2021年、最後のお稽古

あと数日で、2021年が終わろうとしています。
阿佐谷気功教室のお稽古も、きょうが今年最後のお稽古でした。

先生は簡化二十四式太極拳のお稽古を、年内に一通り終わらせる心づもりだったようですが、私をはじめ、なかなか進歩しない不肖の弟子がいて、残念ながら、それも年を越してしまいます。

あと数日で、2021年が終わろうとしています。
阿佐谷気功教室のお稽古も、きょうが今年最後のお稽古でした。

先生は簡化二十四式太極拳のお稽古を、年内に一通り終わらせる心づもりだったようですが、私をはじめ、なかなか進歩しない不肖の弟子がいて、残念ながら、それも年を越してしまいます。

振り返ると、太極拳の練習を開始してから、早2年が経とうとしています。
2019年の最後のお稽古のとき先生が「来年から、気功のあと、太極拳の練習を始めます」と宣言。
2020年から練習が始まりましたが、そのころ隣国では、隣国政府が情報を隠ぺいしているあいだに新型コロナウイルスの感染が爆発的に広がり、日本にやってきたクルーズ船の乗客たちはその感染症に冒されていました。ここから緊急事態宣言が発せられ、人と人とのリアルな交流が制限される生活が始まり、太極拳のお稽古も一時期中断を余儀なくされました。
本格的に太極拳の練習を始めたのは、最初の緊急事態宣言が解除されてからでした。

はじめは、重心の移動、足の運びを、ひたすら練習しました。部屋の端から反対の端まで、ひたすら行ったり来たりが練習でした。

同時に、足は動かさず、手の動きだけの練習も、繰り返し繰り返し練習しました。動きの順番、動く形はなんとなく覚えても、先生と同じ動きにはなりません。どこがどうちがうのかも分かりません。

2つの型をなんとなく動かせるようになったら、手と足の動きをいっしょに行います。途端に、わけが分からなくなりました。先生の動きを見ながら真似するだけなのに、足と手の動きがバラバラになっているのです。これに呼吸もつけようとすると、もーっ! 分からない!

こんな繰り返しをなんども練習してきました。

年が明けたら、春までにはいちおう二十四式を最後まで流せるようになりたいと思います。
とは言っても、これは、表面を撫でただけということが、分かるようにはなってきました。

気功も、太極拳も、奥が深い。十年間、一生懸命に練習して、ようやく分かってくる入口にたどりつくぐらいです。