杉並区からのお知らせ【リユース容器貸出事業】

イベントで利用できる食器を無償で貸し出します
区内のイベントで使われるワンウェイ(使い捨て)プラスチックの削減を目的に、繰り返し洗って使用できるリユース容器を無償で貸し出します。

概要

●対象
・区内で実施されるイベントを主催する団体(商店会等)
・区内で実施されるイベントで飲食物を提供する参加者

●貸出期間
イベント開催日の前後各3日以内
(例)開催日が8月10日の場合、8月7日から8月13日まで

●対象イベント
令和7年3月20日までに開催され、多くの区民が参加できる飲食を伴う行事で、営利を目的としないもの。
(注)政治活動や勧誘等は除く

●貸し出す食器の種類種類

種類大きさ素材
カップ容量300ミリリットルポリプロピレン製
直径14.5センチメートル 深さ6.5センチメートルポリプロピレン製
平皿直径22センチメートルポリプロピレン製
22.5センチメートルPBT樹脂
スプーン17.5センチメートルステンレス製

●申込みの流れ
(1)事前相談 
貸出希望日の2カ月前までに事前相談票をご提出下さい。電子申請も可能です。後日、貸出可否の連絡をします。
(2)申請
利用日の2週間前までに申請書を提出して下さい。電子申請も可能です。
(3)お届け
貸出希望日に食器を指定の場所にお届けします。
(4)イベントで利用
回収ステーションを設置し、利用後の食器を回収してください。
(5)返却
利用後は、お届け時に同梱されている伝票を使用して宅配業者に集荷を依頼して下さい。

●電子申請 以下のリンク先から電子申請ができます。
ますはこちらから事前相談を行ってください。
事前相談フォーム(外部リンク)

区から利用決定の連絡を受けた方は、こちらから利用の申請をしてください。
利用申請フォーム(外部リンク)

●事前相談票・申請書
郵送での提出を希望の方は、以下のリンク先から事前相談票・申請書をダウンロードしてください。
リユース容器貸出事業(申請書サービス)

●申請・問合せ
〒166-8570 杉並区阿佐谷南1-15-1
杉並区役所西棟7階 環境部環境課温暖化対策係
電話:03-5307-0672

詳細についてはこちらをご覧ください。
杉並区ホームページ https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/gomi/mybag/1094239.html
事前相談フォーム https://logoform.jp/form/Y4gR/571999

リユース容器貸出事業チラシ (PDF 1.5MB)

リユース容器貸出事業 利用の手引き (PDF 1.2MB)

団体訪問 NPO法人すぎなみ子育てひろばchouchou「赤ちゃんカフェ」

2024年5月22日、荻窪・西荻窪エリアで地域に根差した子育て支援をしているNPO法人すぎなみ子育てひろばchouchou(以下、シュシュ)の事業の1つである「赤ちゃんカフェ」にお邪魔してきました。

子育てひろばchouchou外観

「赤ちゃんカフェ」は毎週水曜日9:00‐11:00に開催。子育て経験豊富なシュシュのスタッフが見守る中、ゆったりと過ごしていただきながら、同じ0歳児を持つ家族同士、子育てについて語り合ったり、情報交換したりする場となっています。

見学した日は10:00からゲスト講師を招いて講座も開催されました。今回は靴職人の内山知子さんによる「足と靴の話」で、ファーストシューズは生後何か月頃に履かせたらよいか、良い靴の選び方とは、赤ちゃんの足の成長のためにすると良いことは、などを教えてくれました。

靴職人の内山知子さん

講座はお母さんと赤ちゃんが場所に慣れた頃にゆるりとスタートし、赤ちゃんがグズリ始める前の30分くらいでお話が終わるように工夫されていました。

講師が持参した沢山の種類の靴を実際に触って、靴の素材や質感を確認

次回以降の赤ちゃんカフェでは「お口のお話」「リトミック講座」「栄養相談」「マネーセミナー」などの講座を予定しているそうです。またゲスト講師をお呼びせず、パパママの育児相談の日やスタッフによる手遊びという日もあるそうです。予約は不要で、当日ふらりと行ける気軽さも魅力のひとつです。定員は10名ほどで3名のスタッフで対応しています。コロナ時はドリンクの提供を中止していましたが、5類に移行した昨年5月以降はドリンク提供を再開しています。

木のおもちゃや、職員手作りのおもちゃが大人気

利用者に話を聞くと
・近所に住んでいて、居場所検索をしたら見つかった
・児童館と併用していて、シュシュに来ない日は児童館に行っている
・子育て応援券がなかなか減らないので、応援券が使えるのが嬉しい
との声があり、シュシュさんは地域の子育て場、親子の居場所となっているようです。

シュシュさんより
『シュシュでは、ほっとリラックスできる時間と空間の提供を目指しています。シュシュに関わるみなさんが笑顔になることが私たちの目指すものでもあり、やりがいでもあります。赤ちゃんカフェではパパとママと両方で連れ添ってくることもあります。気軽に育児相談、栄養相談にきてください。ぜひ出産前の妊婦さんにこそ来ていただきたいです。いろんな月齢の赤ちゃんがきているので、リアルな子育ての様子を肌で感じてもらいたい』とのことです。

シュシュでは赤ちゃんカフェのほか、一時預かりの「ひととき保育上荻」、乳幼児を持つ方や妊娠中の方々がいつでもふらっと立ち寄りができる「つどいの広場上荻」、シュシュが出張してくれる「プチシュシュ(出張ひろば)」、などの子育て支援をしています。「プチシュシュ(出張ひろば)」は、シュシュから少し離れた杉並区の地域の方々にも、シュシュのあたたかい「ひろば」の空間を楽しんでいただきたくて、出張しています。

また、地域のお餅つき大会や区民センターまつり、すぎなみフェスタなどで役割を担い、地域との関わりを大切にしている団体です。

2022年には樹保育園(上荻3-22-13)も開園し、成長を続けています。今後の展開も楽しみなシュシュさんでした。

2022年に開園した樹保育園

※開催日時や場所は、2024年6月時点での情報です。詳しくは団体ホームページ等でご確認ください。

■NPO法人すぎなみ子育てひろば chouchou(シュシュ)ホームページはこちらhttps://chouchou-suginami.com/

■赤ちゃんカフェ
https://chouchou-suginami.com/oyakono-hiroba/babies-cafe/

■NPO法人すぎなみ子育てひろば chouchou(シュシュ)
〒167-0043 東京都杉並区上荻3-26-14 ドミトリー上荻Ⅱ 201
 電話 : 03-3395-0135    FAX : 03-6913-5271

【アクセス】
JR/東京メトロ荻窪駅北口より関東バスか西武バスで「八丁」バス停下車徒歩1分
JR西荻窪駅北口より関東バスで「八丁」バス停下車徒歩2分

文責・写真 大久保

第2回 「ゆるプラ」開催レポート

2024年5月23日(木)にサロン「ゆるプラ」第2回を開催しました。

「ゆるプラ」はゆるっとお話ができる場をすぎなみ協働プラザに作りたいと始めましたが、ゴールが明確ではない事業です。

それぞれの気になることをネタに闇鍋的なおしゃべりの時間。 闇鍋なので、何が入ってくるのか、それぞれの具を誰がどう取り上げるのか、取り上げないのか・・・    主催側としても、促すのではなく、落としどころを見つけるのでもなく、一緒に「気になる」を掘り下げて、一緒に楽しんでいます。

今回も自己紹介から。前回と違うのはその場で質問がいろいろ出ること。「気になる」という好奇心や関心の種が確実にまかれているようです。

進め方も机の配置も迷いながらです。

今回は「公園」がキーワードの一つでした。豊島区の小学校跡地に生まれた雑司ヶ谷公園(https://zoshigaya.org/zoshigaya-park.html)のお話から、杉並区の柏の宮公園や下井草どかん公園の話に広がっていきました。

また地域デビューの難しさの話もチラリ・・ 日本のハーブや日仏の言葉の話、NPOなどの小さな事業所のバックヤード支援のことなど、話題も豊富でした。

まだまだ試運転中でどこに行きつくのかわかりませんが、楽しい会になっています。次回はどういう方がどんな話題を持ってきてくれるのでしょうか?いろいろな方のご参加をお待ちしています。

文責・写真 朝枝

「会計講座~定額減税って?会計ソフトなに使えばいい?~」開催レポート

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5月21日、会計講座を開催しました。
すぎなみ協働プラザでは毎年いろいろなテーマで会計講座を企画しています。
今年度のテーマは定額減税と会計ソフトについてでした。
公認会計士・税理士でNPO法人会計にお詳しい加藤俊也先生に講師をお願いしました。


まず前半は今年6月から導入される給与・賞与の支払額から徴収される所得税・住民税における定額減税についての実際の処理について、説明していただきました。それぞれの受給者により異なる事務処理になるので給与支払い担当者には気が重い作業かもしれません。今年の年末まで引き続き行っていく処理のため、年末調整までの流れを学びました。
まずは「住民税・所得税を納付している場合の給付金・定額減税一体措置の概要」を知り、次に今から行うべき準備作業、6月以降の実際の作業、年末調整での作業について具体的に説明いただきました。

後半は会計ソフトについて教えていただきました。まず日々の会計事務を決算期の申告・納税に繋げていくために必要な処理として会計ソフトを使う方法を説明し、ソフトの種類も紹介していただきました。NPO法人会計に適したソフトにはサーバにつないで作業をするクラウド型、パソコンにソフトを入れて作業をするスタンドアローン型があります。クラウド型はどこにいても作業が可能で、複数人で管理するのに適していますがサブスクリプション式で定期的に支払いが必要です。スタンドアローン型は使用できるパソコンが限られますがソフトの買い取り時の支払いのみで無期限に使用できます。それぞれの特徴を考え団体活動に適したものを選ぶことでスムーズな会計処理ができると思います。

参加者からは

「定額減税と会計ソフトについて、タイミング良く教えていただきありがとうございました。とても、参考になりました。」

「とてもわかり易く、現場をご理解されている内容で有難かったです。」など、ご好評いただきました。

定額減税については現時点でまだわかりにくいことも多く、給与支払い担当者の方はご苦労が多いと思いますが、今回の講座の内容が参考になりましたら幸いです。

(文責・写真 有馬)

「ゆるプラ」開催レポート

2024年4月23日(火)にサロン「ゆるプラ」を開催しました。

「ゆるプラ」はすぎなみ協働プラザの新しい取り組みとして、事務所が閉館したあと、放課後のおしゃべりのような空間が持てたら良いなと思って始めました。

地域自慢をしたり、自分の活動報告をしたり、地域活動のお困り事を話したり…
ちょっと気になる事を闇鍋的にお話する、その中から「あっ、それいいね」「やってみようかな」が生まれたらいいなと思っています。

最初は自己紹介から。

初めての取り組みでしたし、テーマを決めなかったので、どんな話が飛び出すのか、ドキドキのスタートでしたが、時間とともに会場も温まってきて「あの地域ではそんなことやってるの?!」「その取り組み知ってる!」「アレおいしいよね」と、賑やかに情報交換ができ、早速名刺交換が始まり、新しい繋がりが生まれ、有意義な時間となりました。


参加者からは
・テーマトーク、グループトークもしてみたい
・テーマがないから色んな話が聞けて良かった
・話の中で「ピン!ピン!」と頭にヒットするものがあり、自分の活動のヒントがもらえた
・〇〇さんと繋がりました

などのお声をいただきました。

すぎなみ協働プラザでは、これからも「ゆるプラ」活動をゆるやかに継続していきます。
プラザの放課後時間「ゆるプラ」に来てみませんか?

文責・写真 朝枝