夏の大交流会 地域活動大集合!出会う!集う!動く!ポスターフェス2026~地域を動かすリアル・ストーリー すぎなみの今がここにある~ 開催レポート

8月29日(土)に、「夏の大交流会 地域活動大集合!出会う!集う!動く!ポスターフェス2026 ~地域を動かすリアル・ストーリー すぎなみの今がここにある~」を開催しました。

今回の交流会には、地域で活躍する16の地域団体と2つの行政担当部署がポスターセッションの発表者として参加!さらに一般の参加者や区関係者など、総勢50名を超える方々にお集まりいただき、会場は終始あたたかい熱気と笑顔に包まれました。

会場内は、プラザスタッフとボランティアの皆さんが心を込めて準備した色鮮やかなお花やペーパーファン、天井から放射状に広がるようにガーランドで華やかに彩り、一歩足を踏み入れればワクワクするような空間を演出しました。

熱気あふれる『ポスターセッション!』

メインイベントであるポスターセッションでは、前半と後半に9団体ずつに分かれて、各団体が自作のポスターを前に熱のこもった発表が行われました。

1団体「4分間」という限られた時間の中、事前の練習の成果が存分に発揮され、活動への思いや地域への熱いメッセージがひしひしと伝わってきました!聴き手の皆さんも真剣な眼差しで耳を傾け、熱心にメモを取る姿が多く見られました。


前半・後半それぞれのセッション終了後には、参加者の皆さんに「つながりたい!」「応援したい!」「発表がすごく良かった!」と感じた団体のポスターへ、応援シールを貼るというイベントも実施!会場のあちこちで笑顔が弾ける、賑やかで楽しい時間となりました。

発表後の休憩時間やその後の自由交流タイムでは、質問や感想が飛び交う賑やかな交流が生まれていました。お菓子やドリンクを手にリラックスした雰囲気の中、あちこちで新しいつながりが生まれ、楽しそうな声が響いていました。


ドキドキの『ワクワク集計タイム』と笑顔の集合写真!

会の終盤には『ワクワク集計タイム』と題して、参加者の皆さんから寄せられた応援シールの数を集計!見事上位6団体に選ばれた皆様へ、すぎなみ協働プラザのロゴ入りオリジナルミニポーチを贈呈しました。


プログラムの最後を飾る集合写真を撮る頃には、参加者の皆さんがすっかり和気あいあいと打ち解けた様子。「こっちに座りましょうか!」と互いに声をかけ合い、とてもスムーズに笑顔いっぱいの集合写真を撮影することができました。

【参加者の声】

交流会に参加された皆様から、嬉しい声やあたたかいご意見をたくさんいただきました!その一部をご紹介します。

「すごく良い交流会でした!同じ時間に行われていた別のセッションも聞きたかったです」

「準備から当日の運営まで、細やかな心配りが行き届いていました」

「ボランティアの皆さんがとても積極的に参加されていて、会場全体に活気がありました」

「新たなつながりを見つけることができました。改めてご挨拶に伺い、相互に協力しあえたらと思います」

参加者の皆様、そして準備から片付けまでサポートしてくれたボランティアの皆さんのおかげで、笑顔と熱気があふれる最高の交流会となりました。

今回の出会いやつながりがきっかけとなり、地域の皆様にとってこれからの活動がより実りのあるものになれば嬉しく思います。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

写真・文責:大庭

ポスターセッション団体一覧

【前半セッション】
NPO法人 杉並倶楽部 HP
NPO法人 1つだけ美術館 HP
すぎなみ食育推進の会 地域コム団体紹介サイト
OgiLOVE HP
NPO法人 美術教育支援協会 地域コム団体紹介サイト
ふらり赤い椅子 HP
ノリの里の会
杉並エスペラント会 地域コム団体紹介サイト
杉並区役所企画課公民連携担当 杉並区HP

【後半セッション】
立ち直り杉並 HP
NPO法人 日本渚の美術協会 HP
NPO法人 Forum2050 HP
一般社団法人 チーム主夫ラボ HP
杉並災害ボランティアの会 HP
モーネ HP
NPO法人 まちの塾フリービー HP
杉並まちづくり交流協会 HP
杉並区教育委員会 地域の学び推進課 地域・学校協働担当 杉並区HP

※リンク先は2026年9月現在の情報です。

ステップアップ講座「組織をマルくするワークショップ」(全3回連続講座)開催レポート

2026年6月25日(木)から3回連続講座として「組織をマルくするワークショップ」を開催しました。

「団体のメンバーが不足している」「私ばっかり頑張っているけど課題の共感が得られない」「地域への広げ方が分からない」そんな悩みを解消し、仲間と一緒に笑顔で自走するチームを目指すために、団体のメンバーが自然と主体的に動き出す「対話のコツ」と「関係性の作り方」を学ぶ講座です。

講師には、株式会社サステナブルタウン代表取締役、まちづくりジェネラリストの萩元直樹さんと、対話と学びほぐしのコーディネーターの志田千帆さんをお招きしました。

この講座は、情報と対話にできるだけ集中力を高めれるよう、机を無くし椅子だけを用意し、メモも取らず、コーヒーを片手にリラックスして参加するスタイルで開催されました。

株式会社サステナブルタウン代表取締役 まちづくりジェネラリスト 萩元直樹さん

【第1回】6月25日(木) 第1回目は、目的・目標の設定と仲間との共有方法を学びました。
冒頭では「パーパス(内外に開かれた目的・存在意義)」の重要性が語られました。課題には意志(WILL)があり、団体活動の起点になっています。個人の意志をチームや地域の意志としていくため、そして、共感・共鳴が生まれるために、自走するチームづくりの基盤についての学び合いがスタートしました。
初めに「一人で抱え込む活動」から「みんなが主役のチーム」へとステップアップするための知見やアプローチが共有されました。さらに、過去の固定観念を学びほぐす「アンラーン」の姿勢や、対話を通じた関係性の構築について学びました。
後半のワークショップでは、「えんたくん」(※1)の手法を体感。丸い形の付箋を活用しながら参加者同士が対等な立場で意見を出し合い、組織の目的や目標を可視化・共有するプロセスを実践しました。

【第2回】7月2日(木)
第2回目は、問題から課題の導き方を学びました。
前半では、混同されがちな「問題」と「課題」の概念を整理しました。

株式会社サステナブルタウン 対話と学びほぐしのコーディネーター 志田千帆さん

問題:目標(あるべき姿)と現状との間のギャップの中に存在します。客観的に捉えられる、ネガティブな状態やボトルネックを指します。
課題:問題に対して「自らが対応する」という主体的な意志(WILL)をもって設定するものが課題です。未来に向けたポジティブな行動テーマを指します。

チームを動かす「課題設定力」で重要なことは、「なぜその問題が発生しているのかを問い、数ある要因の中から真の原因を突き止め、それに対する課題を明確なことばで示せることです。暗黙知になりがちなそのプロセスをチームで話し合い、一人ひとりが「自分ごと」としてかかわりたいと思える、意志の宿る課題を共有することから、「協働」が生まれます。

後半のグループワークでは、「えんたくん」を活用し、自分たちの活動の「目的・目標」「現状と問題」「真の原因」をロジカルに整理する演習が行われました。

参加者同士が対話を重ねる中で、課題設定こそが活動の質と継続性を左右するスタート地点であり、全体を支える柱であることを再確認しました。地域活動において「課題解決の達人」ではなく「課題設定の達人」を目指すことの大切さを実感しました。

【第3回】7月9日(木)

第3回目は「つながりの4つの意味」について学びました。

初めに、イベントや活動において最も重要な「ふりかえり」が取り上げられました。反省会(責任追及・後悔)や打ち上げ(慰労)と異なり、ふりかえりは次の改善に向けた前向きなプロセスである点が示されました。「KPT(Keep・Problem・Try)」の型などを活用し、学びや価値を抽出し続けることの大切さが解説されました。

次に、「ワールドカフェ」の手法や「つながり」「協働」の本質を探求しました。カフェのようなリラックスした雰囲気で対話し、他者の視点から学びを得る「他花受粉」の重要性が共有されました。また、単に人を巻き込むのではなく、一人ひとりの主体性や共感を育む「コンコーダンス型」のコミュニケーションや、多様な主体が共通ゴールに向かって連携する「コレクティブ・インパクト」の概念について学びを深めました。

「えんたくん」を活用してのワークでは、自身の課題や強み、パーパス(活動や人生の目的)を整理・可視化しました。対話を通じて互いの想いに共鳴し合い、地域課題の解決に向けた協働のアイデアを膨らませる実り多い機会となりました。

参加者からは、
・理解するには少し難しい事も有りましたが、常に目的を見失わない事。課題の共有。対話の大切さを確認しました。できればこんな講座が身近な地域で行われると助かります。
・メンバーとの話し合いからしか、始まらない!自分にも、どうして活動するのか⁉︎問い続けることで同じ想いの方に私の意思が届き、活動を共にする丸い組織を作りたい!と強く思いました。色々な活動をされている皆さんと話す機会を持ち、面白かったです。この時期に講座を受けることができて、本当によかったです。萩元さん、志田さんのお話は、興味深く聞けました。ありがとうございました!
・課題設定、課題設定力の重要性を改めて考えました。
などのお声をいただきました。

ワークの難易度が少し高かったですが、こうした合意形成の手法を地域活動団体に紹介できたことは、大きな成果(お土産)になったと思います。各団体の今後の話し合いの場で実践されることを期待します。


(※1)「えんたくん」
輪になって座った参加者たちが全員でひざの上にのせて使う、直径約1メートルの円形の段ボール製コミュニケーションツール。

株式会社サステナブルタウン
https://www.sustainabletown.earth

写真・文責:椎野

地域活動のための「“心をつかむ”チラシタイトル講座」開催レポート

令和8年7月11日(土)13:00~16:00、地域活動のための「“心をつかむ”チラシタイトル講座」を開催しました。

すぎなみ協働プラザでは毎年、団体活動に役立つ広報講座を開催しています。今年も、杉並区広報専門監の谷浩明さんをお迎えし、チラシタイトルについて学びました。

杉並区広報専門監 谷浩明さん

初めにグループ内で1人1分ずつの自己紹介を行い、和やかな雰囲気でスタート。谷先生からは「一方的な講義ではなく、皆さんにも積極的に参加してほしい」とお話があり、参加者への質問や問いかけを取り入れながら講座が進行していきました。

【前半】講義:「伝える」から「伝わる」へ

前半は、届けたい人に「伝わる」ためのポイントと、チラシタイトルの考え方(3ステップ)を学びました。

  • 「伝える」と「伝わる」の違い 情報を一方的に流す(伝える)のではなく、受け手が理解し、行動や気持ちの変化を起こすこと(伝わる)が重要。
  • 広報(Public Relations)の本質 組織と人々(団体・個人)との間に、誠実なコミュニケーションを通じて「よりよい信頼関係を構築する」こと。
  • チラシタイトルの考え方(3ステップ)
    1. だれに言うか?: 年齢や属性だけでなく、受け手の内面的要素(悩み・願望・価値観)まで踏み込んでターゲットを絞り込む。
    2. なにを言うか?: 発信側の伝えたいことと、区民のニーズ(関心ごと)の「共通項」を見つけ、共感を呼ぶ。
    3. どう言うか?: メリット・ベネフィットの提示や、未来のワクワクした姿を想像させる工夫をする。ニュース性や手軽さ、「初」「ついに」といった言葉、具体的な数字を活用する。

【後半】ワークショップ&生成AI活用術

後半は、参加者が過去に作成したチラシのタイトルを修正する実践ワークを行いました。 参加者の皆さんは自身の活動を振り返りながら、「とにかくたくさんタイトル案を書く」「受け手の立場で選ぶ」「声に出して読む(リズムを意識)」の3つを大切にし、熱心に取り組んでいました。さらに講師から一人ひとり直接講評をいただき、実践的なブラッシュアップが行われました。

思い浮かんだタイトル案を何個も書き出す
参加者同士で積極的に意見交換!
タイトルを選びきれず、グループ内で相談!
チラシのビフォーアフターを説明する参加者
講師から一人ひとりにアドバイス
(ワークシート)講師のアドバイス入りのビフォーアフター

講義の締めくくりには、生成AIの活用術についてでした。
「AIは確率的予測やパターン学習に基づくものであり完璧ではないため、最終的な確認・判断は人が行うこと」といった前提のほか、効果的なプロンプト(指示文)の大原則として以下のポイントが挙げられました。

  • 明確な指示を出す
  • タスクを分解して渡す
  • 参照データ(正確な資料)を渡す
  • 「考える時間」を与える(深掘りさせる)

【まとめ】

少人数制ということもあり、講師と参加者の距離が近く、誰もが発言しやすい雰囲気でした。参加者同士の交流や意見の出し合い・聴き合いが随所に見られ、終始活気に満ちていました。

最後に谷先生は、チラシタイトルを考えるうえで一番大切なことは「相手のことを考えること」と仰っていました。

講座に参加された団体の皆さんが、今後どのような素晴らしいチラシを生み出されるのか、今から目にするのがとても楽しみです。

【参加者からの声】

・とても有益な講座でした。他の団体との交流もあり、初めての地域イベントの参加でしたがまた参加させていただきたいと思いました。ありがとうございました。

・言葉とイラストの関係性を重視した発信、という発想はこれまであまりありませんでした。またAIに対する指示の仕方についても基本的なところを確認できました。ありがとうございました。

・相手目線の大切さを再認識しました。ご講義ありがとうございました。

写真・文責:椎野

ステップアップ講座 地域活動をもっと便利でスマートに!「LINE公式アカウント&LINEオープンチャット活用講座」開催レポート

5月26日、杉並区役所分庁舎にて「地域活動団体のためのLINE公式アカウント&LINEオープンチャット活用講座」を開催しました。当日は26名の地域活動団体の皆さんが集まり、会場は真剣かつ熱心な雰囲気に包まれました。

今回の講師は、秋本創さん。学生時代からまちづくりに関心を持ち、現在はNPO法人埼玉情報センター事務局次長や足立区NPO活動支援センター相談員など多方面で活躍されている、地域活動のデジタル活用に豊かな知識を持ったスペシャリストです。

前半:LINE公式アカウントの基本と登録体験
講座の前半は、身近なツールである「LINE」の圧倒的な利用率についてのお話からスタート。なんと80代でも8割以上、それ以下の年代では9割以上が利用しているというデータがあり(※1)、これをうまく使いこなすことが団体の活性化に直結します。続いて、情報発信に役立つ「LINE公式アカウント」のメリット・デメリットや料金プランが詳しく解説されました。そして、スマートフォンを操作しながら、実際に「杉並区の公式LINEアカウント」に登録してみる体験も実施。初めて操作する方にも画面の案内が非常に分かりやすく、身近な存在である区のアカウントということもあって、「公的機関も使っているなら安心」「これなら自分たちでもできそう」と、運用に対するハードルが和らいだようでした。

テンポよく、分かりやすい解説に参加者は頷きながら耳を傾けています。
真剣なまなざしで話を聞く参加者の皆さん

後半:目の前で実践!LINEオープンチャットのデモンストレーション
後半は、もう一つの注目ツール「LINEオープンチャット」の説明と実践です。 講師の秋本さんがその場で新しいチャットルームをサクッと作成する手順がスクリーンに映し出されると、参加者の皆さんも興味津々。案内されたQRコードから、匿名かつ好きなプロフィールを設定して次々と参加していきます。

チャット内にスタンプや挨拶が飛び交い、和やかな空気に包まれたその時、画面に「100万円儲かるセミナーを開催しています!」というプラザのスタッフが仕掛けた怪しいメッセージがゲリラ投入されました。一瞬ドキリとした会場に対し、講師の秋本さんは「大丈夫です、今から追い出します!」と一言。不審なアカウントを瞬時に強制退去させる管理者のデモンストレーションが目の前で行われ、会場からは感心の声が上がりました。このように実際のトラブル対応を自分の目で見て体験したことで、安全な運用の仕方がよく分かる実践的な内容となりました。

QRコードから読み取り、いざオープンチャット利用体験へ!

まとめ:効果的に、長く続けるために
最後に総括として、これらのツールを効果的に長く無理なく続けるためのコツが紹介されました。特に、日々の発信文章を作る負担を減らすための「生成AIによる文章校正」の活用アイデアなど、最新技術を地域活動に役立てる具体的なお話もあり、参加者の皆さんにとって今後の活動の大きなヒントとなる締めくくりとなりました。

講師の秋本さん。参加者に寄り添い、笑いを交えながらお話しいただきました。

今回の講座をきっかけに、地域の現場で皆さんのゆるやかな交流と情報発信の輪が広がっていくのを楽しみにしています。

※令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書https://www.soumu.go.jp/main_content/000953019.pdf

◆講師:秋本創さんについて
大学時代からまちづくりやコミュニティに関心を持ち、東洋大学福祉社会デザイン研究科在籍中の2007年にさいたま市市民活動サポートセンターに入職、NPO支援業務を行う。2016年より独立してフリーランスに。情報発信や人材育成に関する講師やコンサルティングを中心にNPOやまちづくりにかかわる業務・活動を行う。NPO法人埼玉情報センター事務局次長/BABAlabコーディネーター/まちづくりユニットまち・あわせ主宰/浦和経済新聞・大宮経済新聞ライター/足立区NPO活動支援センター相談員。

BABA lab Study&Works
https://baba-lab.work/teachers/377/

Instagram
https://www.instagram.com/akimoto.so

ステップアップ講座「NPO会計講座はじめの一歩」開催レポート

2026年4月22日「NPO会計講座はじめの一歩」を開催しました。

「新年度から急に会計担当になったのでNPO会計のことを知りたい!」
「決算書の書き方が分からない」

といった悩みを多くの団体から年度納めである3月に耳にすることがあります。

担当者が変わる時期、税制が変わる時期において、大切なことなのに初めての業務が多くて混乱してしまう。そんな悩みに応えるべく、今年も認定NPO法人NPO会計税務専門家ネットワーク理事/公認会計士・税理士の加藤俊也氏にお越しいただき、「そもそもNPOとは何か」、「NPO会計と他の会計の違い」、「決算とは何か」などをお話しいただきました。

認定NPO法人NPO会計税務専門家ネットワーク理事/公認会計士・税理士の加藤俊也氏

【非営利の解釈】

加藤氏より「非営利」の解釈や、「非営利事業」とはどういうことなのか具体的な例を挙げてもらい、非営利事業がどのように成り立っているのかなど説明を受けました。そうすると「なぜ会計報告をしなければいけないのか?」が分かってきます。

寄附や助成金などの外部の支援が必要な活動では、支援者に対し、支援金がどのように使用されたのかを明確にすることで、事業や団体に対して「信頼」を獲得することができます。精細を欠く、不透明で分かりにくい報告書だと、理解が難しく信頼を損ねることになるので、明確で誰が見ても理解しやすい報告書を提出することが大切です。

【決算】

会計担当者は入出金などの毎日の集大成として取引を分類・集計して決算書を作ることになります。決算書を見て理事会は事業の分析や事業計画を立てていくことができるので、団体にとって行動を示す指針として大切な役割となります。とはいえ、初めての担当者にとっては決算・決算書の作成など、ハードルが高いものが多くあります。本講座では細かくすべてを述べていくには時間が足りませんが、決算をサポートするためのネットワークやNPO会計の年間スケジュール、NPO法人会計力検定などの紹介も講師とすぎなみ協働プラザからさせていただきました。

最後に事前にいただいた個別質問に答える形で質疑応答を行いました。団体が抱えているそれぞれのお悩みに対して、色々なケースを考慮したうえで回答をもらい、少しは胸のつかえもとれたのではないかと思います。

会計担当としての「はじめの一歩」は学ぶことが多く煩雑で、誰に何を相談していいのか戸惑うこともあると思いますが、加藤氏を始め、会計のサポートをできるネットワークは多く存在しています。抱え込んでしまったり、負担を感じたら、すぎなみ協働プラザを通してご相談いただければ幸いです。

文責・写真:有川