプラザの運営に活かしてまいります。

概要

対象:すぎなみ協働プラザ登録団体及び杉並区に主たる事務所を置くNPO法人等
期間:2023年2月15日~2023年3月31日
回答:74件
周知方法:すぎメールの3月号での送付。
郵送での杉並区内に事業所があるNPO法人認証団体(148団体・プラザ登録団体は除く)と、すぎなみ協働プラザ登録団体(242団体)にアンケートのご案内の用紙を送付。他すぎなみ協働プラザHPやSNSでの周知
目的:杉並区内のNPO法人及び地域活動団体が、どのようなことに困っているのか、それに対しどのような取り組みを行っているのかを共有し、工夫を分かち合う機会をつくること。

回答結果

・各項目をクリックすると、指定の場所へ移動します。
・各画像をクリックすると別ページで表示されます。
・自由記述欄や「その他」回答欄は原文ママで掲載しております。

活動の形態

活動分野

団体の年間事業規模

収入の種類(複数回答)

もっとも収入が多い財源

団体の運営に関わるスタッフの数(有償・無償問わず)

現在の活動で団体が必要な支援はありますか?(最大5つまで選択)

回答内容(上から順)
・広報(チラシ・ホームページ・SNS)
・資金調達に関する情報提供、個別相談
・仲間あつめや呼びかけの方法
・会計・税務に関する相談
・ITを活用した事業や運営方法
・組織内コミュニケーション、人材育成
・自団体の運営や組織に関する外部評価や内部評価
・他団体連携
・活動場所
・特になし
・HP掲載時困ったことが起きた場合
・多世代との繋がり

上に挙げた以外に、知りたいことや支援が必要なことがありましたら、お書きください。(自由記述)

  • クラウドファンディングの方法、参加者募集
  • クラウドファンディングの方法
  • 災害時に使用する高機能ドローンの装備を考えている。クラウドファンディングの方法を知りたい。
  • 当面なし
  • 労務・税務
  • 高齢者を対象にのんびりとゆるい運営をしておりましたがスタッフの若返りもあり
  • スタッフの若返りこれからの運営を模索中
  • 地域ごとでの団体交流
  • とくになし
  • 事務所は荻窪ですが、活動は茨城を中心に行っているため、全国各地と連携することも多いため、区中心の活動にはそぐわないところがあるようです。
  • 運営におけるチームビルディング
  • すぐには難しいと思いますが、ファシリテーションの技術(個人的には経験済みですが、教えるほどの経験はありません。)

すぎなみ協働プラザを利用したことがありますか。

「利用したことがある」とお答えの方は、利用された目的をお答えください。(複数選択)

回答内容(上から順)
・窓口相談
・交流コーナー
・交流会
・講座
・助成金
・協働提案事業
・すぎなみ地域コム操作説明
・J-trimの使い方
・IT(メールウイルス対策)
・ご挨拶
・Nbooksの紹介をいただきました。NPO立ち上げの時はお世話になりました。
・4年前、地域区民センター協議会協働部会委員のときに地域懇談会を実施。ファシリテーターをお願いしたことがあります。

すぎなみ協働プラザが行っているサービスの満足度について伺います。

※サービス内容説明                                                A)来所・メール・電話等の方法での相談                                       B)月に1度、NPO支援の制度・助成金、イベント案内等を配信するメールマガジン
C)区が設置するHPに、団体のWebサイトが無料で作成できるサービス                        D)協働プラザに併設している60㎡ほどの打ち合わせ等に利用できるスペース                       E)団体相互が顔の見える関係を築くため、話し合い、情報を共有するイベント                      F)NPOの運営や地域活動の活性化を後押しするスキルアップのための講座                         G)すぎなみ協働プラザが発行する杉並区のNPO情報紙                                 H)区と地域活動団体がお互いの立場を尊重し、役割を分担しながら地域の課題に取り組む協働提案制度の事前相談
I ) 寄附と区の財源をもとに、NPO法人等が行う地域の公益的な活動に対して助成金の交付に関しての相談及び受付

A)窓口相談

B)すぎメール

C)すぎなみ地域コム

D)交流コーナー

E)交流会

F)講座

G)すぎプラ通信(広報紙)

H)協働提案事業

I)杉並区NPO活動資金助成事業

すぎなみ協働プラザへの要望がありましたら、お聞かせください。

  • 10万人程度の人数に、アプローチして、そのうち千人程度からの賛同を集めて、少額の寄付(100円から千円程度)の寄付を継続的に集めている先例などがあれば知りたいです
  • 税務の講座を手話通訳付きで受けたい。
  • 私達はギター演奏を通じて地域のみなさんとつながる事を希望しています。仲間をつのることや他団体とのコラボが出来るとありがたいです。
  • 交流会の継続実施をお願いします。
  • SNS広報、Googleドキュメントの使い方
  • 講座ごとに交流会の場を設けて欲しい。同じ興味をもつ人が集まるので協働の可能性があると思うし講座についても意見交換をした方が一方的に講義を聞いて帰るよりも有益だと思う。
  • きずなサロンの利用者との会話が苦手なスタッフが多いのでコミュニケーションを学べる講座
  • 交流会を地域で開催して欲しい。
  • 地域コムの操作がもう少しわかりやすくなると嬉しいです。
  • 傾聴を希望する方との機会セッティング。
  • 似た活動をしている団体の紹介
  • 無料で利用できる活動場所を提供していただきたい。
  • 活動場所
  • 5年前より団体登録をさせていただき、広報関連も広がってきました。今後も利用させていただくには非営利団体としての細かな要件を確認できればと思います。
  • 再度?助成金の取り方

杉並区の協働提案制度に申請する計画はありますか?

「はい」とお答えの方へ 差支えなければ、どのような事業をお考えでしょうか。

  • アートカードで健康長寿事業
  • 区内の小中学校に「プリハードによる世界の名画」を学校美術館運動として拡大したい。
  • 紳士も熟女も、爆上がり若返り

杉並区NPO支援基金の助成申請について知っていますか

NPO活動資金助成への申請をしない理由は何ですか(複数選択可)

回答内容(上から順)
・特に助成を受ける必要がない。
・助成対象であるNPO法人やすぎなみ地域大学修了生団体ではない。
・当基金の内容がよくわからない。
・申請書類を作成する時間がない。
・活動対象が区外である。(活動場所が区外、または活動対象が区民でなく、助成対象とならない)
・助成金額が少ない。
・他からの支援がある。
・申請書の書き方がよくわからない。
・助成金の使い勝手が良くない。
・一度提出したことがあるが、その際の対応が高圧的なもので、また、相談の担当者がすでに地域活動に参加している人ではない人たちへのアプローチの必要性について理解しているとは思えなかったため。
・対象外と思われる
・活動を広げる余力がない
・コロナ禍のため活動をほぼ行っておらず、申請できるほどの活動実績がない
・今回説明会参加予定

その他を選ばれた方は理由をご記入ください。

回答なし

すぎなみ地域コムに登録していますか。

上記設問①または②を選択した方にお聞きします。利用の仕方について該当するものはどれですか。(複数選択可)

回答内容(上から順)
・団体の活動の周知
・団体活動の仲間づくり
・団体のイベントなどでの集客
・団体内での情報共有
・地域活動の情報収集
・HP
・イベント等の案内を随時アップしたい。
・更新できる人手がいない

上記設問③「すぎなみ地域コムを知っているが、団体登録・閲覧したことはない。」を選択した方にお聞きします。理由は何ですか。(複数選択可)

その他を選ばれた方は理由をご記入ください。

  • 楽にできると思った。
  • 随時イベント案内が出来ると良いが、その余裕が無い。

【令和4年度男女共同参画啓発講座・杉並区NPO支援基金チャリティ講座】「ジェンダーってなんだろう?地域で誰もがいきいき活躍するために」開催レポート

令和4年度男女共同参画啓発講座・杉並区NPO支援基金チャリティ講座、
「ジェンダーってなんだろう?地域で誰もがいきいき活躍するために」を3月11日、25日の2回連続講座で実施しました。

講師には、武蔵大学名誉教授 元東京女子大学教授の国広陽子氏をお迎えし、ジェンダーについて様々な視点での講座やワークを通して教えていただきました。

参加者は男女年齢幅広く、約20名。

1日目は メディアを通して、時代とともに変わる女性像の変化やジェンダーにまつわる言葉の解説、歴史の変遷について学びました。時代の異なるディズニー映画の白雪姫とシンデレラを比べ、各自ワークシートを作成しました。これまでの常識を見直し、メディアが与える影響などを考えました。


2日目は 自己紹介を通して、自分をとりまく「常識」と呼ばれるものを認識するワークから始まりました。

次に、女らしさといえば「優しい」「料理をする」、男なら「強い」「めそめそするな」などの世間で感じる「らしさ」を書き出すワークから、自分の周りにある疑問に気が付いていきます。

最後に、身近な地域にあるジェンダーに関する問題を考える時間とし、解決策をみんなで考えるワークをしました。

「自治会の理事長やマンションの管理組合代表が男性ばかり」

「子どもの部活のサポートでの男性、女性での役割の違い」

「女性は家事、男性は仕事」など広い課題点があげられ解決策はこれ!というものはでてこない班もありましたが、頭を悩ませながら「世代によっても教育内容も違うだろう」

「家庭でも教育が必要」などの案が出ました。


参加者からは

「生活の中や身近な場でのジェンダーの問題気づくことが出来ました。まず、不都合に気付く事、そして声を出して行動すること。せっかく学んだことが日常で埋もれてしまわないように、これからもっと勉強したいと思います、ありがとうございました。」

「様々な方々の意見の交流があり、自分の意識の変化が芽生えとてもよかったです。
ジェンダーについてまだまだ日本も杉並も取組が遅れていると思います。」

という声をいただきました。

ジェンダー問題について、この2日間の講座、ワークの姿からも、悩みながら話し合いながら、「ジェンダーってなんだろう?」と考えつづけていくことが必要なのだと講座を通して我々も学びました。