杉並区練馬区ラグビー対抗戦(The Township Rugby Cup 2021)開催報告

選手コーチに見送られるワセダクラブU14 の選手たち

3/7(日) 大宮けんぽグラウンド ラグビー場にて 杉並区練馬区ラグビー対抗戦『The Township Rugby Cup』が開催されました。

本大会は『ラグビーの本質的価値を追い求める、地域にコミットしたラグビー交流の場』として、杉並区と練馬区をホームとする3クラブ(杉並少年ラグビースクール、ワセダクラブ、練馬ラグビースクール)で繰り広げるラグビー大会です。

ミニラグビー(幼児・小学生)からシニア(大人)までの幅広いカテゴリーによるエキシビジョンマッチやカップ戦にて、ラグビーを通じた交流を行います。

特にジュニアとトップチームについては、新たな大会の形として『ジュニアU15とトップチームよる2試合の総得失点によるカップ戦』となっており、クラブ同士の横の繋がりもさることながら、クラブ内の縦の繋がりを強固とするためのしくみとなっています。

また、『Township Action』として4つの大会コンセプトとそれぞれのアクションを定めました。

《 Township Action 》

今年度は新型コロナウイルス感染拡大影響により、ミニカテゴリーの交流は残念ながら叶いませんでしたが、感染防止対策を講じた上で【ジュニア】【トップチーム】【オーバー35】の3カテゴリーによる対抗戦のみを今年度は実施しました。

※杉並少年RS-ワセダクラブは、5,6年生のみ合同練習を実施

■ジュニアU14によるエキシビジョンマッチレポート

U14 A / U14 Bと新チームでの試合を実施。

「縦割りチーム」と「全員出場」をルール可することで、全選手の出場時間を均等に確保し、限られた時間の中でそれぞれが持つ力を発揮するゲームとなりました。

2年生以下は、4月より開催予定の春季大会に向けてそれぞれ成果や課題が見つかる良い機会となったはずです。

■ジュニアU15によるカップマッチレポート

《 Game Result 》

練馬RS 26 – 21 ワセダクラブRS

練馬RS 練馬クラブの選手たちの花道を駆け抜ける練馬RS U15の選手たち

こちらは受験明けで十分な練習が行えていない選手を除く(安全面配慮)3年生が全員出場ではあるのの、練馬RSとワセダクラブRSの真剣勝負。

お互いこの試合が3年生のラストゲームでもあり、前半からお互い好DF好ATの数々。

前半はワセダクラブがリードし折り返し、後半もさらに追加点を加えるも、終盤に練馬RSが連続トライで逆転に成功。

ファイナルスコアは26-21で練馬RSの勝利となりました。

お互い3年ラストゲームに相応しい素晴らしいプレーの数々。

それぞれクラブに残る後輩たちへその意志が引き継がれたことでしょう。

U14、U15ともにTownship Actionであるアフターマッチファンクション&それぞのチームのマンオブザマッチの表彰を行いました。

『Township Action』でも定めた『最高の仲間づくり』をゲーム、アフターゲームを通じて体現していく。「ライバル」でありながら、「仲間」であることを再確認しました。

ワセダクラブ新主将 水沢洋太選手(左)と 練馬RSゲームキャプテン 竹村太樹選手(右)
ワセダクラブU15 と 練馬RSによるアフターマッチファンクション

  

■トップチームによるカップマッチレポート

《 Game Result 》

練馬クラブ 31 – 41 ワセダクラブ トップラッシャーズ

カップ戦のもう1試合。

お互いのトップチーム同士の真剣勝負。

練馬クラブが先制トライするものの、ワセダクラブ トップラッシャーズもすぐさま反撃へ。

連続トライもあり、14-31でワセダクラブ トップラッシャーズがリードし前半を終える。

後半は練馬クラブの若手選手の活躍もあり、一時は5点差まで追い上げ、ジュニア同様の白熱したゲームを展開。

カップをかけた戦いの終盤はジュニアの選手たちによるトップチームへの応援が始まり、描いていた光景が垣間見れ、大会の意義を実感するものでした。

最後はワセダクラブ トップラッシャーズが10点差に引き離しノーサイド。

ファイナルスコアは31-41でワセダクラブ トップラッシャーズの勝利となりました。

トップチームのマンオブザマッチも発表。

MOMに選ばれたのは、ワセダクラブからはビッグタックル連発した伊藤元気選手(早稲田大学ラグビー蹴球部OB)と練馬クラブからは力強いキャリーを見せた花澤将志選手(練馬RS OB)が選出されました。

ワセダクラブ トップラッシャーズ 伊藤元気選手(左) と 練馬クラブ 前田利祝監督 (右)

ワセダクラブ トップラッシャーズ 池田良主将 (左) と 練馬クラブ 花澤将志選手 (右)

そして、いよいよジュニア&トップのトータルスコアの発表…

練馬RS & 練馬クラブ 《57得点》

ワセダクラブRS & ワセダクラブ トップラッシャーズ 《62得点》

よって、初代チャンピオンは 《杉並区・ワセダクラブ》となりました。

優勝した杉並区・ワセダクラブには優勝カップが授与されました。

津金大会実行委員長 (左)/ワセダクラブTR 池田良主将 (中央)/ワセダクラブRS 田中健想主将 (右)
優勝カップを手に歓喜のワセダクラブ

■オーバー35によるタッチフット

杉並酎燃ラグビークラブと練馬クラブビヨンドによる、タッチフット大会も行われました。

杉並RSのコーチ、保護者、OBで構成された大人のラグビークラブです。

子供たちが「杉並少年」なので、「杉並ちゅうねん」を名乗っています。

一方の練馬クラブビヨンドは、練馬RSコーチを含む練馬クラブのオーバー35で構成されたチームです。

日頃の運動不足解消にも繋がるタッチフット大会ですが、さすが現役コーチ陣と思わせるパスラン、ステップもあり楽しむ中にも『対抗心』が垣間見える、タウンシップカップに相応しいエキシビジョンマッチでした。

また、来年はさらにお互いメンバーを揃えたハイレベルなエキシビジョンマッチが実現できることを楽しみにしています。

コロナ禍という難しい状況の中ではありましたが、感染拡大防止策のプロトコルに基づき、参加者の安全に最大限配慮し無事開催できたこと嬉しく思います。

まだまだコロナ禍による影響は各チームございますが、近隣チームだからこその助け合いを通じてこの境地を乗り越え、来年度はミニも含めた全カテゴリーでの開催ができることを願って来年度の準備をしていきます。

The Township Rugby Cup実行委員会

4/18(日)杉並こどもラグビー体験教室(無料)

いっしょにラグビーやろう!

 杉並少年ラグビースクールは「杉並こどもラグビー体験教室」(杉並区役所、杉並区ラグビーフットボール協会後援)を4月18日(日)13時30分から、井草森公園運動場(杉並区井草4丁目12番1号)で開催する。対象は杉並区と近隣の区市在住の3歳から小学校6年生までで、参加費は無料。
 募集は先着50人。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、当日の飛び入り参加はできない。当選者の当日受付は13時から。
 申し込み方法など詳細と問い合わせ先は、同スクール公式サイトに記載している。

林敏之×古賀由教「『ヒーローズカップ』から日本ラグビーの未来に差し込む光」

 杉並区ラグビーフットボール協会に所属する早稲田大学ラグビー蹴球部OBの古賀由教選手(リコーブラックラムズ)が、元日本代表主将の 林敏之さんとの対談で、小学生時代の思い出を語っています。

スペシャル対談 林敏之×古賀由教「『ヒーローズカップ』から日本ラグビーの未来に差し込む光」を読む

杉並、ワセクラ両ジャージを東京駅前で展示

写真はイメージです

 杉並区ラグビーフットボール協会所属の杉並少年ラグビースクールとワセダクラブラグビースクールは3月27日(土)から30日(火)まで、JR東京駅前の丸の内地区で開催されるラグビーの魅力発信イベント「ONE TEAM FES 2021.SPRING」に協力します。両スクールのジャージが展示されます。

写真はイメージです

詳細は(PDFが開きます)

「全ては上井草にあり」早大ラグビー部主将、受け継いだ教え

 肌寒さの中に春の気配が漂い始めた2月7日、早稲田大ラグビー部の上井草グラウンド(東京都杉並区)で、4年生部員の「追い出し試合」があった。青空の下、主将のNO8丸尾崇真(たかまさ、22歳)=文化構想学部4年=は4年間踏みしめた芝に立つ。何度も部員に言い含めてきた言葉を思い起こす。

 杉並区ラグビーフットボール協会所属の早稲田大学ラグビー蹴球部の記事が、毎日新聞デジタルに掲載されました。

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杉並少年ラグビースクールとワセダクラブが合同練習

5年生。写真はすべて画質を落として掲載しています

 同じ杉並区ラグビーフットボール協会所属の仲間である杉並少年ラグビースクールとワセダクラブが2月14日、合同練習を行いました。

6年生。ディフェンスの裏に出てパス

5、6年生は全員が合同練習で、交流戦も行いました。

低学年

 1~4年生と幼児は、まず杉並少年ラグビースクールが単独で練習。次にワセダクラブの1~4年生が練習を行い、そこに杉並の希望者が混ぜてもらいました。

中学年
低学年
中学年
低学年
幼児

最終学年、もう一度『荒ぶる』を。河瀬諒介[早大FB]

 ラグビーという勝負に生きながら、諒介は人に譲れる若者だ。姓は河瀬である。

杉並区ラグビーフットボール協会所属の早稲田大学ラグビー蹴球部で、4月に4年生になるFB河瀬諒介選手の記事が、専門サイト「ラグビー共和国」に掲載されました。父は永遠のライバル明治大の中心選手でした。

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誰が子どものスポーツを「ささえる」のか ―家族のサポートから考える―

 「誰が子どものスポーツを「ささえる」のか―家族のサポートから考える―」という研究が、笹川スポーツ財団HPに載りました。

 子どものスポーツ活動における家族のサポートを「主に行っている家族」はほとんどが母親で、保護者の負担感が高いサポートは順に「お茶当番など」「練習場所までの送迎」「指導や審判員の補助」「練習や試合の付き添い、見学」「お弁当や飲み物の準備」となっていました。

 「お茶当番など」がないラグビースクールは他競技に比べ、敷居の低い組織だと言えそうです。