早明戦25年ぶりの全勝対決に

関東大学ラグビー対抗戦Aの早明戦が12月1日午後2時、東京・秩父宮ラグビー場でキックオフされます。関東ラグビーフットボール協会からメンバー表が発表されました。25年ぶりの全勝対決となり、世間の注目が集まっています。

 杉並区ラグビーフットボール協会所属の早稲田大学ラグビー蹴球部の応援をよろしくお願いいたします。

日大二高・ 濱野拓樹選手、花園へ

杉並区ラグビーフットボール協会所属の日本大学第二高ラグビー部から、プロップの濱野拓樹(ハマノ・ヒロキ)選手(3年)が、2020年1月7日(火)に大阪・東大阪市花園ラグビー場で行われる「第12回U18合同チーム東西対抗戦」に出場することが決まりました。東軍選手25人の一員に選ばれました。

メンバー表(PDFが開きます)

 平成30年度各都道府県の新人大会および各ブロック新人大会に、単独校で15人制試合に参加できなかった選手で、夏に開催された「KOBELCO CUP 2019 第15回U18全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会」に参加した選手の中から選出されます。

 「第12回U18合同チーム東西対抗戦」は、高校ラグビー活性化の一環として行われる「全国高等学校ラグビーフットボール大会決勝」の前座試合。全国2万4000人高校生ラガーメンのあこがれ、花園の第1グラウンドの芝を踏みます。創部90年を飾る出来事となります。

約100年間で3回目。雨の早慶戦

 杉並区ラグビーフットボール協会所属の早稲田大学ラグビー蹴球部は11月23日、17―10で慶應義塾大学を破って開幕6連勝。関東大学ラグビー対抗戦グループの2連覇へ王手をかけました。

 1922(大正11)年に始まり、96回の歴史を誇る伝統の一戦ですが、雨にたたられるのはわずか3度目という珍事です。当時の早大マネジャー中村元一氏(故人)が中央気象台(現・気象庁)で過去50年間のデータを調べて、東京で一度も雨が降っていない新嘗祭(現・勤労感謝の日)の11月23日開催を決めた逸話は有名です。

 以来、雨が降ったのは1949(昭和24)年と2012(平成24)年だけ。7年ぶり3度目です。ちなみに、2012年の早大監督は後藤禎和さん。現在は杉並区ラグビーフットボール協会副理事長を務めています。

 国内の気象観測の歴史は1972(明治5)年に始まりましたから、11月23日に東京で雨が降るのは約150年間で3回目ということになります。

 ところで、中村元一氏は卒業後、大阪毎日新聞社(現・毎日新聞社)の事業部に就職します。

※写真は「Sports Graphic Number」1986(昭和61)年12月5日号より

秋の都大会が開かれました

TBSニュース映像から

2019年度東京都秋季ミニラグビー交流大会が11月3日に江東区の辰巳の森ラグビー場で、4日に文京区の筑波大付属中学・高校グラウンドで開かれました。2日間で、10スクール合わせて計1100人の幼児・小学生が参加しました。杉並区内からは、杉並少年ラグビースクールが出場しました。

 台風被害のため当初予定していたグラウンドが使えなくなり、開催が危ぶまれた時期もありましたが、多くのラグビー関係者の尽力の結果、実現しました。

 3日は中高学年が、ほんの数日前までW杯3位のニュージーランド・オールブラックスが練習していたグラウンドで、元気よくプレーしました。4日は低学年と幼児が、タグラグビーを楽しみました。

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の閉幕直後ということで、世間の関心も高く、NHKニュース7とTBS「Nスタ」が取材に来ました。杉並少年ラグビースクールに入ったばかりの生徒もインタビューを受けました。