すぎなみフェスタ2024 出店のお知らせ

杉並区最大級の区民のためのイベント「すぎなみフェスタ2024」が2日間(2024年11月9日、10日)にわたり開催されます。

https://www.sugifes.com

1日目の11月9日には、すぎなみ協働プラザも出店し、NPO支援基金の普及啓発と募金活動を行います。

NPO支援基金による助成を受けた団体の紹介と子どもから大人まで楽しめるワークショップ「バルーンアート・楽しいアトリエ」を企画しています簡単なバルーンアートを一緒に作ってみませんか?(参加費はすべてNPO支援基金に寄附されます)

たくさんのご来場お待ちしています!

【すぎなみ協働プラザの出店予定】

●日時:令和6年11月9日(土)10:00-15:30
※すぎなみ協働プラザは9日のみ桃井原っぱ公園での出店となります。

●場所:桃井原っぱ公園 H8

地域活動のPRに!あなたのまちの「でんごんくん」

でんごんくんMAPはこちら

「でんごんくん」とは、杉並区が設置している、地域の情報交換やPR活動の場として区内在住・在勤・在学の方が使用できる掲示板です。
地域活動を一緒にする人を探したい、地域のイベントを知らせたいなど地域に住む人たち同士の情報交換やPR活動の場としてご利用できます。
利用にはルールがあります。詳しくは下記URLをご覧ください。

詳細: 
https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/chiiki/johokoukan/1005218.html

すぎなみ協働プラザでは、団体の方により活動をアピールしたり活動地域に合わせた場所を活用したりできるよう
マップを作成しました。ぜひご活用ください。

労務コラム④ 教えて梶谷先生

事業場における労働関連用語の一考察
私たちが『働いている』上で、よく見たり聞いたりする用語があります。当たり前のことと看過せず、ちょっぴりその中身を考えてみると意外な発見があるかもしれません。

第4回:健康保険について

 日常的に手元にあるのが当たり前という印象がある健康保険ですが、この保険が私たちの日常に大きな安心感を与えてくれているということに異論がある方はいないでしょう。法人に勤務して概ね週労働時間数が30時間以上の方は必然的に健康保険の被保険者になります。私たちが傷病を発症して医療機関で診療・治療を受ける時、この保険のおかげで自己負担額は本来の医療費の30%で済みます。出産においても、出産手当金や出産手当一時金が公的給付金として支給されますし、私傷病のため労務に服することができずに休業をしなければならなくなっても、被保険者であれば最大で1年6か月間は傷病手当金が支給されます。この傷病手当金は国民健康保険制度にはない健康保険の大きなメリットでしょう。さらに加筆すれば、医療費が月単位で一定額以上になると、被保険者の支払い負担を軽減してくれる高額療養費という制度もあります。普段高い保険料を支払っていても、然るべきときは助けてくれる、それが健康保険なのです。

 配偶者や親族の被扶養者になっている方は、自身での保険料支払いは免除されますが、出産手当金と傷病手当金を除く事項に関しては、被保険者自身と同様の権利が保障されているので、自身の収入を抑えて誰かの扶養になる選択をする場合もあるわけですね。

 ところでこの健康保険ですが、『自己負担額30%』が定着して20年以上も経つのでそれが当たり前だと思っている方も多いのではないでしょうか?この自己負担額の歴史を辿ってみると、1984年までは被保険者自身の自己負担額ゼロやわずかな定額自己負担が課されるという時代が長かったのです。1984年に自己負担額は10%となり、1997年に20%、そして2003年には30%という変遷を経て今日に至っています。人口減少の著しい日本社会、この負担額が40%になる日はそう遠くないのかもしれません。

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【イントロカフェ】楽しく地域活動するためのヒント~これってハラスメント?~開催レポート

杉並区区民生活部管理課男女共同・犯罪被害者支援係との協働事業として、2024年9月23日に【イントロカフェ】楽しく地域活動するためのヒント~これってハラスメント?~を開催しました。

講師の植松侑子さんは、舞台芸術のアートマネジメント専門職に向けた人材育成と雇用環境整備のための中間支援組織「特定非営利活動法人Explat(えくすぷらっと)」理事長で、上級ハラスメント対策アドバイザーとしてご活躍です。
今回の講座では、ハラスメントの基礎知識についてと事例を通して考え方についてお話いただきました。

最初に、ハラスメントとはなにかを学びました。
行為する側に悪意がなくても、相手が「傷つけられた」と感じさせる発言や行動がハラスメントに該当する。ということでした。

続いて、ハラスメントの種類別に、どんな要素がどのハラスメントにあたるのかを学びました。優位的な立場の者が下の者に身体的、精神的な攻撃などをする「パワーハラスメント」。相手の人の意思に反して性的な言動が行われる「セクシャルハラスメント」。同僚や同級生、家庭や恋人、友人同士の間でも起こりうる、精神的ないじめ・嫌がらせの「モラルハラスメント」について、事例を交えながら解説していただきました。

ハラスメントを学んだあとは、ワークショップでさらに理解を深めていきました。
4~5人のグループに分かれて、グループ毎に16枚のことばカードを配り、「青色→きっと大丈夫な言葉」「黄色→ちょっと考えた方がいいかも。要配慮・要注意の言葉」「赤色→言わないでほしい。聞きたくない、止めたい言葉」の3種類に分類してもらいました。

「赤色→言わないでほしい。聞きたくない、止めたい言葉」への分類が多いグループやどこに置いていいのかなかなか決まらないグループなど、ワークショップはとても盛り上がりました。一通り分類したあとは、他のグループがどんな分類をしたのかを見て回りました。

分類を終えた後は、黄色や赤色に置いたことばカードを、どのような言い回しにしたら、相手に苦痛を与えない言い方になるかを考え、書き変えるワークをしました。こちらも他のグループがどんな書き変えをしたのかを見て回り「自分のグループと一緒だね」と共感したり「こういう言い変え方があるのか」と新たな発見があったようでした。

講師の植松侑子さんは結びに、
ハラスメントは相手の価値観や感覚を認めず自分の価値観や感覚で支配・コントロールしたいという欲求から発生しがちです。一方向ではなく、双方向のコミュニケーションが大事になります。コミュニケーション・身体的接触に関しては、相手の家に訪問した時のスタンスをイメージすると良いでしょう。勝手にトイレを借りたり冷蔵庫を開けたりしないように、それぞれの「パーソナルスペース」があるので、事前に同意をとることが必要です。
ハラスメントの勉強をすると、人と関わるのが怖くなるイメージがありますが、コミュニケーションこそが大切で、積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことが大切ですと仰っていました。

参加者からは「何気なく言った言葉や態度がハラスメントになるかと思っていましたが、双方向のコミュニケーションが大事で話し合うことで相手を傷つけないようにできるのだと思いました。」「地域活動を想定してのお話がとてもありがたかったです。」「言葉カードを家族でやっても楽しそうだと思いました。」などの感想をいただきました。

また「イントロカフェを設けていただき、ハラスメントについて考えるきっかけになり、とても良い企画でした」と職員が嬉しくなるような言葉もいただきました。

すぎなみ協働プラザでは、すでに地域活動をされている方が団体活動の活性化につながる、スキルアップを目標にした講座「ステップアップ講座」と、気になるテーマをより身近なものにすることで、社会課題や地域活動を知るきっかけの場をつくることを目的とする「イントロカフェ」を企画開催しています。これからも、皆さまにとって、地域活動を始めるきっかけと、地域活動の充実のお手伝いができるようにしてまいります。

文責・写真:大久保

【ステップアップ講座】NPO流 お金の集め方・使い方 開催レポート

2024年09月13日に、産業商工会館展示場にて、【ステップアップ講座】NPO流 お金の集め方・使い方を開催しました。

講師には、全国のおもちゃ美術館を設立・運営をしている認定NPO法人芸術の遊び創造協会より、山田心さんにお越しいただきました。山田さんは、新宿区の廃校を活用した「東京おもちゃ美術館」設立にあたっての寄附金制度「一口館長(※1)」設立や疑似私募債(※2)の発行、姉妹館設立のためのクラウドファンディングなど様々なファンドレイジング手法の実践を行ってきた、資金調達のプロとも言える方です。また、おもちゃ美術館のみならず、各方面で、准認定ファンドレイザーとして活躍されています。「第6回日本ファンドレイジング大賞」、「READY FOR of THE YEAR2013」を受賞された経験もお持ちです。

今回は、経験も知識もある山田さんから、地域活動団体それぞれに合った資金調達方法を考えるきっかけづくりとして、この企画を考えました。日頃から、資金繰りに悩む団体様の声も多く、寄附と助成金、協賛金、クラウドファンディング等、それぞれの特徴を学び、お金の悩みを解決して活動の広げ方を学ぶことをゴールとして開催しました。

この日の山田さんの講義のテーマは、『ひとりでがんばらない』でした。地縁、血縁、など様々なご縁がある中で、クラウドファンディングでは、「価値感縁」の輪を広げることの必要性を、また、助成金は、投資であり、援助だと思ってはいけないことを学び、ファンを増やし、縁を築いていくことの大切さを学びました。

それぞれの資金調達方法に、山田さんの事例を交えてお話ししてくれたので、とても分かりやすく、参加者の多くが、自身のプロジェクトに重ね合わせ、「なるほど」と頷いている様子が見られました。

最後に、個人ワークを行いました。
お悩み共有&解決シート~プロジェクト実現のために、ひとりでがんばらない~と書かれたワークシートに、実現したいプロジェクト、悩み、協力者を整理していくというものです。

悩みを可視化することで、頭の中を整理し、資金調達に向けて周到な準備をすることができるそうです。

ワーク終了後には、数名にワークシートに書いたことを発表してもらいました。お悩みをその場で発表したことで、会の終了後に、「私、手伝えますよ」と声をかける場面も見られ、早速協力者が見つかり、その参加者は「今日は本当に来てよかった!」と仰っていました。
横のつながりも生まれたことに、日頃から地域団体のサポートをしているすぎなみ協働プラザとしては、とても嬉しく思いました。

参加者からは、

・とても参考になりました。自分たちの想いをまとめる必要があるなと思いました。悩みを話すだけでなく解決するために具体的に悩みを書いてみることが大事だと感じました。一人で悩まずにいろんな人を巻き込んでいくのを大切に進めていきたいと思いました。

・今回は実際に資金集めに苦労されてきた方が講師で、実践的なところが良かった。

とのお声をいただきました。ご参加いただいた団体が、今回の講座で学んでことを生かして、資金調達にトライし、活動の幅を広げていくことを願っています。

文責・写真:大庭

東京おもちゃ美術館
https://art-play.or.jp/ttm/

(※1)東京おもちゃ美術館 「一口館長」制度
https://www.charibon.jp/partner/goodtoy/

(※2)疑似私募債とは
企業が社債を発行するように、均一の条件で組織内外の多数の者(多くの場合、会員などの支援者)から借り入れる手法です。有価証券の「債券」ではないので、疑似となっています。NPO債や市民債とも呼ばれます。