きょうの お稽古-1

気功や太極拳のお稽古って、どんなことをするの? と思われるでしょうね。
もちろん、それぞれのサークルや教室で、講師の先生によって、あるいは目的によって、いろいろでしょう。「動き」について解説することは、私には荷が重いので、「動き」ながら感じたことを書いてみます。

縦のスワイショウ-腕 前

3月からずっとお休みで、ようやく6月8日から再開し、今日は4回目のお稽古でした。

なかにはヨガをつづけてきた方もいますが、ほとんどは、体がかたく、覚えも悪い参加者です。
かくいう私も、気功にふれてから*十年になるものの、リズム感も記憶力も体力もなく、いっこうに進歩がありません。

気功や太極拳のお稽古って、どんなことをするの?

ところで、気功や太極拳のお稽古って、どんなことをするの? と思われるでしょうね。
もちろん、それぞれのサークルや教室で、講師の先生によって、あるいは目的によって、いろいろでしょう。

阿佐谷気功クラブでは、毎回、三代(みしろ)先生が講師になって、お稽古をしています。
毎日を元気に楽しく過ごせるよう、健康な身体をつくるのが目的です。

毎回2時間のうち、半分は健康気功、半分は、いまは太極拳をお稽古しています。

健康気功は、毎回、ほぼ同じ動きをしています。
縦のスワイショウ+横のスワイショウです。

太極拳のほうは、お稽古といってもことしの2月から始めたばかりで、すぐに新型コロナの影響で会場が使えなくなって、いま再開したばかりですから、「初歩の初歩」をゆっくり練習しています。

健康気功と太極拳との間にはたっぷりの休憩があって、おしゃべりタイムです。

「動き」について解説することは、私には荷が重いので、「動き」ながら感じたことを書いてみます。

健康気功の最初は、[前後の腕振り] からです。

手を差し伸べて~、振り下ろす。

両足を肩幅の広さに広げて立ち、左右の人差し指を指し伸ばし、左右の腕をちょっと曲げて、前方斜め上、遠くに向かって上げ、振り下ろします。
そして、両腕を振り子のように縦に、数十回振ります。

これだけの単純な動作です。だれでも、できますね。

腕を前方、斜め上に振り上げるとき、体がすうっと、斜め上に引っ張られますが、そのとき、内臓も上に引っ張り上げられる気がします。
そして、体側が伸びる感覚と、肩が軽くなる感覚をおぼえます。

たぶん、人差し指の伸ばし方、方向、腕の曲げ方、両足の幅、重心の取り方、呼吸の仕方、等々、理にかなった型があるのだと感じてはいます。
でも、三代先生は、そこまで細かいことは要求しません。
というか、そうした型は修練によってしか得られないもので、週に1回の短いお稽古だけで、そこまで究めるのは無理なことなのでしょう。

というような感覚、言い訳のような雑念が頭に浮かんでいると、次の動作です。

(つづく)