第38回琴伝流コンサートin東京 雑感

 昨日、10月10日(金)八王子市芸術文化会館(いちょうホール)にてコンサートが開催されました。今年7月にリニューアルされた会館で、大ホールの客席のシートの色は前方より銀杏の葉の色がグリーンから黄色に変わる様子をグラデーションにしているそうです。私はかなり後ろの方の席でしたから、黄葉が進み黄色系のシートの色でした。

 毎年東京ともう1箇所にて行われるオーディションで選ばれたグループだけが大舞台で演奏出来る有料のコンサートです。琴伝流では全国大会や県大会等の演奏が出来る機会も用意されていて、ハミングでは過去に東京大会に3回出場、東京多摩大会に初出場しています。因みにこちらは入場無料です。コンサート出場は夢のまた夢、でも希望は持ち続けるのです。

 今回もう1箇所でのコンサートは沖縄での開催でした。なぜ沖縄が開催地になったのか謎なのですが。その為、関西方面のグループが東京でのオーディションに流れ、普段東京のコンサートで観ることのない演奏を生演奏で観ることに恵まれました。

 最初の演奏から最後まで観て思った事は、全体的な音楽的レベルの高さ、パフォーマンスとしてのレベルの高さ、演奏毎の活き活きしたグループの雰囲気がハンパなくて、地域によって?こんなに音楽に違いが出てくることを実感しました。本当に楽しそうで、自分たちの作った音楽を享受している様子が会場からよく伝わりました。

 これからドーンと現実に戻り、おさらい会に向かって私達の出来る限りの音楽を求めて、継続は力なり、と呟きながら練習を重ねて参ります。

 

 

遊.遊まつりで演奏してきました

 ハミングが普段練習に使わせて頂いている施設で毎年秋にお祭りがあるのですが、数年に渡り参加させて頂いています。

 今年は9月28日に開催されました。日曜日のトップバッターで午前10時から15分間というお時間を頂き4曲演奏しました。考えてみると毎年朝一番の一番お客様が少ない時間帯を頂くのですが、それでもとても緊張して中々リハーサル通りには演奏出来ないです。館側の司会の方が紹介をして下さり、その後はMCも兼ねて進行します。

 あれも言おう、これも言おうと思いつつ、気の利いたことが言えず、演奏は間違い、とにかく頂いた時間内に上手く終わるようにするのが精一杯。テレビの生放送の方々のご苦労がひしひし感じる次第です。なんとかかんとか演奏が終わって、予定では衣装のまま集合写真を撮ったら、時間内に片付けをし、他の出演者の出し物を見る、、という流れでしたが、予定通りにはいかないもので、形だけでもまとめ役としては大変気を揉みました。

 今年は新しいメンバーが増え、彼女達にとってはデビューでした。皆と上手に調和をとって素晴らしい演奏をして下さいました。僅か2ヶ月で弾いちゃうのですから!私が初めて人前で弾いた時は指先が震えて大変だったことを覚えています。

 4曲を仲間と弾いて非日常を楽しみ、歓迎会を兼ねて打ち上げを近所の中華屋さんでランチ、残念ながら今日参加できなかったメンバーもいましたが、出来るだけ全員参加の機会を増やしていきたいと思っています。

 余談ですが、おまつりの出し物の中に「輪投げ」というのがありまして、10個の輪を数字のついた棒に離れた場所から投げ入れるゲームです。ハミングからも何名か参加しました。参加賞がもらえる〜。ワタクシ、ゲームは大不得意でビデオゲームも数秒でゲームオーバーになるので普段は参加しないのですが、何故か?多分?輪投げの神様が付いて下さり、10個全部成功しました!!!これは普段書かない日記にも特筆すべき出来事でした。はぁ、こんな感じで演奏も10点満点に弾けるといいのになぁ。

新聞記事 「高齢者楽器で認知力維持」について思うこと

 八王子のお稽古で、毎日新聞の記事を読んだKさんが記事の切り抜きを持って来て、見せてくれました。見出しは、「高齢者楽器で認知力維持」です。私は高齢者だったっけ?と思いながらも、最近何年かぶりで行った映画館はシニア料金で入ったことを思い出しあっさり抗うことを諦め記事を読み進めると、正にハミングの活動そのものが認知力維持にピッタリであることを、偉い研究者の方々に太鼓判を押されたように感じられて急に嬉しくなりました。

 年齢を重ねてから楽器演奏を、それも一人ではなくお仲間とすることが良いそうで、大正琴は楽器としてはレアな楽器ではあるけど、キラキラして見えて来ます。軽量で持ち運びが楽な楽器でもあります。

 以前は別の弦楽器を弾いていましたが、基本一人演奏で暗譜必須でした。そして重量があるので移動が大変でしたが音が最高に美しいのでそれに魅力を感じていました。でも一人で弾くのは結構寂しくて、他楽器のフルートに二人加わってもらい細く長く続けようと「らるご」というグループ名までつけて練習していたことを思い出します。そうそう、その頃は若かった!

 知らぬ間にシニア料金で映画です。そして偶然にも今、正に大正琴を仲間と弾いている自分がいました。医療ミス/事故で楽器が弾けなくなった時期がありその頃大正琴に出逢い、弦を掴めなかった指でもボタンを押すことが出来たため始めたのですが、今となっては本当に良かったと思っています。だって京都大学の偉い人がちゃんと立証してくれたのですから!記事を読むと実験に使った楽器は鍵盤ハーモニカ、俗にいうケンハモですね。大正琴でも同じ事と信じています。この記事を読んでやりたくなった方、是非一緒にアンサンブルを楽しみましょう!

クリップを写メしましたので、シェアします。

 

琴伝流第37回東京多摩大会で演奏して来ました

 既にこの大会が6月に催行されることを見越して、雨のイメージ、「雨の慕情」を選曲しましたが、演奏当日は入梅前の晴れ間が広がり曲の雰囲気とはちょっと違う1日となりました。晴れ間のお陰で杉並区からの移動は比較的楽でした。JR線で何か問題があり、電車が遅れてしまいヒヤッとすることもありましたが演奏メンバーが無事ミートすることが出来ました。

 Jcomホールの客席には何度か座りましたが、舞台は初めてで、このような立派なホールで演奏できることを感謝した次第です。杉並区にも駅直結の立派なホールを建てていただきたいなぁと切に思います。

 出番までは客席から他のグループの演奏を楽しみました。おなじ楽器をやっていますから、グループ、グループの始まりから終わりまでのドラマが手に取るように分かります。皆この日の為に一生懸命練習を積んで挑んでいます。リハーサルが出来ませんし、琴は自分のものを使いませんで、いきなり本番がやってきます。それは他グループも同じ事。ハミングも頑張りましたが、地元でのリハーサルのように弾ける日が来るのはいつの日のことでしょうか?

演奏後MCの方に衣装を褒められました。ん、、そういえば以前黒の衣装を着た時も褒められたような。いつの日か演奏も褒めてもらえるような日が来ますように。

 演奏の動画はあくまでもハミングの成長記録です。顔のシワは順調に成長しているけど、、、。

 また次に向かって頑張ります!

 

琴伝流第37回東京多摩大会で演奏します。

開催日  令和7年6月6日(金)

開催場所 J.com ホール 八王子

開演時間 午前の部 午前10時30分より

     午後の部 午後1時より午後3時半頃

入場料  無料

ハミングバードはこちらの大会は初出場となります。午後の部、演奏時間は午後2時40分を予定していますので、お近くの方がいらっしゃいましたらぜひお越し下さい。入場料は無料です。J.comホールはJR八王子駅から直結で殆ど雨に当たらずに行くことができます。久々に杉並区を離れての演奏で皆ドキドキしていますが、頑張ってきます。