西宮中学子促

 12月1日土曜日、近隣の西宮中学で子ども地域活動促進事業「みんなできるよ。やってみよう!」が開催されました。おなじみの江刺の野菜の販売や西宮中の給食室のパンなどの販売などもありました。

 中学生が学区域内の小学校の児童に中学を紹介する講座がメインです。小学生の保護者や中学PTAや地域連絡協議会の応援を得て、いくつかの体験講座や部活のブースが出展しました。

 高四小には将棋部があるので、高四小の保護者が西宮中学の将棋部生徒のコーナーのお手伝いをしてくださいました。日本将棋連盟のプロ棋士である上村四段の指導対局もあって土曜日の午前中を楽しみました。

震災救援所

 12月1日(土)は震災救援所の立ち上げ訓練がありました。区役所や消防署の職員のご指導のもと、地域の防災に携わる方々や高四小のPTAが主導して訓練をおこないました。防災倉庫の防災食はお湯を注いで、30分おくと炊き込みご飯になります。

 簡易式のトイレは簡単で軽いテントで見えないようにしてあります。いざというときの使い方をためしてみました。

 チェーンソーは高四小の東校舎1階家庭科室の横の防災倉庫に配備しており、倒れた木材を切ることができます。

 消火活動の水は校門の前の道路にあるマンホールを開けて、給水栓からホースをつなぎ、校庭までもってきましたが、勢いよく出る水を見てすごい!と思いました。一般の方でも簡単に水を放射できることがわかりました。

 AEDと心臓マッサージは倒れている人を見たらかならず一刻も早く行わなければならないことですが、その場になってできるかどうか不安ですよね。

 いざというときも、あわてず行動できるよう皆で協力いたしましょう。地域のみなさま、ご協力ありがとうございました。

6年生向けゲストティーチャー

 今日は伝統文化の授業の第三弾のお能です。高四の保護者でもある奥川さんがゲストティーチャーとして来校し、能の精神と基本を丁寧かつ厳しく教えてくださいました。


 6年生の児童たちも、凛とした雰囲気のなか、すり足の歩き方を実践しながら日本文化の美しさを感じてくれたようです。

JA江刺のフェスタと出前授業

 JA江刺の方と岩手県職員の方にお誘いいただき、そよかぜ本部のメンバーと江刺フェスタに行きました。給食や出前授業でお世話になっている江刺には、児童も保護者も普段からとても親しみを感じています。今回おしゃれな料理に変身した江刺の食材を試食して、やはり新鮮でおいしいなと特産物そのものも応援する気持ちが強くなりました。

 左の写真は江刺特産のりんごを使ったワインで、ぶどうのワインよりもフルーティーで甘いので食前酒にぴったりです。できる数が少ないとのことでネット販売等はできないとのことですが、JA江刺の直販店に行けば、春くらいまではあるそうです。

 翌日11月22日の水曜日3、4時間目には、JA江刺に3年生向けの納豆の出前授業をしていただきました。これも8年間も江刺との交流で続いている授業で、納豆の作り方を大豆を使って教えていただいています。今回、来校していただいた農家の方は、しいたけも栽培しておられ、直径10センチ以上のものもできますが(写真)、これは市場には出回らないとのことで、児童に見せるために持ってきてくださいました。

 高四の児童は、食育が充実しているので、給食もいつも完食する元気いっぱいの子ども達です。ご協力いただいている江刺にも感謝です。12月7~8日は荻窪タウンセブンにて江刺の物産展がありますので、「高四の保護者です~」と言って、サービスしてもらってください(笑)

6年生の伝統文化授業(茶道)

 校長先生や6年生の先生方の依頼を受けて、コーディネーターとそよかぜ本部では茶道の先生4人をお呼びしての体験授業をアレンジしました。6年生では伝統文化を知ろうという授業カリキュラムがあり、今回はスポーツチャンバラに続き第二弾です。

 畳の間と床の間(かけじくと花瓶つき)を視聴覚室に作り、茶道家の先生の講義のあと、茶会のお点前を再現した、お茶のデモンストレーションをしていただきました。10分以上の正座はちょっとつらい子もいたようです。

 そよかぜ本部では卒業記念にもなると考え、子ども達にお茶菓子は乾菓子ではなく、くろもじで頂く秋のイチョウ柄の栗羊羹という本格的なものを用意しました。デモンストレーションの後の体験では、実際にみんなお茶をたてて、友人に振る舞いました。上からとって下に手を添えるお箸の使い方で、お菓子を右から左へ渡していき、おうすのお茶と頂きました。そういう箸の使い方にはなれていない子が多かったですが、みんな一生懸命、作法を習いました。


 茶道の先生がおもち下さった花器の生け花は、花びらが細い嵯峨菊と種子がささげの鞘に似ているキササゲという秋の植物です。校長先生から「みなさんは海外に行ったら、外国人に礼儀・謙虚な気持ち・思いやり・おもてなしなどの日本の心を伝えることができますか?」とお話があり、みんな静かに聞いていました。

 日本人が昔から大切にしてきた日本の心を感じてもらえたと思います。