団体訪問 NPO法人プロップK(NPO支援基金助成事業)

8月18日にNPO法人プロップKを訪問させていただきました。

プロップKは、様々な年齢層が集い、支えあう拠点として地域の活性化、繋がり、支え合えるまちづくりの一端を担える活動をしています。ゆうゆう久我山館、ゆうゆう上高井戸館、コミュニティふらっと成田の3館を運営し、住民の交流拠点として様々なイベントを開催しています。今回は、コミュニティふらっと成田にて、令和5年度杉並区NPO支援基金助成事業である「おとなもこどもも安全に楽しく遊ぶアプリゲーム体験」を見学させていただきました。

子どもの目にもとまりやすい低位置にチラシを配置
多くの人の目にとまるように工夫を凝らした看板

小学4年生から大人まで集まり、各自持参したスマホを手に、まずはゲームアプリのダウンロードからスタートです。その日は、「みんなの脳トレ〜脳年齢がわかる脳トレ・脳の若返りドリル〜」「どうぶつタワーバトル」「太鼓の達人」の3つのゲームを体験しました。

司会者はアプリをダウンロードする時の注意点や、広告表示の消し方などを丁寧に説明し、参加者は「なるほど」と頷きながら操作を進めていました。スマホでゲームをするのは初めて、という方もいらっしゃいましたが、参加者全員がスムーズにゲームを楽しむことができました。

手元の資料を見ながら、フロアスタッフ2名がサポートしスマホを操作

最後に行った「太鼓の達人」では、参加者同士が前に出て大スクリーンで対戦!会場には、ゲームコントローラのほかに太鼓の達人専用の太鼓も用意されていたので、普段からゲームに不慣れな人でも簡単に操作可能です。参加者は自然と声を上げてゲームに熱中し、応援する参加者にも笑顔が溢れ、とても盛り上がりました。

大人の参加者も白熱!
小学生と対決!

最後に司会者からスマホ依存症の説明がありました。所有者の多くが依存しつつあるスマホですが、今回のイベントのようにゲームで世代間交流をしたり、情報収集や天気予報など、スマホは便利で手放せない存在です。注意しながらうまく活用していきたいですね。

最後にプロップK代表の石山恵子さんからのご挨拶で終了しました。

精力的に地域のために活動を行うNPO法人プロップK代表の石山恵子さん

今回訪問したコミュニティふらっと成田は、イベント開催のみならず、地域住民のための居場所として場所を提供しています。人気の場所は、建物の入り口を入ったところにあるラウンジです。午後には近所の小学生が集まってゲームをしたり、他にも勉強する学生や打合せをする地域活動団体の方など、多くの人がこのラウンジを利用しています。施設内はスタッフが季節ごとの飾りつけをしたり、快適な居場所を演出しています。

広々したラウンジは夏には涼みどころとして機能している
職員による施設内デコレーション

壁には数々の感謝状が飾られていて、すぐそばの杉並第二小学校の子どもたちからは、手作りの感謝状が届いたそうです。「いつもありがとうございます」と大きく書かれた感謝状には折り紙の飾りがついていて、とても心のこもった感謝状でした。

地域のための活動は住民からも支持されている
杉二小の子どもたちから 心温まる手作りの感謝状

是非これからも地域の居場所としてのご活躍を期待しています。
皆様もぜひ一度、コミュニティふらっと成田を訪れてみてはいかがでしょうか?

写真・文責 大久保・大庭

【コミュニティふらっと成田】公式HP
杉並区成田西1−28−18

すぎ丸バス(阿佐ケ谷駅・浜田山駅間)
「成田西子供園前」下車徒歩2分

関東バス(中野駅・五日市街道営業所間、中35・中36・高43系統)
「杉並第二小学校」下車徒歩2分

【NPO法人プロップK】公式HP

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団体訪問 NPO法人SIGN-サイン-(NPO支援基金助成事業)

2023年7月27日、NPO法人SIGNさんにお伺いしてきました。

NPO法人SIGNさんは、「放課後子ども教室」の充実と拡大を目的として、2021年6月に現役保護者と保護者OBで立ち上げた団体です。
地域の方々すべてを対象に、つながりある循環を築くことができる居場所を、そしてみんなが笑顔になれる居場所を目指して活動しています。
毎週水曜日と金曜日、杉並第六小学校の視聴覚室、校庭や体育館などをお借りして、杉並区に在住する小学生を対象に、放課後の居場所を提供しており、安心・安全に過ごせるよう常時ボランティアが見守る中、子どもたちは宿題や自由遊びなどをして思いおもいに過ごせます。

訪問した日は、令和5年度(2023年度)杉並区NPO支援基金助成事業である「宿題お助け隊結成!」のイベントを開催していました。

「宿題お助け隊結成!」は、7/24(月)~28(金)の5日間、10時~12時まで、杉並第六小学校の家庭科室と視聴覚室で開催、27名の子どもたちの申込みがあり、毎日、6名のスタッフやボランティアの方々が子どもたちに宿題を教えているそうです。

通常の授業時間と同じように、1時限目(10:00~10:45)と2時限目(11:05~11:50)に区切っていて、子どもたちは、自分の夏休みの宿題を黙々と進めていました。勉強に少し飽きてしまった子どもたちのためには、迷路クイズなども用意してあり工夫され、子どもたちも楽しそうでした。宿題の合間の20分の休みには、校庭でボール遊びや大縄跳びなど、元気に遊んでいました。

子どもたちに、このイベントに参加した感想を聞いてみると、
・宿題で、わからないところを教えてもらえるから助かった。
・ここにきたら、みんなが宿題をやっているので、やる気がでる。
・お友だちに会えて嬉しい。
・他学年とも交流ができて楽しい。
という声をもらいました。

スタッフやボランティアの方にも参加理由を聞いてみると、
・自分の子どもが参加しているから。
・自分の子どもの学年以外の子どもたちと交流できる、名前を覚えてもらえて嬉しいし、楽しい。
・元々、学校支援本部に携わっていたので、その流れで参加した。
・杉六小の前を通ったら、たまたま当時担任だった先生にお会いし誘われた。子どもと接するのが苦手だったが、将来、どんな道に進むのかわからないので、いろいろな経験を積もうと思って参加した。
との声をいただきました。

夏休み中には他にも、「令和5年度杉並区NPO支援基金助成事業のイベント」として『本を読むってオモシロイ!読書感想文教室』(8/23)、『2023水鉄砲大作戦!!』(8/30)を開催予定とのこと、今後のますますの活躍が楽しみです。

写真・文責 椎野

NPO法人SIGN-サイン- ホームページ
https://sign-ibasho.org/