2024年4月に開始した「ゆるプラ」。閉館後に地域の「ちょっと気になる」を持ち寄って、闇鍋的に、ゆるっと皆で話しあい、聴きあう場です。開始してから2年半が経ち、今回のゆるプラでは、遊び心満載の、ちょっとした工夫をしてみました。

「何が出てくるかわからない、闇鍋的なお話会」がゆるプラのコンセプトです。特にテーマはなく、身の回りや地域で、ちょっと気になったことや知りたいこと、、、なんでも持ち寄って“ゆるく”話し、聴き合います。
「闇鍋なら、鍋を用意しなきゃ!」という雑談の中からうまれた、参加者の一声をきっかけに、ついに本物の鍋を用意してみました。


鍋の中には、「お題」が書かれた紙が仕込まれています。これを一人ひとりがひいて、その「お題」に沿って話を展開していくという進め方でした。
この日の参加者は、7名。年代、職業や活動内容も様々。中には、つい先日杉並に引っ越してきたばかりの方にも参加いただき、今までで一番ユニークな集まりだったかもしれません。そんな集まりだからこそ、新たな視点や繋がりが生まれてほしいと願いながら、会を進めていきました。

闇鍋のお題は、「実は〇〇です」「最近発見したもの、こと」「熱中していること」「気になっている流行りのもの」「左隣の人の良いところを3つ」「向かいの人との共通点3つ」「最近、楽しかったこと」「やってみたいこと」など、何が出るかワクワクドキドキしながら紙を引いて和気あいあいと話をする姿をみて、この遊び心たっぷりの仕掛けに良い手ごたえを感じ、話が弾む様子に嬉しくなりました。

不登校や引きこもりなどの地域課題も話題に上がり、様々な視点から意見を聞くこともできました。
間もなくハロウィンということで、バルーンアートでかぼちゃを作り、その中に飴を入れてお土産にお持ち帰りいただきました。手作りの素朴なお土産でしたが、予想以上に皆さんに喜んで頂けたことが、プラザにとって大きな収穫となりました。
参加者からは、
・ゆるプラが楽しみで毎回出たいと思っている。
・いろいろな意見を聞け、地域に生かすことができてよかった。
と、うれしい声を聞くことができました。
これからもゆるプラで皆さんの関心ごとを聞いて、色んな視点の考えを聞き、新たな気づきや繋がりが生まれたり、何かが生まれなくても皆さんの居場所になれればと感じています。
文責・写真 大庭
ゆるプラの開催日程は毎月上旬~中旬にこちらのページでご案内しています
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