夏のオンライン交流会 オンライン活用のススメ 開催レポート

すぎなみ協働プラザでは、zoomの使い方やオンライン講座を実施していますが、区内の地域活動団体でも、オンラインで会議や講座を実施し始めているようです。

そこで、「他の団体は今どんな活動をしているの?」「新しくオンラインで活動してみたい!」という方たちと、『地域活動×オンラインの可能性を感じる』『自分たちの周りの課題からできること』を一緒に考えてみました。

参加者は、町内会などの地域団体で長年活動されている方、最近活動を始めたばかりの方など、7名。

自己紹介の後、2グループに分かれて進行していきました。

初めの交流タイムでは、「自分で取り組んでいる課題」「なぜそれをやっているのか?」「解決するためには何をしているのか?」の3点を意見交換しました。

次に、グループを変えて、地域活動でのオンライン活用の「良いところ」「課題点」について話し合いました。

「良いところ」では、
・高齢者の方々がラインでつながりマッサージの講座を行った。
・オンラインで子ども向けの夏祭りの活動を予定している。

「課題点」では、
・手元を見せて一緒にやってあげる部分は中々難しい。
・オンラインだと、独りよがりになってしまう可能性はある。 

などがあがりました。

自分の身の周りで感じる地域の課題では以下のような意見が出ました。

長年、町内会で活動されている方がいる一方で、地域と繋がりたい気持ちはあるけれど、町内会が何をやっているかわからない、入りづらいという声もあり、お互いの立場での見え方を知るきっかけとなりました。

【参加者の感想】
・地域の情報、活動が見えにくいという声を聞きました。その課題を今後考えていきたい。
・ご年配の方々も、オンラインにチャレンジしているとのこと、素敵だなと思った。
・交流、学びの場をいただけて良かった。活動のヒント、アイデアをいただけた。
・仕事をしていると、なかなか地域の方々と繋がりを持てないと思った。課題を共有できて嬉しかった。
・いろいろな活動をされている方々と交流ができて良かった。zoomの可能性を感じた。
・勇気をもって参加して良かった。活動を始めたばかりで、地域とのつながり方がわからなかったが、まず、何をすれば良いか、どこにいけばつながりが持てるかなど知ることができ、勉強になった。
・参加させていただけたことに感謝。皆、防災のことを気にしてくださることに感謝。

少人数でそれぞれが意見を交わす時間が多く、あっという間の2時間でした。
このオンラインでの交流をきっかけに、実際に会っての交流に繋げていきたいです。

ステップアップ講座 zoomで学ぶファシリテーション基礎講座 開催レポート

すぎなみ協働プラザが実施する、地域活動団体の活動をパワーアップする「ステップアップ講座」。今年度は、さらに参加した方が学び、実践できるようにと3回連続講座での実施となりました。そして、初のオンラインでの実施でもありました。

14名の方が参加し、講師にはNPO法人bond place代表、山梨学院大学特任講師などをされている、小笠原祐司さんをお招きしました。

新型コロナウイルスの影響で思うように活動が出来ない、総会が開けないなどの地域活動団体の方たちの声を受け、オンラインでも会議やお話し会などを出来るようにという目的で実施をしました。

オンラインでもリアルでも活かせるファシリテーションの技術と、
オンラインならではのポイント、会議で使える便利なツールの実践など盛りだくさんの3日間でした。

目次

  • 良い会議のポイント5つ
  • オンライン会議で便利なツール
  • 参加者の声
  • 参加団体紹介
  • すぎなみ協働プラザの講座案内&相談受付

【良いオンライン会議のポイント5つ】

(1)会議の目的・ゴール・進め方をみんなで確認する
(2)チェックイン(アイスブレイク)を行い、良い関係をつくる
(3)意見を言う時間(発散)と、意見をまとめる時間(収束)を分けて、
   意見を言いやすい、アイデアが出やすくする
(4)見える化(チャットや、ホワイトボード機能、手書きなど)で
(5)会議で決定したことを最後に確認。チェックアウト(振り返り)も行う。


実践にすぐ活かせる技法だけでなく、回数を重ねて行うことで身につく
雰囲気づくりや進め方についても学びました。

【オンライン会議で便利なツール】(講座内で使ったものを紹介)

・Google Jamboard

まるでホワイトボードのように、それぞれが書いたふせんを貼ったり、ひとつの画面に一斉に書き込みができて共有ができるサービスです。

・Googleドキュメント

クラウド上で作成する文書作成サービス。複数人で書き込みができるので、会議の議事録や、会議などで各グループの人たちがそれぞれ一斉に書き込みをすることができます。

【参加者の声】

参加者からは、

・今まで手探りで行なっていたファシリテーションの,良かった点と,改善の余地がある点がわかったので,これからの実践に生かしたいと思います!

・人の話をちゃんと聴く!整理してメンバーに伝えるスキルが大切だと思いました。

・オンラインの会議で使える技を知りたいと思い、参加しました。会議で意見を言ったり進めたりするのは、もっとなれる必要があると思いましたが、オンラインで使える技術について知ることができたのは有意義でした。

・会議に限らず、普段のささいな打ち合わせなどにも参考になることが多かったです!ゴールを明確にすることには意識したいです。有難うございます。

・ 参加者の方が楽しそうな方が多く、出てくるコメントも大変参考になりました。内容は盛りだくさんで、続編があれば、又、参加したいです。

など、大変好評をいただきました

【参加団体紹介】

・すぎなみ子育てひろばchouchou
・多言語広場セルラス
・LTC友の会
・新しいホームをつくる会
・国際結婚を考える会
・神明町文化会
・日本人間関係心理士協会
・LTC友の会
・おうちサロンひなた
・煌めく返り花
・NAHOの会~杉並・発達障害の子を持つ親の会~

【すぎなみ協働プラザの講座案内&相談受付】

すぎなみ協働プラザでは、7月22日にオンライン交流会を実施します。

●日 時  7月22日(水) 18:00~20:00
●場 所  zoomでの開催
●対 象  杉並区で地域活動に係るイベントや会議をオンラインで
      行っている方、または行ってみたい方
●定 員  15名(先着順)
●参加費  無料
●内 容  地域活動団体の情報交換や、オンラインでの活動についての意見交換など
●申し込み sanka@nposupport.jp 宛てに
お名前、ご連絡先メールアドレス、団体名をお知らせください。

8月には【広報】をテーマにステップアップ講座を計画中!くわしくは
HPまたはメルマガでも地域活動に役立つ情報を発信中!

地域活動の相談も実施しております!


お問い合わせはこちらから

【イントロカフェ】スマホカメラで活動写真を撮ろう! 7/1開催レポート

【イントロカフェ】とは、地域活動を始めたいけれどどうしたらよいかわからないという方への活動するきっかけ、地域活動を始めたばかりで何をしたらいいかわからない方へのインプット講座です。

今回は、2月に行われた交流会での「活動している写真をもっと上手く撮りたい!」という声から生まれた企画です。

講師にはフォトグラファーの浅妻尚美さんをお招きし、今年度初の対面での講座となりました。

コロナ渦で人数を制限しての開催でしたが、久しぶりに交流コーナーから笑い声が生まれていました。

実際にスマホカメラで写真を撮りながら、構図、光の取り方などの基礎から、撮った写真の加工までを学びました。

初めて使う機能も多く、最初は、使い方に戸惑っている方もいましたが、後半は、思い思いに好きな構図で楽しそうに撮っていました。

写真が上手くなるためには、「ゴールを決める!」「とにかくねばる!」「誰かに伝えるために撮る!」との浅妻さんの言葉が印象的でした。

参加者の方からは、対面での講座でもあり、自分のスマホを使いながらの講座だったので、実践にすぐ使えると、大好評のうちに終わりました。