令和7年度「NPO活動資金助成」の募集要項が公開されました。

「杉並区NPO支援基金」では、地域貢献活動に取り組むNPOの事業に助成金を交付しています。
杉並区内で活動するNPO法人及びすぎなみ地域大学修了生団体が対象となります。

対象事業

助成の対象となる事業は、以下の区民を対象とした特定非営利活動に係る事業です。

スタートアップ事業:2025年4月1日現在、設立5年未満の団体が、活動の基盤強化のために行う事業

ステップアップ事業:団体活動の発展のために行い、将来的に区や他団体との連携・協働が期待できる事業

これまでのNPO活動資金助成事業一覧などは、リンク先でご確認ください。 
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NPO支援基金

募集内容

助成事業の対象期間交付決定日(令和7年6月上旬予定)~
令和8年2月28日
助成金額 1団体:上限30万円
対象区内で活動するNPO法人、すぎなみ地域大学修了生団体
募集案内 (*)ページ最下部に表示すぎなみ協働プラザ、地域課協働推進係、 各地域区民センターで配布しています。
また、NPO活動資金助成に掲載しています。申請書類も同ページに掲載しています。
事前相談期間 令和7年2月14日(金曜日)~3月8日(土曜日)
申請書類の提出に当たっては、事前相談が必須となります。
申請受付期間 令和7年2月14日(金曜日)~3月14日(金曜日)
申請方法必ず事前に電話かEメールで予約の上、すぎなみ協働プラザ(杉並区阿佐谷南3丁目2番19号 産業商工会館内、電話:03-5335-9540、Eメール:info@nposupport.jp)に申請書類を持参してください(郵送不可)。
審査方法1次:書類審査(4月下旬予定)
2次:プレゼンテーション(5月上旬予定)
問い合わせすぎなみ協働プラザ
杉並区阿佐谷南3丁目2番19号 産業商工会館内
電話:03-5335-9540、ファクス:03-5335-9541
Eメール:info@nposupport.jp
窓口受付時間:午前10時~午後6時
休業日:第1・3・5土曜日、日曜日、祝日、振替休日

助成募集

事前相談期間:
2025年2月14日(金曜日)~3月8日(土曜日)

申請受付期間:
2025年2月14日(金曜日)~3月14日(金曜日)

詳細は以下「募集案内」をご参照ください。
(関係書類は、ワード・エクセル形式で以下からダウンロードしていただけます。)

募集説明会を開催します

日時2025年2月13日(木曜日)18時~19時
場所杉並区役所分庁舎3階(杉並区成田東4丁目36番13号)
定員20名、1団体2名まで(申込順)
申し込み締め切り日2025年2月8日(土曜日)
申し込み電話またはEメールで、すぎなみ協働プラザ(電話:03-5335-9540)、Eメール:sanka@nposupport.jp)へお申し込みください。

Eメールの場合は「団体名」「参加者名」「連絡先」「質問事項(希望者のみ)」を明記の上、ご連絡ください。当日に質問したい内容を、事前に受け付けます(希望者のみ)。お申し込み時にお知らせください。
なお、事前に受付する質問は、参加者全体に関わるものに限ります。
個別具体的な相談は、別途すぎなみ協働プラザへお問い合わせください。

その他
募集説明会に出席しなくても応募できます。

問い合わせ
すぎなみ協働プラザ
杉並区阿佐谷南3丁目2番19号 産業商工会館内
電話:03-5335-9540 ファクス:03-5335-9541
Eメール:info@nposupport.jp
窓口受付時間:午前10時~午後6時
休業日:第1・3・5土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月28日~1月4日)

(*)募集案内・申請書類

助成金対象事業収支予算書は、「単独イベント用」と「複数イベント用」の2種類の様式があります。
事業の内容によって、どちらか一つの様式を選んで作成してください。

【募集案内】令和7年度「杉並区NPO活動資金助成」(PDF:847KB)
【申請書類】助成金交付申請書(第1号様式)(PDF:69KB)
【申請書類】助成金交付申請書(第1号様式)(ワード:25KB)
【記入例】助成金交付申請書(第1号様式)(PDF:97KB)
【申請書類】団体概要書(PDF:160KB)
【申請書類】団体概要書(ワード:24KB)
【申請書類】助成金対象事業計画書(PDF:275KB)
【申請書類】助成金対象事業計画書(ワード:31KB)
【申請書類】助成金対象事業収支予算書_単独イベント用(PDF:81KB)
【申請書類】助成金対象事業収支予算書_単独イベント用(エクセル:23KB)
【記入例】助成金対象事業収支予算書_単独イベント用(PDF:226KB)
【申請書類】助成金対象事業収支予算書_複数イベント用(PDF:135KB)
【申請書類】助成金対象事業収支予算書_複数イベント用(エクセル:47KB)
2シートあります。
【記入例】助成金対象事業収支予算書_複数イベント用(PDF:149KB)
【参考様式】構成員名簿(すぎなみ地域大学修了生団体用)(PDF:253KB)
【参考様式】構成員名簿(すぎなみ地域大学修了生団体用)(ワード:16KB)

助成審査

NPO等活動推進協議会において、申請内容を審査(書類審査・プレゼンテーション)を行い、区が助成事業(団体)・助成額を決定します。

(注)NPO等活動推進協議会は、「杉並区NPO・ボランティア活動及び協働の推進に関する条例」に基づき、NPO等の活動や協働の推進に関し、必要な事項の審議などを行うため、区長の附属機関として設置しているものです。
公募委員(区民、NPO等活動関係者)、学識経験者など10名以内で構成しています。
杉並区NPO支援基金(すぎなみ地域コム)(外部リンク)

区HPでの発表は以下をご覧ください。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/chiiki/kikin/1005217.html

【ステップアップ講座】地震発災から72時間!あなたの団体はどうする?

団体が活動中に起こる災害への備え、対応について考えます。また、震災救援所等で想定される様々な困りごとに対して、身近な地域団体として日頃の活動が生かせることを知ってもらう講座です。

講座開催中、会議中・・・大きな地震がきたらどうしますか?
まずは身の安全の確保、その次は?いざというときのために団体としてどうするかを、お話とワークショップを通して考えておきませんか?

■開催日:2025年3月1日(土)

■開催時間:14:00~16:00

■開催場所:産業商工会館 展示場(杉並区阿佐谷南3-2-19)

■対象:区内で活動している地域団体の方

■定員:30名(申込順、1団体2名まで)

■講師:社会福祉士 
    災害支援・防災教育コーディネーター 宮﨑賢哉 氏

■参加費 :無料

■申込方法:
Eメールに「①講座名②氏名③団体名④電話番号」を記入して、すぎなみ協働プラザ(Eメール:sanka@nposupport.jp)へお申し込みください。

※申込み開始日は2月1日(土)~です。

※ワークを行う関係上、キャンセルの場合は、必ずご連絡ください。

■問い合わせ:
・すぎなみ協働プラザ(杉並区阿佐谷南3丁目2番19号 産業商工会館内)
電話:03-5335-9540
Eメール:info@nposupport.jp

労務コラム⑤ 教えて梶谷先生

~事業場における労働関連用語の一考察~
私たちが『働いている』上で、よく見たり聞いたりする用語があります。当たり前のことと看過せず、ちょっぴりその中身を考えてみると意外な発見があるかもしれません。

第5回:年次有給休暇について

最近の新卒生の企業を選ぶ条件に、事業所の福利厚生の手厚さが大きなウエイトを占めています。中でも年次有給休暇や特別休暇制度の充実度は欠かせない条件になっているようですね。有給休暇は、本来入社後6か月を経過してようやく取得できる権利なのですが、今や入社と同時に有給休暇が付与される事業所もどんどん増えてきています。現代社会ではそれくらいの労働環境を整えていかないと人は注目してくれないのかもしれません。

ところでこの年次有給休暇、一般的な認識では『自由に休めて給与も貰える日』と考えている人が多いようです。それで間違いではないのですが、本来年次有給休暇の定義は『労働の減免措置』です。なので労働予定のない日には有給休暇をあてる必要はありません。病気で休んだり、レジャーを楽しんだり、労働者は労働をしなくてもこの労働の減免措置により賃金を得られるわけです。『せっかくある権利なのだから有給休暇を使わなければ損だ』という声をよく耳にしますが、私はこの考え方は好きではありません。本来賃金というのは労働の対価として受け取るもの。上述のように目的があって有給休暇を使うことは理にかなっていると思いますが、『使わなければ損だ』という考え方には首を捻ってしまいます。もちろん私見ですので、読み流していただいて結構ですよ。

年次有給休暇には、基準日に10日以上有給休暇が発行された労働者に対し、使用者はその年度内に最低5日間は消化できるように有給休暇の時季指定をしなければならないというルールもあります。元々は有給休暇を取りたくても取らせてくれない、という声に応える法律なのだと思うのですが、私はちょっと疑問符を投じたいです。『自分の責任は自分で果たしたい。無理に誰かに代行してほしくない。』という労働者がいたらどうするんですか?無理に休暇を取らせるという措置は労働倫理に反していませんか?・・と私は労働基準監督署の監督官に問うたことがあります。監督官は『法律は法律です』としか答えられませんでした。例え法律はそうであっても、労働者の労働意欲を尊重することはそれ以上に大切なのではないかと私は思っています。

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団体訪問 杉並郷土史会

2024年12月14日(土)、阿佐谷地域区民センターにて開催された、杉並郷土史会主催の「荻外荘を通して考える建築復原の意味」という歴史講演会に参加してきました。

2024年12月9日に一般観覧が開始されたばかりの、荻窪三庭園の1つである「荻外荘」をテーマに、復原の意味を、事例を通して考える講演会でした。

受付を済ませ、会場に入ると、既に多くの参加者が集まっていて、全員で50名ほど参加していました。予約は不要で、先着順に参加ができるというところが、足を運びやすく、この講演会の魅力の1つです。

阿佐谷地域区民センター
外は小さな公園もあり、地域の人の憩いの場となっている。

この日の講師は、東京大学工学系研究科建築学専攻技術専門職員である角田真弓先生でした。
角田先生は、古写真から歴史を読み解いていく研究をしながら、数々の文化財の復原に携わっています。

司会:杉並郷土史会 高橋彩さん

「荻外荘」はもともと、1927年(昭和2年)伊東忠太の設計により、入澤達吉(明治から昭和期にかけての内科医で大正天皇の侍医)別邸として建設されました。その当時は、「楓荻荘(ふうてきそう)」と呼ばれていましたが、その後、1937年(昭和12年)に、内閣総理大臣を3度務めた政治家・近衞文麿(このえふみまろ)が、購入し、近衞の後見人であった西園寺公望により、「荻外荘」と名付けられました。実に、1937年(昭和12年)の第一次内閣期から20年(1945年)12月の自決に至る期間を過ごし、昭和前期の政治の転換点となる重要な会議を数多く行った場所で、2016年(平成28年)には、国の史跡に指定されました。

杉並区は「荻外荘」を近衞文麿居住当時の姿に復原整備し、区立公園「荻外荘公園」として現在公開中です。
https://ogikubo3gardens.jp/tekigaiso/

50名ほどの参加者は熱心に講師の話に耳を傾けている。

さて、この荻外荘の復原は、大変な事業でした。というのも、1960年(昭和35年)に、応接室を含む木造平屋建ての約半分202平方メートルが、東京都豊島区巣鴨にある天理教東京教務支庁の敷地内へ移築され、それを杉並区荻窪へ戻すという一大プロジェクトだったからです。

角田先生は、ここで重要なことは、いつの時代に復原するのか、とのこと。この屋敷は、近衞文麿が買い取ったのち、別棟・蔵・設備など、暮らしに合わせて大幅に改築されていました。

角田先生は、「復原には、どこに価値を見出すのか」が重要だと仰います。結果、荻外荘会談の行われた昭和16年に重きが置かれ(書斎のみ昭和20年)、その時代のものに復原されることとなったそうです。つまり、伊東忠太の設計の建造物としての文化財ではなく、史跡としての文化財に価値を見出した、ということです。

そして、角田先生より、「復原」と「復元」の違いについても教えていただきました。

・復原・・・修理や改造により変わった姿を元の状態に戻すこと

・復元・・・失われた姿を「かつての姿」で建設すること

つまりは、荻外荘は、「復原」であることを学びました。

最後に、近代建築における復原・復元例を写真と共に紹介していただいたので、とても分かりやすく、勉強になりました。

講演会終了後、杉並郷土史会代表の寺田史朗会長にもお話を伺いました。

「杉並郷土史会は、郷土史を正しく・楽しく学びあう会です。日頃、目にしているマチの風景の中にも歴史が隠れています。それに気づき、郷土愛を深め、次世代へとつなげていく活動をしています。老若男女問わず、ぜひ講座へ足を運んでいただき、私たちの仲間になりませんか?講演会にて「入会のご案内」をお渡ししています。どうぞお気軽にお越しください」とのことです。

杉並郷土史会・寺田会長(前列中央)と9名の運営委員の皆様。いつもは全員で16名の運営委員が、役割を分担しながら会の運営をしているとのこと(2025年1月現在)。

杉並郷土史会は、街歩きも開催しています。イベントや講演会情報は、すぎなみ協働プラザをはじめ、区民センター等の区内施設にもチラシを配架しています。ぜひお手に取ってご覧ください。

ほかにも、杉並郷土史会ホームページでも講座のご案内をしていますので、是非ご確認ください。

杉並郷土史会ホームページ https://member.sugi-chiiki.com/rekishikai

文責・写真 大庭

【杉並郷土史会 講演会予定】

以下の歴史講演会は、事前予約不要・当日先着順80名、参加費:一般700円、会員500円です。(2025年1月現在)

2025年1月18日(土) 歴史講演会『浮世絵「恵方参りの図」と妙法寺』

場所:阿佐谷地域区民センター
時間:13時30分-15時30分
講師:寺田 史朗 (杉並郷土史会 会長)

2025年2月15日(土)  歴史講演会「府中の事件にみる江戸時代の社会」

場所:阿佐谷地域区民センター
時間:13時30分-15時30分
講師:花木 知子 先生(府中市郷土の森博物館 学芸員)

2025年3月8日(土)  歴史講演会「江戸西郊の武蔵野開発について」-近年の研究成果を紹介しながら-

場所:高井戸地域区民センター
時間:13時30分-15時30分
講師:米崎 清実 先生(法政大学兼任講師)


【杉並郷土史会 会員の募集】

杉並郷土史会の会員になりませんか?

会員特典として、隔月発行の会報誌のお届け、講演会受講料の割引、抽選の場合の優先などがあります。

「何かを始めてみたいとお考えの方、地域に根差した生活をお考えのあなた、日々の生活が違って見えるヒントが見つけられるかもしれません。一度覗いてみませんか。勿論、歴史に興味のある方も大歓迎です。」

(杉並郷土史会会長 寺田史朗)

お問合せメールアドレス:stkyodo@jcom.zaq.ne.jp 寺田史朗

【ステップアップ講座】「フリーランス新法を機に再確認!制作発注の基本とコツ」

2024年11月施行となったフリーランス新法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)の主旨を理解し、印刷デザインや映像制作を発注するときに起こりがちな「こんなはずじゃなかった」といったトラブルを回避し、地域活動にも役立つ発注の基本ルールを学びます。

■開催日:2025年2月12日(水)

■開催時間:17:30~19:30

■開催場所:産業商工会館 展示場(杉並区阿佐谷南3-2-19)

■対象:フリーランスや外部事業者に仕事を発注する方、受注側のフリーランスの方

■定員:30名(申込順、1団体2名まで)

■講師・内容:
①フリーランス新法に関する税務上の注意点
報酬の額とは?確定申告は必要か?など
加藤 俊也 さん(公認会計士・税理士)

②フリーランスを含む外部制作時の効率的な発注方法の具体例
動画、印刷物等の案件別チェックポイント、よくある制作トラブルなど
手塚 佳代子さん(NPO法人TFF理事、元ゲーム業界広報・制作会社経営)

■参加費 :無料

■申込方法:
Eメールに「①講座名②氏名③団体名④電話番号」を記入して、すぎなみ協働プラザ(Eメール:sanka@nposupport.jp)へお申し込みください。

■問い合わせ:
・すぎなみ協働プラザ(杉並区阿佐谷南3丁目2番19号 産業商工会館内)
電話:03-5335-9540
Eメール:info@nposupport.jp