学力向上支援事業部

 高四には現在、東京女子大学の女子大生が3人、学習ボランティアとして入れ替わりで教室に来てくれています。この方達はいわゆる「教師の卵」で、教職課程をとって、将来先生になるかもしれないという女子大生です。いまどきアルバイトもしないで、小学校にボランティアに来てくれるのですから、なかなか頼りになる学生さん達だなと感謝しています。

 ボランティアがお母さんみたいな年齢だと、どうしても視点が親の目になってしまい、担任の先生の補助(見習い)のような感じがしないんですよね。子ども達もおそらく、そう感じると思います。それにひきかえ、若いお姉さんたちは、もうすぐ先生になる練習中の人という感じがして、子ども達も親しく付き合っているようです。学生さん達は自分の大学の授業もあるので、曜日ごとに代わりばんこに来てくれるところも、目新しくて評判です。いくら一クラスの児童数は最近減っているとはいえ、担任の先生1人に大勢の子どもっていうのはやっぱり、目が行き届かない部分もまとめにくい部分もありますよね。フレッシュ補助教員みたいでいいですよ。学生さんたちにとっても、教育実習の練習の場になりますし、一石二鳥ですね。

 余談ですが、先日、私のところに前の副校長先生から連絡があり、「評判がいいから、東京女子大学の学ボラを紹介してくれないか」とのことでした。学生さん達は、せっかく高四に来てくれてるのですから、ご自分で募集してくださ~いと申し上げちゃいました。^^;