【団体訪問】 「ニュースポーツ マイナースポーツ 体験会」(NPO活動資金助成事業)

2026年9月27日(日)、令和8年度杉並区NPO活動資金助成を受けた特定非営利活動法人杉並倶楽部(以下、杉並倶楽部)が主催する「ニュースポーツ マイナースポーツ 体験会」が、杉並区立高井戸第四小学校の体育館で開催され、訪問してきました。

杉並倶楽部は、2025年11月に設立されたばかりの新しい団体です。中学校部活動の地域展開をはじめ、子どもから大人まで地域のさまざまな世代がスポーツに親しみ、継続的に活動できる環境づくりに取り組んでいます。ニュースポーツも含む多様なスポーツとの出会いや体験の機会をつくり、地域でのスポーツの選択肢を広げる活動を行っています。

今回の事業は、近隣の小・中学生が学校だけでなく地域全体での活動の選択肢を広げる体験・交流の場として、また、地域の大人の方々にはニュースポーツやマイナースポーツの魅力を知ってもらうために開催され、当日は「ピックルボール」の体験が行われました。

今回の募集チラシ
ピックルボールのパドルとボール

ピックルボールとは、テニス、バドミントン、卓球の要素を組み合わせたアメリカ生まれのラケットスポーツです。バドミントンのダブルスコートと同じ広さのコートで、「パドル」と呼ばれる板状のラケットを使い、穴の開いたプラスチック製の軽いボールを打ち合います。ボールの構造上スピードが出すぎないため、初心者や子ども、高齢者でもすぐにラリーを楽しめるのが特徴です。

体験会は、まず道具の解説からスタート。次にパドル上でボールをポンポンと突く基本動作で、少しずつ感覚を掴んでいきました。しっかりと感覚を掴んだ後は、ルール説明を交えた打ち合いへ。初めは近距離でのラリー、続いてロングストローク、最終的には試合形式へと段階を踏んで難易度を上げていく丁寧な進行で、参加されたみなさんもスムーズにプレーを楽しんでいました。

パドル上でボールをポンポン!
近距離でラリー
試合形式で練習

当日は時間の都合上、他のスポーツの体験までは至りませんでしたが、会場には「ウィッフルボール」「クリケット」「モルック」「YOU.FO(ユーフォー)」「Baseball5(ベースボールファイブ)」といった多彩な競技の用具も用意されており、今後の広がりを感じさせる内容となっていました。

参加者はファミリー2組(8名)と大人2名の計10名。ピックルボールは初めての方でも気軽に挑戦できるのが大きな魅力で、コート内には終始笑顔があふれ、とても楽しそうな雰囲気が印象的でした。

参加者からは、
・家族みんなで楽しめるスポーツを探していたのでぴったりでした。
・テニス肘で腕を痛めているのですが、肘への負担が少なくて安心して楽しめそうです。
・自分の地域でも広められるスポーツかと思い参加しました。

世代を問わず楽しめるスポーツとして、大きな可能性を感じさせる声が多く寄せられました。

当日は指導者3名、設営や水分補給などをサポートするスタッフ1名の計4名体制で運営されていました。参加者お一人おひとりへの配慮が行き届いており、安心して参加できる環境がしっかり整えられていると感じました。

なお、杉並倶楽部代表の本田さんは現在、条件や好みから自分に合ったスポーツを見つけ、その競技のルールや練習方法まで知ることができるシステムを開発中とのこと。スポーツを『知る・見つける』だけでなく、興味を持った人たちが自分たちでも実際にやってみるところまでつなげられる仕組みづくりにも取り組まれています。

杉並倶楽部の活動が地域の中でさらに広がっていくよう、今後も応援・サポートしていきたいです。

杉並倶楽部代表の本田祐樹さん
杉並区NPO支援基金のお知らせコーナー

【関係リンク・事業概要】

■杉並俱楽部ホームページ
https://suginamiclub.or.jp/

■杉並区NPO支援基金
https://member.sugi-chiiki.com/kikin/shikinjyosei/reiwa-8npojyosei/

(写真・文責:椎野)