ステップアップ講座 地域活動をもっと便利でスマートに!「LINE公式アカウント&LINEオープンチャット活用講座」開催レポート

5月26日、杉並区役所分庁舎にて「地域活動団体のためのLINE公式アカウント&LINEオープンチャット活用講座」を開催しました。当日は26名の地域活動団体の皆さんが集まり、会場は真剣かつ熱心な雰囲気に包まれました。

今回の講師は、秋本創さん。学生時代からまちづくりに関心を持ち、現在はNPO法人埼玉情報センター事務局次長や足立区NPO活動支援センター相談員など多方面で活躍されている、地域活動のデジタル活用に豊かな知識を持ったスペシャリストです。

前半:LINE公式アカウントの基本と登録体験
講座の前半は、身近なツールである「LINE」の圧倒的な利用率についてのお話からスタート。なんと80代でも8割以上、それ以下の年代では9割以上が利用しているというデータがあり(※1)、これをうまく使いこなすことが団体の活性化に直結します。続いて、情報発信に役立つ「LINE公式アカウント」のメリット・デメリットや料金プランが詳しく解説されました。そして、スマートフォンを操作しながら、実際に「杉並区の公式LINEアカウント」に登録してみる体験も実施。初めて操作する方にも画面の案内が非常に分かりやすく、身近な存在である区のアカウントということもあって、「公的機関も使っているなら安心」「これなら自分たちでもできそう」と、運用に対するハードルが和らいだようでした。

テンポよく、分かりやすい解説に参加者は頷きながら耳を傾けています。
真剣なまなざしで話を聞く参加者の皆さん

後半:目の前で実践!LINEオープンチャットのデモンストレーション
後半は、もう一つの注目ツール「LINEオープンチャット」の説明と実践です。 講師の秋本さんがその場で新しいチャットルームをサクッと作成する手順がスクリーンに映し出されると、参加者の皆さんも興味津々。案内されたQRコードから、匿名かつ好きなプロフィールを設定して次々と参加していきます。

チャット内にスタンプや挨拶が飛び交い、和やかな空気に包まれたその時、画面に「100万円儲かるセミナーを開催しています!」というプラザのスタッフが仕掛けた怪しいメッセージがゲリラ投入されました。一瞬ドキリとした会場に対し、講師の秋本さんは「大丈夫です、今から追い出します!」と一言。不審なアカウントを瞬時に強制退去させる管理者のデモンストレーションが目の前で行われ、会場からは感心の声が上がりました。このように実際のトラブル対応を自分の目で見て体験したことで、安全な運用の仕方がよく分かる実践的な内容となりました。

QRコードから読み取り、いざオープンチャット利用体験へ!

まとめ:効果的に、長く続けるために
最後に総括として、これらのツールを効果的に長く無理なく続けるためのコツが紹介されました。特に、日々の発信文章を作る負担を減らすための「生成AIによる文章校正」の活用アイデアなど、最新技術を地域活動に役立てる具体的なお話もあり、参加者の皆さんにとって今後の活動の大きなヒントとなる締めくくりとなりました。

講師の秋本さん。参加者に寄り添い、笑いを交えながらお話しいただきました。

今回の講座をきっかけに、地域の現場で皆さんのゆるやかな交流と情報発信の輪が広がっていくのを楽しみにしています。

※令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書https://www.soumu.go.jp/main_content/000953019.pdf

◆講師:秋本創さんについて
大学時代からまちづくりやコミュニティに関心を持ち、東洋大学福祉社会デザイン研究科在籍中の2007年にさいたま市市民活動サポートセンターに入職、NPO支援業務を行う。2016年より独立してフリーランスに。情報発信や人材育成に関する講師やコンサルティングを中心にNPOやまちづくりにかかわる業務・活動を行う。NPO法人埼玉情報センター事務局次長/BABAlabコーディネーター/まちづくりユニットまち・あわせ主宰/浦和経済新聞・大宮経済新聞ライター/足立区NPO活動支援センター相談員。

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