団体訪問 DANKAIプロジェクト「自習を中心とした学習室と子ども食堂(みんなの食堂ルンルン)」

2024年6月5日(水)NPO法人DANKAIプロジェクトを団体訪問しました。

これまでは、主に武蔵野市で活動していましたが、団体副理事長の藤澤さんが杉並でも活動したいとのことでご自宅を使い毎週水曜日に「自習を中心とした学習室と子ども食堂(みんなの食堂ルンルン)」を始めました。
2019年から始めようと思っていたそうですが、コロナの影響で2021年から本格的に活動をスタートしました。

訪問した日の放課後は近くの小学生(6名)がきて、各々が持ち寄った宿題を自分のペースで始めました。それをボランティアの大学生(2名)が勉強のサポートをする形式でした。ボランティアは毎回2名ずつ交代で参加する仕組みになっているようです。近隣の東京女子大学や団体理事長の栗田さんが教鞭をとっていた亜細亜大学の学生がボランティアとして来ています。

コロナ禍という大変な中でのスタートでしたが、活動は保護者、学生ボランティアや調理ボランティアの方々、そして子どもたちにも支えられて活動を続けられているそうです。食材は農林水産省や杉並区社会福祉協議会、むすびえや他団体などからの寄付でお肉以外は賄えるようになっていて、地域に支えられて活動を続けられているとのことでした。
学びの時間を終えると大学生と子どもたちが共にゲームを行う時間もあり、参加した子どもたちはとても楽しそうに過ごしていました。

学習が終わり夕飯の時間。「みんなのルンルン食堂」のスタートです。

献立は食中毒予防のためもあって、カレーが中心で、藤澤さんと調理ボランティア2名程度で調理にあたっています。

私たちも子どもたちと一緒に、お肉と野菜がたくさん入ったカレーをとても美味しく頂きました。

食材はお肉以外のものは充実しているとのことですが、保管方法には苦慮されていて、現在は大きな保管庫のある他団体に預かってもらい、定期的にそこから食材を運んでいるとのことでした。特に夏場の食材保管は大変なようで課題のひとつと仰っていました。

この日は誕生日会も兼ねていて、誕生日の子には参加している皆からの寄せ書きや、保護者からの手づくりシフォンケーキがあり子どもたちは盛り上がり、みんな大満足でした。

食事中、子どもも大人も楽しそうにお話しながら食べる姿は地域の多世代交流の憩いの場としてとても有用で、充実している場になっていると感じました。初めて訪問させていただいたにも関わらず、子どもたちは気さくにいろんな話をしてくれて、そういう「人懐っこさ」は大人と子どもが一緒の時間を過ごす中で身に付いたものなのかと思いました。

学習支援に子ども食堂、多世代での交流の場。「自習を中心とした学習室と子ども食堂(みんなの食堂ルンルン)」は、子どもたちにとって貴重な体験を学べる場所でした。

文責・写真 有川

ファシリテーション講座「ファシリでエンカツ会議(2回連続講座)」(セシオン杉並)

会議が円滑に進まない、イベントがいまいち盛り上がりに欠けた、そんな悩みを抱えた団体さん向けのファシリテーション講座です。ファシリテーション能力を身に付けると、驚くほどにイベントや会議が円滑に進んでいきます。ファシリテーション技術を学び、参加者全員が活発な意見交換を行える会議ができるようになりませんか?
8月にファシリテーション実践の場を予定しています。

開催日: 2024年7月21日(日曜日) 、7月27日(土曜日)

開催時間: 13:00~16:00

対象:杉並区内で活動する非営利活動団体の方で、2回とも参加できる方

開催場所:セシオン杉並 講座室(杉並区梅里1丁目22番32号)

内容:対面形式での講座。4~5人に分かれてファシリテーションのグループワークを行います。

★2回連続講座です。

申込み開始日:令和6年7月1日(月曜日)
申込み締切日:令和6年7月17日(水曜日)

申し込み:必要
Eメールに「イベント名(ファシリテーション講座)、氏名、団体名、メールアドレス、電話番号」を記入して、すぎなみ協働プラザ(Eメール:info@nposupport.jp)へお申し込みください。または下記2次元コードかリンクの申込フォーム、関連情報にある「すぎなみ協働プラザホームページ」の申込フォームからお申し込みください。

申込みフォーム:https://forms.gle/ac4LkkFxXySBr2nD9

講師 :杉村郁雄氏(プロセスクリエイト代表)

定員 :20名(申込順)

費用 :無料

問い合わせ: すぎなみ協働プラザ(杉並区阿佐谷南3丁目2番19号 産業商工会館内)
電話:03-5335-9540
Eメール:info@nposupport.jp

労務コラム② 教えて!梶谷先生

~事業場における労働関連用語の一考察~
私たちが『働いている』うえで、よく見たり聞いたりする用語があります。当たり前のことと看過せず、ちょっぴりその中身を考えてみると意外な発見があるかもしれません。

第2回:安全・衛生・健康について

 労働安全衛生法は、事業者が職場における労働者の安全と健康を確保し、快適な職場環境を形成することを目的としています。また労働者自身も労働災害が発生しないように必要な事項を守り、事業者が実施する労災防止措置への協力に努めなければなりません。職場における労働環境を向上させていくうえで『安全衛生』はとても重要な管理事項なのです。
 ところで皆様は『労働衛生の三管理』という言葉をご存じでしょうか。これは労働者の安全を守り健康の保持増進を推進するための大切な概念で、作業環境管理・作業管理・健康管理のことを言います。作業環境管理とは労働者が労働災害を被らないように作業をする環境を整えることで、有害因子を作業の前に取り除いたり、作業場の照明照度や換気機能を調整したりして作業の環境を整えること。作業管理とは作業の方法や時間、姿勢などを適正に管理し人と作業を調和させること。健康管理とは職場における労働者の安全と健康を確保するために健康診断を企画したりメンタルヘルス対策を行ったりすること。いずれも労働者の安全や健康を守る上で重要なことなのです。どんな職場にも必ずハザード(人によくない影響を与える可能性がある性質)はあります。ハザードが労働者に影響を及ぼしたとき、労働者の安全が損なわれる可能性をリスクと言いますが、このリスクを低減させる措置は事業者も労働者も普段からしっかりと講じておく必要があるわけです。
 統計上、最も多い労働災害事故の原因は『転倒』ですが、私がコンサルタント契約をしている保育園や介護施設では『児童や介護者に接触中の腰痛』も頻発しています。職場の業務内容により発生しやすい労働災害が何かを認識しておくことも大切なことではないでしょうか。どうか皆様も、自分たちの身の回りに安全・衛生・健康を阻害する要因が存在していないかを改めてチェックしてみてください。

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杉並区教育委員会からのお知らせ「学校運営協議会委員募集」

学校運営協議会委員を募集します
【締切:令和6年7月12日(金)必着】

学校運営協議会は、地域住民や保護者などが学校運営に参画し、地域と共にある学校づくりを推進する仕組みです。
杉並区では、すべての区立学校に学校運営協議会を設置しています。
あなたの経験やネットワークを、身近な地域の学校運営や子どもたちの学びの充実に活かしてみませんか。

●募集校

杉並第二小学校・桃井第五小学校・四宮小学校・井荻小学校・高井戸第三小学校・大宮小学校・東田中学校・東原中学校・中瀬中学校・神明中学校・宮前中学校・大宮中学校・泉南中学校

●資格:募集校の通学区域または隣接する通学区域に在住・在勤・在学の方

●報酬:4,000円(協議会への出席1日につき)

●任期:令和6年10月~令和8年9月の2年間

●内容:学校運営協議会に出席(月1回程度)ほか
 活動紹介動画 https://www.youtube.com/watch?v=-Rk0LlyDHTo

●申込み:
申込書に作文「学校運営協議会委員を志望する理由」(800字程度)を添えて、令和6年7月12日(金)(必着)までに、学校支援課学校支援係へ郵送、または直接お持ちください。
詳細は、広報すぎなみ(6月15日号)をご覧ください。

●その他
書類審査の合格者には、8月上旬に面接を実施予定。
応募書類は返却しません。

●申込み・問合せ:
〒166-8570 杉並区阿佐谷南1-15-1
杉並区教育委員会事務局学校支援課学校支援係
電話:03-5307-0756(直通)

杉並区からのお知らせ【リユース容器貸出事業】

イベントで利用できる食器を無償で貸し出します
区内のイベントで使われるワンウェイ(使い捨て)プラスチックの削減を目的に、繰り返し洗って使用できるリユース容器を無償で貸し出します。

概要

●対象
・区内で実施されるイベントを主催する団体(商店会等)
・区内で実施されるイベントで飲食物を提供する参加者

●貸出期間
イベント開催日の前後各3日以内
(例)開催日が8月10日の場合、8月7日から8月13日まで

●対象イベント
令和7年3月20日までに開催され、多くの区民が参加できる飲食を伴う行事で、営利を目的としないもの。
(注)政治活動や勧誘等は除く

●貸し出す食器の種類種類

種類大きさ素材
カップ容量300ミリリットルポリプロピレン製
直径14.5センチメートル 深さ6.5センチメートルポリプロピレン製
平皿直径22センチメートルポリプロピレン製
22.5センチメートルPBT樹脂
スプーン17.5センチメートルステンレス製

●申込みの流れ
(1)事前相談 
貸出希望日の2カ月前までに事前相談票をご提出下さい。電子申請も可能です。後日、貸出可否の連絡をします。
(2)申請
利用日の2週間前までに申請書を提出して下さい。電子申請も可能です。
(3)お届け
貸出希望日に食器を指定の場所にお届けします。
(4)イベントで利用
回収ステーションを設置し、利用後の食器を回収してください。
(5)返却
利用後は、お届け時に同梱されている伝票を使用して宅配業者に集荷を依頼して下さい。

●電子申請 以下のリンク先から電子申請ができます。
ますはこちらから事前相談を行ってください。
事前相談フォーム(外部リンク)

区から利用決定の連絡を受けた方は、こちらから利用の申請をしてください。
利用申請フォーム(外部リンク)

●事前相談票・申請書
郵送での提出を希望の方は、以下のリンク先から事前相談票・申請書をダウンロードしてください。
リユース容器貸出事業(申請書サービス)

●申請・問合せ
〒166-8570 杉並区阿佐谷南1-15-1
杉並区役所西棟7階 環境部環境課温暖化対策係
電話:03-5307-0672

詳細についてはこちらをご覧ください。
杉並区ホームページ https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/gomi/mybag/1094239.html
事前相談フォーム https://logoform.jp/form/Y4gR/571999

リユース容器貸出事業チラシ (PDF 1.5MB)

リユース容器貸出事業 利用の手引き (PDF 1.2MB)