区民センター祭りで演奏しました

 お陰様で無事今年のセンター祭りで怪我なく事故なく演奏することができました。今年想定外だったのは、演奏前の設営作業が迅速で演奏前に時間が余りました。もちろんセンターのスタッフの方々のご尽力を頂いたのも大きかったです。そういう時に客席の方と少しでもコミュニケーションが取れたらもっとよかったと反省、反省。

 当日は3月並みの暖かさで、設営が終わった時にはすでに汗だく。皇室を習う程の者ではないですが、一度人前に出たら皇室の方々は髪が風で乱れても自分で触らないのがマナーというのをどこかで聞いたので、汗だくでもハンカチで拭かない、、なんて勝手に思い込み、それが気になりすぎて演奏では相変わらず間違ってばかりいました。

 いろんなジャンルの曲を弾くことが出来る大正琴を是非披露しようと、日本を代表するフォークソング、シャンソン、演歌、タンゴを弾く毎に気持ちを切り替えながら挑みました。本番直前まで出来ないところの見直しを重ね、練習の記録としてビデオに収めました。

 次回は3月25日天沼サロンで演奏予定です。それに向けてまた頑張ります。

第十七回おさらい会に多くのお客様にお越し頂きありがとうございました!

 お知らせ通り12月8日にハミングの第十七回会おさらい会が永福和泉地域区民センターで午後1時半より開催され、途中でアクシデントもありましたがなんとか無事に閉会することが出来ました事を感謝し、ここにご報告いたします。

 翌日は高尾山を麓から徒歩で三往復したかの様な疲労(未体験ですけど)で歩数計は120歩で止まりでした。いち早くこちらのページも様子をお伝えしようと気持ちはあるものの本日となりました。

 開催時にはお客様に飲み物と少しばかりのお菓子を用意するのですが、沢山の方においで頂き、お菓子は足りなくなってしまいました。そんなことのない様に来年は入念に準備をしようと思います。

 黒一点の男性メンバーの司会で順調に会が進行されました。オープニング曲、クラッシックの美しき青きドナウの演奏で会が開かれました。

 第一部ではそれぞのメンバーの個人選択曲に他のパートの応援を入れて7曲続き、一部の最後に講師の演奏ということで、プログラムには曲名を入れなかったのですが、今年はお祭りマンボを選曲しました。本来は四部合奏ですが、ソプラノ、テナーの二部合奏です。最初にお祭りの太鼓表現などを試みたり、途中テンポが変化するところからのテナーのトレモロ等出来る範囲で曲作りをして臨みました。相変わらずミスヒットはあったものの何年か前に起きた大事件、弾き直し、をすることなくなんとか曲を終わらせることが出来ました。

 第二部では今年は琴伝流関東本部より日頃お世話になっている奏者の方お二人のお力をお借りし一人ワンパート、4人でのアンサンブルを聴いて頂きました。曲名は今夜は離さない、喝采、そして兄弟船の3曲です。4人揃って練習をする事が難しく、音合わせは2ヶ月前に一回、当日出だしだけ確認のリハーサルのみで、ゲストの方にわざわざ永福までご足労頂くので別のプレッシャーでドキドキでした。他の大正琴グループに比べるとハミングは人数も少なくて、とても本部からお呼びできる様な催しではないのですが、快諾して下さったお二人、本当にありがとうございました。アンコールも頂きゲスト演奏の最後に早春賦を演奏致しました。

 ハミングは演奏の上手下手関係なく、自分の演奏の記録をして動画に演奏を残しています。動画は嘘を付きません。動画から学ぶものは本当に沢山あり、上手くいったと思える動画は200本も出しているのに未だありません。それでも昨年の自分の演奏を見てまた次の演奏に繋げるように利用しています。こちらのページでも後程アップする予定です。(YouTubeからも直接視聴する事ができます)

 今年何が一番困ったかというと、初めて来て頂いたゲストにも演奏動画を記念にして頂きたいと思っていたのですが、なんと!よりによって、ゲストの演奏中に、背面のステージ横断幕(ハミングの名前と第17回おさらい会という文字が入っていた)が半分剥がれ落ちてしまいました。演奏中でしたので、背面に全く気付かず、その次の曲が終わってから気付き、メンバーが素早く直してくれました。しか〜し、動画はその痛々しい中途半端に剥がれた横断幕をずっと映していました。愕然としましたが、いろいろな人のアドバイスをもらい、アメリカの友人にまで修正方法をリモートで教えてもらって、なんとかかんとか、形になりました。動画編集のプロではないので完璧ではありませんが、こちらも後でYouTubeにアップ予定です。

 第二部後半はご来場頂いたお客様に主役になって頂き、琴の伴奏で6曲ほど皆で歌を歌ってい頂きました。演奏曲によっての琴の移動やメンバーの座る場所の移動などがあり、時間も長丁場となってしまいましたが、休憩を入れながら、第三部まで会を進めグループ発表曲を一気に演奏し無事に会を閉会する事ができました。

 大正琴の楽器の性質上、客席の座る位置によっても奏者の顔が見えずらい事もあり、来年は少し椅子の位置をずらして全員の演奏姿をご覧いただけるように工夫致します。また歌いたい曲のリクエストなども受け付けたいです。楽譜さえ用意出来れば皆様がより楽しんで頂けるよう会員全員で練習したいと思いますのでお知らせ下さい。

 ご近所の方にも来て頂き、ハミングの活動、大正琴を通して地域の方々と交流をしていることに、お褒めの言葉を頂きました。本当に有り難かったです。ちょっと褒められると天にも昇る程嬉しくなりました。この活動をずっと続けて行きたいと思いますので、どうぞまた足を運んで頂けたらと思います。このページにご縁があった遠方の皆様も是非動画を通してお近づきになれたら嬉しいです。

次回演奏機会は令和7年2月16日(日)永福和泉地域区民センターのお祭りで約15分の演奏予定です。詳細は決まり次第またお知らせしたいと思います。短い時間ではありますが、どうぞお出かけ下さい。

動画は準備が出来次第アップします。(YouTubeでも視聴出来ます)

第38回東京大会で演奏してきました

7月26日、琴伝流大正琴第38回東京大会が江戸川区総合文化センターで開催されました。

ハミングは琴伝流の大正琴アンサンブルグループで、杉並区で活動しています。琴伝流では色々な地区で演奏の機会があり、東京大会は今年で38回目。コロナで随分規模も縮小されましたが、逆に私達のような少人数のグループでも参加規定の敷居が低くなり、今年も演奏することが出来ました。今年で3回目の出場です。。ある意味コロナさまさま?

今年は奏者を増員して最小グループから脱却出来ました。普段はお稽古場としてゆうゆう永福館をお借りして練習を重ねています。本番前のリハーサルを舞台ですることが出来なかった為、いつものお稽古場で本番と同じ並びで舞台のイメトレをしましたが、やはり舞台で演奏するときの音響の違いや、照明の違い、もちろんお客様を前にして弾くわけですので、緊張度200%の中普段と同じように、、が中々出来ないです。いつになったらリハーサル通りに出来る日が来るのか分からないけど、奏者全員で頑張りました。

この酷暑の中、大会会場まで行く事が尋常ではない程危険行為。熱中症危険アラートがバンバン出ている中、杉並から江戸川まで行くのですから。人生を豊かに過ごす為にはある程度のワクワク・ドキドキが必要なことは承知していますが、暑さによる身体的な危険と天秤に掛けることの無いように、なんとかこの時期を避けて頂きたいと切望したいところです。

大会終了時には、来年の大会開催日のアナウンスがありました。7月だそうです。来年の夏は更に暑くなり、これ以上海水温が高くなると私達の経験したことのないアナザーワールドに突入するそうです。さてどうなることやら。

さて、次回の発表の機会は9月29日(日)練習場としてお借りしているゆうゆう永福館の秋のお祭り「ゆうゆう祭り」で演奏を予定しています。演奏予定時間はまだ未定ですが、お時間のある方は是非お出かけ下さい。詳細がわかり次第こちらでもお知らせする予定です。そしてもしよかった是非私たちと一緒に演奏しませんか?

琴伝流大正琴第38回東京大会

天沼サロンで演奏してきました

昨年からお世話になっている天沼サロンさんで予定通り3月26日に演奏を事故もなく演奏が出来たことに感謝しています。

当日のお天気は豪雨。春雷と言えば詩的ですが機材の移動、人間の移動には細心の注意を払い、又、演奏会場が昨年の場所とは違い設営もドキドキしながら皆で行いました。出来たばかりの建物館内は大変美しかったです。いつも杉並区の一番端にいますのでやはり阿佐ヶ谷・荻窪・天沼地区は活気があって素敵ですね。

予定通りのタイムスケジュールで会が始まり、最初に6曲をメンバーの司会進行で聴いて頂き休憩を挟み、会場の皆様にご参加頂き5曲程大正琴の伴奏で歌って頂きました。最後に2曲はまた聴いて頂き会を締めました。今回はアンコールを頂き(アンコールが入った時の曲)を弾き、更にもう1曲、この時期に相応しい早春賦を演奏致しました。

上手く説明できるか分かりませんが、今回お邪魔した場所は複合施設になっていて、特養や一地域交流スペース、さらにはクリニックや訪問看護ステーションなどもあります。こんな素晴らしい施設が地元にあったらなんて心強いことでしょう。もしこの文章を区政に携る方が読んで下さっていたら是非永福にも作って欲しいと思います。宜しくお願い致します。

豪雨の中、ご来場下さったお客様、ご協力下さったサロンのスタッフの皆様、交流スペースのスタッフの皆様のお陰様で私たちも有意義な時を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。

そして、この演奏会を聴いて頂き、又はこの投稿を読んでみて私もやってみようかな?と思われた方、是非ご一緒しましょう。この楽器の楽譜のすごいところは数字譜です。それってなに?と思われると思いますが、普通の楽譜の理論を易しく分かるように簡略化されていて、さらに数字で表しています。そして実戦的にすぐ弾けるように作られているところが凄いんです。もちろん普通の楽譜が読める方は「へえ〜そうなんだぁ」と思われるし、逆に数字譜が読めるようになると普通の楽譜も読めるようになります。ですから音楽に入る入り口としてとてもおすすめなのです。楽器そのものは単純な作りです、左手で音階のボタンを押して右手でピックを持って弦を弾く、それだけです。ピック一振りで一音しか出ませんので、一人で和音を作れません。そこで仲間が必要になります。音域の異なる琴をを四つ合わせて合奏ができるようになります。それがアンサンブルになって曲に深みが生まれます。百聞は一見にしかず、ちょっとでもご興味が沸いたらご一緒しましょう。きっとズキズキ、ワクワク(あれ?どっかで言ってたか)してくると思います。

区民センター祭りで演奏してきました

演奏中に琴が、、、、

申し込みの抽選で当選し、今年は4曲用意してセンター祭りに挑みました。メンバーと相談し衣装は黄色で揃えました。

前のグループの演奏中に廊下で待ちます。お子さんを含む和太鼓の軽快なリズムが会場から轟き、どうやら客席は立ち見を含め満席の様子。太鼓の演奏が終わったら自分の演奏前に舞台の設置、アンプのセットがありますから順序よく演奏に入れるようにイメトレしながら、そして太鼓も会場で見たいなと思いながらもひたすら待ちます。

太鼓が終わり、私たちの舞台セットをする頃には太鼓のお客様はスーッと客席を離れ、ちょっとガランとする会場にポツポツとお客様が座って下さいました。気にはなるけど時間内に舞台設置をすることに必死。スタッフの皆様にお手伝い頂きなんとか準備が出来ました。

演奏曲目 早春賦 芭蕉布 大阪しぐれ 黒ネコのタンゴ

ハンドマイクを使い曲目紹介をしながら、曲のキュー出しをして演奏に入ります。緊張のせいでマイクをオンにしないで話し始めたり、皆の準備を確認せずにキュー出ししたりと、今までやった数々のミスを頭に描き、そうならないように演奏を進めていたら、ハプニングというものは本当に本番に起きるもので、防ぎようのないことが起きました。

なんと、演奏中に大正琴が壊れた!演奏中に弦が切れるというのはあることなのですが、そうではないんです。特定の音を出すことが出来ない、それも重要な音。これはどうすることも出来ません。演奏は始まってしまいました。なんとか最後まで完奏することに集中する事しか出来ません。

壊れてしまった琴を弾いたメンバーの動揺は大変なものだったと思います。というわけで今回は動画のアップは残念ですが致しません。これも経験。経験値を増やしていくしかないのですね。でも最後の曲を弾く頃には会場は適度にお客様が座って下さっていました。せっかく私達のために時間をとって下さったお客様には申し訳なかったと思います。来て下さったお客様、応援ありがとうございました。

演奏が終われば、皆笑顔です。演奏後打ち上げランチで泣いて笑って次に向かって頑張ろうと言える仲間がいることは最高に幸せなことだと思います。そしてもっと多くの方に大正琴を一緒に弾く楽しさを経験してもらえたらいいなぁと思うのです。