2025年12月20日(土)に、一般社団法人自考館の講座を見学してきました。
自考館は中学1年生~社会人の市民を対象に、ジャーナリストによる作文・小論文講座と、各分野一線の講師によるゼミを実施する一般社団法人として、2025年7月に設立されました。フェイク情報があふれ、日本の衰退が進む中、受験、就活に役立てるだけでなく、生き抜くための「本質力」と、「社会創生を促す力」を身に付けることを目標として掲げる非営利の団体です。
講座・ゼミは2025年10月4日を前半第1回として、毎月第1~第3土曜日に開催され、今回は前半最後の第9回目の開催となりました。


ゼミ・講座に入る前に各塾生が「私は素敵な大バカです」と銘打っている襷をかけ、それぞれの「私の大バカな社会創生案」を発表しました。自考館では、古びた常識やルールにとらわれず、未来のために大胆なアイデアを出す思考ができる人を尊敬すべき、「大バカ」と称しています。塾生からは「江戸時代への見直し」、「一人住まいを守る」、「選挙権の改革」、「愛を感じられる学校」、「ロボテックスホテル」等のユニークで興味深い提案が出ました。
「物価の高騰の高騰は日本の国力低下を象徴しており、日本人は確実に貧しくなっている。様々な社会問題を解決し、未来を切り拓くために、社会を創生する『奇跡』をあちこちで起こす必要があるのではないか。『大バカ』とは、価値基準をゼロベースから見直すことである」と代表の岡田氏から説明がありました。



【第1部】15:00~16:30 「社会創生②講座」
講師:岡田代表
塾生による小論文の発表が行われました。今回はその中で「民主主義の行方」が取り上げられ、参加者全員に講師より選ばれた小論文のコピーが配布され、それを読んで、参加者同士での意見交換があり、最後に代表からわかりやすい解説がありました。
その後小論文の基礎を学び、表現パターン等の書き方の講義がありました。


【第2部】16:30~18:00「現実をどう変えていくのか~新人議員が直面するアレコレ」
講師:長野県松本市議会議員花村恵子氏
最初にメディア、介護関連等の経験を経て松本市で議員になるまでのお話をお聞きしました。次に、取組まれている対策・解決策・問題点を詳しく発表されました。最後に塾生に向け「私が議員だったら、これをこう変える」という課題が提示されて、塾生からは「政治教育の衰退対策」、「継続的ワークショップ開催」「地域資源活用」、「会派改革」、「学校教育改革」等のそれぞれの本質を突いた意見が発表されました。


【映画監督松原文枝氏からのお話】女性文化賞を受賞された松原氏から、戦中満州で起きた壮絶な事実のドキュメンタリー映画「黒川の女たち」の紹介があり、過去の過酷な事実と向き合った日本人やこの映画をめぐり、貴重なお話を伺いました。


今回は大学生、院生、教育関連、報道関連の方々と幅広い参加者がおり、いろいろなお話にふれて、日常では得られない新たな視野が広がる有意義な経験でした。この講座を通じてメディアや議員さんのお仕事についても気づきと学びがありました。
今後も自考館の専門知的識を生かした活動の展開、地域住民や団体を対象とした表現力、想像力を高める専門講座の実施、中高生向けの作文講座の開催などを通した社会貢献を期待します。
一般社団法人自考館
HP:https://jikohkan2025.com/
写真・文責 小林



