斉藤大朗選手と平野優芽選手が杉並区長を表敬訪問

 日本が男女そろって初優勝したユニバーシアード夏季大会のラグビー7人制で、ともに金メダル獲得に貢献した杉並区出身の齊藤大朗(ひろあき)選手(21)=明治大3年=と、同じくOGの平野優芽(ゆめ)選手(20)=日本体育大2年=が8月2日、区役所に田中良区長を表敬訪問しました。

 同大会は7月にイタリア・ナポリで開催されました。15人制ではCTBが本職の齊藤選手は、この大会ではFWとして出場。「走り勝つ練習を半年続けた成果が出た。自分たちのやるべきことを貫き通し、体力とスピードで上回れた。決勝戦で南アフリカはバテバテだった」と振り返りました。

 女子の主将を務めた平野選手はSH。「自分でトライを取りに行くことよりも、足の速い選手をうまく使って、ゲームを動かすことを意識した」と話しました。女子決勝はフランスに33-7と快勝でしたが、平野選手は「試合中は『追いつかれないか』と焦りながら、点差以上に必死でした」と明かしました。

 田中区長は「いろんな努力を重ねて、選手全員で獲得した優勝。世界一なんだから大したものです。私としても大変うれしい。五輪競技なので、区民の皆さんにも7人制をもっと知ってもらい、みんなで応援できるよう盛り上げていきたい。プレッシャーもあると思うが、元気にけがせず、悔いの無いプレーをしてほしい」と激励しました。

 これに対し、平野選手は「1年後の東京五輪でも、いい報告をしたい」と意気込みました。齊藤選手は「5年後のパリ五輪が目標だったが、東京五輪1年前のシミュレーション合宿に追加召集され、最終日にヘッドコーチに『ここにいる全員に、1年後のメンバー入りのチャンスがある』と言われた。頑張りたいと思った」と闘志を燃やしていました。

 齊藤選手がスクールの1年先輩で、2人は小学生時代一緒にプレーした間柄。平野選手は斉藤選手について「小学生の時から、ずば抜けてうまかった。昔は怖いイメージがあったけれど」と評していました。一方、齊藤選手は「(平野選手は)体は小さいのに、タックルにスパン、スパンと入っていて『タックル・キャラ』でした。すごい子だなと思っていたら、あっという間に雲の上の存在になっちゃいましたね」と笑い、平野選手も「絶対そう思っていないです」と、笑顔で言い返す場面もありました。

杉並区役所プレスリリース(PDFが開きます)

杉並区役所ツイッター

東京中日スポーツ記事

毎日新聞記事

小池隆成選手がU20日本代表の昇格に貢献

 杉並少年ラグビースクールOBの小池隆成選手(東海大2年)が、2019年7月21日(現地時間)にブラジル・サンパウロで行われた「ワールドラグビーU20トロフィー2019」決勝に、U20(20歳以下)日本代表のLOとしてフル出場。日本は後半残り5分でU20ポルトガル代表を35–34と逆転し、優勝を飾りました。日本は同時に、来年イタリアで行われる「ワールドラグビーU20チャンピオンシップ」への2年ぶりの昇格を決めました。

試合結果

日本協会HP

この写真のトロフィーを掲げた主将の後列左隣が、小池選手です。

杉並少年ラグビースクールで小池選手と同学年だった平野優芽選手(日本体育大2年)は、女子7人制日本代表。小西想羅選手(青山学院大2年)は、女子15人制日本代表で、同世代が世界を舞台に活躍しています。

参考記事

ユニバーシアード男女そろって初優勝

 イタリアのナポリで7月7日(現地時間)に行われた「第30回 ユニバーシアード夏季競技大会 2019」のラグビー競技(7人制)の決勝で、日本が男女ともに初の金メダルを獲得しました。

 日本ラグビーが国際大会で男女アベック優勝を果たすのも、初めてのことです。

試合結果

ラグビー共和国記事を読む

女子主将の平野優芽(ゆめ)選手(日本体育大2年)と男子の新星、齊藤大朗(ひろあき)選手(明治大3年)は、ともに杉並少年ラグビースクールの卒業生です。

※写真は平野優芽選手提供

中村明彦会長インタビュー記事が「すぎなみ学倶楽部」に掲載されました

 杉並区ラグビーフットボール協会の中村明彦会長のインタビュー記事が、区民参加型サイト「すぎなみ学倶楽部」に掲載されました。

 中村会長は日本ラグビーフットボール協会理事で、9月に開幕するラグビーワールドカップ2019日本大会ではトーナメント・メディカル・ディレクターとして、W杯期間中の医療関係の責任者を務めます。

→インタビュー記事を読む

夏の杉並子どもラグビー体験教室 を開催しました

 杉並子どもラグビー体験教室(区後援)を2019年6月29日、下高井戸運動場で開催しました。

 幼児・小学生54人が参加しました。梅雨空の下、元気いっぱい楕円球で遊びました。
 子どもたちに9月開幕のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会に向けて、少しでも興味を持っていただければ幸いです。

国学院久我山ラグビー部の記事

 国学院大学久我山中学高等学校ラグビー部が、杉並区が運営する区民参加型ウェブサイト「すぎなみ学倶楽部」で紹介されました。

記事を読む

 「すぎなみ学倶楽部」は9月開幕のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会を盛り上げようと、6月にラグビーの特集ページを新設しました。

「すぎなみ学倶楽部」が杉並区のラグビーを特集

 9月開幕のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会を盛り上げようと、杉並区が運営する区民参加型ウェブサイト「すぎなみ学倶楽部」が今月、ラグビーの特集ページを新設しました。

 戦前から盛んだった区内のラグビーの歴史を紹介し、今後は国学院久我山高、早稲田大など区内の強豪校の現在を取材したコンテンツを順次増やしていく予定です。

 同サイトは2006年、ボランティアの区民ライターが取材して「杉並の魅力」を再発見し、発信する目的で始まり、これまで人・歴史・産業・文化など多彩なテーマの記事を載せてきました。

春の東京都大会が開催されました

 小学生・幼児を対象とした春の東京都大会が2019年5月5日、江戸川区臨海球技場で開催されました。大会は優勝を争う形式ではなく、杉並少年ラグビースクールを含む12スクールが出場し、熱戦を繰り広げました。

 また、ミニラグビー専門のレフリー資格を得るための実技試験が同時に行われ、ワセダクラブから1人が受検しました。

 杉並区ラグビーフットボール協会副会長で、元トップレフリーの下井真介さん(写真左端)が「小学校低学年のタグラグビーの試合を吹いてみたい」と、初めて低学年のタグのレフリングをしました。

詳しくは

小池隆成選手がU20日本代表に

 杉並少年ラグビースクール出身の小池隆成選手(写真右から2人目)が、20歳以下日本代表に初選出されました。

 日本ラグビーフットボール協会が2019年4月19日、発表しました。小池選手らU20日本代表は、4月26日(金)~5月4日(土)にオーストラリアで開催される「2019オセアニアラグビーU20チャンピオンシップ」に出場します。

 小池選手は東海大2年で、ポジションはLO。私立東京高校2年でU17日本代表入り。第96回全国高校ラグビーフットボール大会にも出場し、8強入りの原動力となりました=写真。また、今年3月にジュニア・ジャパンにも選ばれ、3月8日(金)~16日(土)にフィジーで開催される「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2019」に出場しています。