令和3年度NPO活動資金助成事業


令和3年度助成事業について

杉並区NPO支援基金の助成金を活用して行っている、令和3年度の助成事業を紹介します。

令和3年度は7団体の事業を支援します。
1.NPO法人 すぎなみ子どもサポート 
2.NPO法人 DANKAIプロジェクト
3.NPO法人 防災コミュニティネットワーク
4.NPO法人 COSMO FEST
5.NPO法人 竹箒の会
6.NPO法人 てんぐるま
7.NPO法人 むさしの児童文化協会

NPO法人 DANKAIプロジェクト 
「みんなの食堂ルンルンとルンルン学習室(無料)」
1月12日(水)「みんなの食堂ルンルンとルンルン学習室(無料)」 開催レポート 

会場の外観

 毎週水曜日に、善福寺2丁目で小学生を対象とした無料学習室と地域住民を対象とした子ども食堂を開催しています。学習室は17時半から始まります。18時半からは子ども食堂をオープンし、学習室の参加小学生やその家族等地域の方々が楽しく食事ができる場を提供しています。子ども食堂では、当初は、地域の高齢者を招いて世代間交流を行う計画でしたが、新型コロナウイルス感染症における高齢者の重篤化を危惧し、現在は高齢者の受け入れを中止している状況です。事業の運営にあたっては、地域の方々や大学生が運営ボランティアとして参加しており、様々な方々が支援しています。
 当日は4名の小学生が参加し、今年初めての学習室であったため、書初めを行いました。新しい年の始まりを迎え、それぞれが一生懸命思い思いの字を書いていました。書初めを書き終えた後は、パソコンのタイピングを練習する子もいました。講師のスタッフが教えるとすぐにやり方を習得してしまい、スタッフも驚いている様子でした。会場では小学生たちやスタッフたちの笑顔が溢れており、皆が楽しそうに過ごしている姿が印象的でした。家庭や学校とはまた別の、子どもたちの地域の居場所となっているように感じました。

NPO法人 COSMO FEST
「杉並区内映画館での上映会」
12月12日(日)「杉並ヒーロー上映会」開催レポート

高円寺シアターバッカス

 今回のイベントは、当団体が運営する「杉並ヒーロー映画祭」の、過去の大賞作品上映会として実施されました。杉並ヒーロー映画祭は、2016年から毎年実施されている自主制作映画を対象とした映画コンペティションで、その優秀作品を、杉並区内を中心とした地域で上映しています。本日は、昨年の大賞作品と一昨年の大賞作品の2本の上映でした。商業映画と違い、なかなか普段の生活で自主制作映画を目にすることが少ない中、こうした上映会は、区内で自主制作映画に触れることができる貴重な機会となっています。
 上映後は、団体から活動の紹介がありました。当団体は、「映画を活用して良い社会へ変えていく」という使命のもと、自主制作映画を「見る場・見せる場」「学ぶ場」「作る場」の3つの場をべースに活動しています。具体的には、先ほど紹介した杉並ヒーロー映画祭及び上映会の実施や、映画に関連する教育コンテンツの創設などを行っています。
 映画は、総合的芸術としての側面だけなく、私たちの日常生活においても身近な鑑賞物であり、感動や安らぎ、あるいは未知のものへの興味関心などを与え得るものであるとの説明がありました。映画の力と可能性を感じるとともに、幅広い層へ映画を届け、社会を良くしていきたいという団体の意欲が伝わる上映会となりました。

NPO法人 防災コミュニティネットワーク
「レッツボウサイプロジェクト防災食堂&防災ウォーク」
11月23日(火)「ボウサイウォーク」開催レポート

非常用物品

桃井原っぱ公園

 この事業の目的は、リュックを背負っての避難体験と、荷物の重さの実感、疲れない歩き方を学び災害時の知識を身に着けることで、西荻窪駅から桃井原っぱ公園までを歩きます。
 午前10時にJR西荻窪駅北口広場に集合。駅からほど近い「防災コミュニティカフェひので」で、持参したリュックにペットボトル、アルファ米、缶詰等の非常用物品を詰め込みます。これらは概ね3日分の食料で、重さは約2kg弱。「リュックは、人をおんぶするように腰の位置に背負い、横ぶれを防ぐためには胸の部分のベルトを締めること。歩き方もかかとから着地せず、人差し指を意識して、地面にフラットに着地すると疲れ難くなる。」との指導を受けました。
 西荻窪駅北口で、駅の高架を見上げるところに、この付近の避難所である桃井第三小学校までの距離が300メートルであることと、方向が示された標識がありました。意識しないととても気が付きません。
 近くのコンビニエンスストアの自動ドアには、災害時帰宅困難者支援ステーションのステッカーが貼られていました。ステッカーは、「水道水」「トイレ」「道路情報」の提供等の支援を行うことを自治体との間で取り決め、協定に参加しているお店に配られています。
 桃井第三小学校を経由し関根文化公園へ。こちらは、消火用ポンプ等が設置され、防災行政無線、防火水槽があります。大雨による浸水被害を防ぐための土嚢も設置され、区民の方の持ち出しが可能です。
 最後に桃井原っぱ広場に到着。先ほどの桃井第三小学校は「避難所」でしたが、ここは「避難場所」です。地域全体が危険になったときに避難する場所で、一次的に待つ場所になります。ここではかまどベンチやマンホールトイレの場所を確認しました。また、パラコードを使って「もやい結び」「自在結び」のロープワークも行いました。
 いざ災害が起きた時、何を持ってどこに避難するのか。どんな知識があれば危機を乗り越えられるかということを、考えるきっかけとなる事業でした。

NPO法人 むさしの児童文化協会 
「口演童話の普及と講師養成」
11月14日(日)「おはなしおばさん 藤田浩子先生講習会」 開催レポート 

 西荻地域区民センターにて、長年幼児教育に携わってこられた藤田浩子氏をお招きし、口演者のスキルアップ及び育成を目的としたおはなしとむかし遊びの講習会が開催されました。藤田氏はこれまで、全国各地の幼稚園や保育園等で、昔話やわらべ唄などの語り活動を行ってきました。
 講習会では、昔話のほか、子ども向けの動物や食べ物などが描かれた絵や人形などの小道具を使ったおはなしが実演されました。昔話の実演では、昔話独特の語り口調が披露され、参加者たちはどんどん話に引き込まれていくようでした。一方、小道具を使ったおはなしは、絵や人形を使いながら歌を歌うように語られ、遊びの要素を多く取り入れた内容になっていました。今回の実演の内容を、後で実践してみたいということで、小道具やおはなしの手順などを熱心にメモしている参加者もいました。
 また、昔遊びとして、あやとりと笛を使った遊びも紹介されました。いずれも子どもが喜びそうな内容でしたが、大人がやってみても楽しく、会場のあちらこちらから笑い声が聞こえてきました。
 参加者の感想として、「変身野菜(野菜の絵を使ったおはなし)をやってみたい。(保育学生)」「語り活動をやめたいと思っていたが、やっぱりまだ続けたいと思いました。(語り活動を行うNPO)」との声があり、口演者のモチベーション向上やスキルアップにつながるような講習会となりました。

NPO法人 竹箒の会 
「わが街アートカードで健康長寿」
10月26日(火)「頭と心を強くする カードで遊ぶ・学ぶ・繋がる」
~第3回アートカードで歩く!!~ 開催レポート 

 ゆうゆう高井戸西館で、「カード」を使った健康づくりの連続4回講座の第3回が開催されました。こちらの4回講座はケア24高井戸との協働事業で、前回の第2回ではアートカードを使ったゲーム、今回の第3回ではアートを探す街歩きが行われました。
 参加者たちは、ゆうゆう高井戸西館を起点に周辺を1時間程度散策し、7か所のアートを巡りました。当初の予定では、当団体が作成した杉並区の「わが街アートカード」のアートを巡る街歩きを想定していたものの、ゆうゆう高井戸西館付近には、「わが街アートカード」に選んだアートがありませんでした。そのため、事前に運営スタッフがアートカードのアートに代わる地域のアートを探し、それらを巡る街歩きとなりました。
 道中では、各々が出発前に配られた「高井戸歩くマップ」に書かれた各アートの説明を読みながら、運営スタッフの説明を熱心に聞いていました。地域の歴史などを学んで頭を動かし、また、ほどよい汗をかきながら体を動かし、心身ともに気持ちのよい時間を過ごしました。
 参加後の感想として、「天気がよくて気持ちよかった。」「こんなところがあったんだ。」「いい運動になった。」といった声があり、街歩きにより新しい発見が生まれたほか、地域への愛着が芽生えるきっかけにもなったようでした。

NPO法人 てんぐるま 
「誰一人取り残さない学校教育を考える杉並アクション」
10月24日(日)
学習会「学校のことってだれがきめるの?がっこうをつくる?」開催レポート

 東京インクルーシブ教育プロジェクトの協力を受け、高井戸地域区民センターで学習会が開催されました。
 主な参加者は障害を持つ子どもとその保護者で、学習会の開始前には、子どもの就学相談や入学後の学校生活についての意見交換のほか、先輩保護者からの体験談などがありました。
 学習会では、日本の学校教育の現状を取り上げ、子どもの主体性を大事にするスウェーデンの学校教育の事例を交えながら主権者教育について考えました。また、障害児を育てる保護者として平田純子氏、障害当事者である川端舞氏をゲストとして迎え、就学先決定までのプロセスや、学校生活の実体験などが紹介されました。
 学校教育における学びの主体である子どもたちが、自分の希望する学校で、その子の個性に合った学校環境で当たり前に学べるような社会を作っていきたいという主催者のメッセージが伝わる学習会でした。

NPO法人 すぎなみ子どもサポート 
「地域学習推進事業(プロによる中学生の排球指導)」
8月23日(月)8月30日(月)
「バレーボールわくわくレッスン」開催レポート

 昨年に引き続き、今年も夏休みを利用して行われた中学生向けのバレーボールレッスン。今年は感染症対策のため、定員を大幅に減らして募集をしましたが、このコロナ禍において他校で活動をすることに心配な子たちも多く、応募が、会場の松ノ木中学校のバレーボール部生徒だけになってしまいました。そのような中、V.B.TOKYOの高橋寛記氏(元FC東京Jr.監督)と鈴木裕子氏の指導のもと、第1回目の23日(月)は11名、第2回目の30日(月)は9名の生徒が参加しました。
 前半に基礎的な練習、後半にゲームを行いました。いつもとは違った練習方法でしたが、各々がコーチからアドバイスをもらいながらコツをつかんでいきました。コーチからは、技術以外にも、みんなで声をかけ合うことの大切さを教えられました。声を出しながら、みんな笑顔でいきいきとバレーボールをしている姿が印象的でした。まだゲームに不慣れな1年生も、サーブをしたりアタックをしたりして、自信がついたようです。
 2時間があっという間に過ぎていき、みんな満足そうな顔をしていました。終わった後にコーチから伝えられたことは、「何よりもバレーボールを楽しんでほしい。」「仲間を大切にしてほしい。」ということでした。感想では、楽しかったという声が多く聞かれ、今後の練習に活かしていきたいという意欲も見られました。

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