労務コラム⑫ 教えて梶谷先生

事業場における労働関連用語の一考察

私たちが『働いている』上で、よく見たり聞いたりする用語があります。当たり前のことと看過せず、ちょっぴりその中身を考えてみると意外な発見があるかもしれません。

第12回:カスタマーハラスメントについて

 1980年代に男女雇用機会均等法が策定され、ハラスメントという言葉が登場したのですが、当時はハラスメントと言えば『セクシャルハラスメント』のことを意味しました。時代の流れとともに、ハラスメントも多様化してきましたが、現在の社会においてはパワーハラスメントとカスタマーハラスメントが大きなスポットライトを浴びているような印象を受けます。パワーハラスメントに関してはすでにその防止対策措置を講ずるように事業者に義務付けされていますが、カスタマーハラスメントについても2026年10月より、その防止対策措置が義務化されることになりました。カスタマーハラスメントには定義があって、『顧客、取引先、施設利用者その他の利害関係者が行なう、社会通念上許容される範囲を超えた言動により、労働者の就業環境を害すること』が該当します。当たり前のことですが、私たちは仕事上の顧客には誠意ある配慮が必要なので、理不尽な要求だと感じても我慢してしまうことも多いですよね。しかし顧客等の行き過ぎた暴言、執拗な要求、暴行、高圧的言動、長時間の拘束等、あまりにも常軌を逸脱したような行為に対しては毅然と対処すべきであるということを法律が後押しすることになったのです。すでに行政機関からもその対策マニュアルの概案が出ていますが、その内容において注視すべきは、『従業員を守る』ということに最も高い主張がおかれていることです。このカスタマーハラスメントによって、優秀な人材を失った事業所もたくさんあるはずです。まずは理不尽な外圧から従業員を守るという考え方は労働者保護の観点からも必須事項と言えるでしょう。事業所の性格や事業内容などで、カスタマーハラスメントもその様相は異なるでしょう。法律が施行される前に自分たちの事業所の現況を分析して、しっかりとしたハラスメント対策マニュアルを作成していきましょう。

「教えて!梶谷先生」コラム一覧ページへ

すぎプラ通信vol.15 発行のご案内

2026年02月19日
2026年2月すぎなみ協働プラザの広報紙「すぎプラ通信Vol.15」を発行しました。

今回も、デザイナー工藤拓志さんにお願いしてきれいに見やすく仕上げていただきました!

今号では、夏の交流会のテーマであった「小さな協働の芽」を生み出すためのはじめの一歩のお話しとして、やりたいことや困りごとをひとりで抱え込まないで解決していく方法などをご紹介しています。

その他にも、生成AI講座の開催報告、すぎなみプラっと散歩・団体訪問「NPO法人Forum2050」「NPO法人防災コミュニティネットワーク」のご紹介、イベント情報なども掲載しています。

杉並区内施設各所に配架されています。ぜひお手に取ってご覧ください。登録団体の皆様には郵送いたします。

【目次】
・協働のはじめの一歩
・交流会から生まれた協働の芽
・生成AI 講座開催レポート
・すぎなみプラっと散歩
・プラザに相談しにきませんか
・・・

すぎプラ通信はホームページからもご覧いただけます。

最新号vol.15はここをクリック

2025年度杉並区内NPO法人及び地域活動団体向けアンケート ご協力のお願い

すぎなみ協働プラザでは、杉並区のNPO活動についての現状の把握や皆様のニーズに合わせた事業展開のために、毎年、アンケートを実施しております。

アンケートの回答は、統計的に処理し、特定の個人・団体が識別できる情報として公表されることはありません。また、いただいた個人情報は適切に管理し、第三者への提供はいたしません。

今後のすぎなみ協働プラザのサービス向上のみならず、杉並区の地域活動サポートや、地域課題解決のために役立ててまいりますので、ご理解とご協力を頂けましたら幸いです。

※アンケートは、【無記名】でご回答いただけます。

※アンケートの【所要時間は3~5分程度】です。

ぜひ皆様の声をお聞かせください。

■2025年度杉並区NPO法人及び地域活動団体向けアンケート

【目的】杉並区内のNPO法人及び地域活動団体が、どのようなことに困っているのか、それに対しどのような取組を行っているのかを把握し、団体の活動が発展していけるよう適切な支援を行うため。

【対象】すぎなみ協働プラザ登録団体(法人格は問わない)及び杉並区に主たる事務所を置くNPO法人

【結果】すぎなみ協働プラザのホームページ等で発信

【回答期限】2026年3月20日(金) 

アンケートは、下記のURLから回答していただけます。
https://forms.gle/UBSrH7r6Eus4WNP86

訪問レポート 杉並ボランティアセンター [ボラセン団体交流会]

杉並ボランティアセンター「ボラセン団体交流会」へ行ってきました!

 2026年1月31日、杉並ボランティアセンター主催の団体交流会に参加してきました。今回のテーマは「デジタルを使って活動力アップ」。「もっと自分たちの活動を知ってもらいたい!」「参加してほしい!」という想いや、デジタルを使って解決したいという想いを持つ地域活動団体やボランティアグループの皆さんが集まりました。

【目からウロコ!SNSの使い分け術】
 第1部では講師の秋本創さん(NPO法人埼玉情報センター事務局次長)から、「SNSとは」「各SNSの特性(Instagram、LINE、X(旧Twitter)、Facebook)」「紙とWEBの連携、AIの活用」など幅広くお話しいただきました。「この活動内容なら、X(旧Twitter)と相性がいいですよ」「動画で見せると、活動の雰囲気がパッと伝わります」など、現場経験に基づいた具体的なアドバイスをたくさんいただきました。

デジタル活用で活動の幅を広げるコツを語る秋本さん。熱意あふれる講義に、参加者の皆さんも熱心に耳を傾けていました。

秋本さんのお話しを伺い、思わず心の中で「へぇ〜、そうなんだ!」と何度もつぶやいてしまいました。秋本さんは、さいたま市市民活動サポートセンターに在籍していた経験もあり、そこでの豊富な相談経験から、参加者に寄り添った目線で話をしている姿に、同じ中間支援の立場としてたくさんの学びを得ることができました。

【リアルな声が飛び交う交流タイム】
 休憩を挟み第2部では、グループごとに情報交換をする交流会でした。各団体がどのようにICTを活用しているか、リアルな「本音」が語られました。
※ICT・・・情報処理および通信技術の総称を指す用語のこと。スマートフォン、SNS、Web会議ツール(Zoom等)を使い、業務効率化や情報共有の迅速化に役立てることで、運営メンバーの負担を軽くする工夫のこと。

参加したグループで特に話題になったのはLINEのオープンチャットでした。オープンチャットで情報を発信しているという団体の方に、オープンチャットに関する質問が飛び交いました。「匿名で気軽に参加してもらえるのが魅力」というメリットがある一方で、「匿名だからこそ、不適切な書き込みへの対策も必要」という課題も。便利さの裏側にある“運用のコツ”を共有できるのは、こうした対面交流の醍醐味です。

【つながりが広がる、うれしい瞬間】
 会の締めくくりには、すぎなみ協働プラザが窓口となっているポータルサイト「地域コム」を紹介しました。地域コムとは、杉並区が持つ地域活動団体を紹介するポータルサイトの名称で、すぎなみ協働プラザ登録団体が利用することができます。

終了後、「はじめまして」の団体さんから「団体登録を検討したい」とお声がけいただき、新たな出会いに嬉しくなりました。素敵な機会をくださった杉並ボランティアセンターの皆様、本当にありがとうございました。

会場には、すぎなみ協働プラザにご登録いただいている団体の方も多くいらっしゃいましたが、「はじめまして」の方とも、つながりを広げることができ、とても有意義な時間となりました。

この交流会をきっかけにデジタルというツールを通して、杉並の地域活動の輪がさらに広がっていくことを期待しています。来年の団体交流会も楽しみです。

文責・写真:大庭
講師写真提供:杉並ボランティアセンター

区政を話し合う会(聴っくオフ・ミーティング)にNPO法人Forum2050代表の戸田隆夫さんがご登壇されました。

聴(き)っくオフ・ミーティング」とは日頃、区との接点の少ない若い世代の方々を含めた幅広い世代の声を受け止めていくために、区民と区長が、その時どきの行政課題をテーマとして直接意見交換を行う場です。

令和7年12月13日開催回のテーマは「区とのコラボレーション、はじめの1歩を考えよう~あたらしい“関わり”のカタチ」。

区とコラボレーションをした地域の先輩として、令和7年度のNPO活動資全助成対象団体であるForum2050戸田さんが、ご登壇されました。

ご自身の経験をお話しされる中で、すぎなみ協働プラザについてもお話ししてただいています。

地域活動団体を支援する中間支援組織として、団体の活動に微力ながらお役に立てたのであれば嬉しく思います。

動画は以下をご覧ください。

↓↓↓

聴っくオフ・ミーティング
https://www.city.suginami.tokyo.jp/s013/1240.html
杉並区公式ホームページへのリンクです。