はなはな 11月の花だより

すっかり秋が深まり、柔らかな秋の日差しに照らされた紅葉が、澄んだ青空に一層映えています。
校庭では桜の葉が赤く染まり、セコイヤのオレンジ色が空へまっすぐ伸びるようにそびえています。また、秋は実りの季節です。もう終わってしまったものもありますが、ナンテンの赤い実やジュズダマ、どんぐり、すぎぼっくり、ギンナン、ムクロジ、ヤブラン、オシロイバナなど、様々な実が見られます。

写真の紹介
上段;桜(左)とカシワバアジサイ(右)の紅葉【桃の井園】
中段;ツワブキ(左)、シュウメイギク「秋明菊」(右) ひっそりとした秋冬の庭を彩る貴重な花です。【桃の井園】下段;シラカシとマテバシイのどんぐり。さて、違いがわかりますか?シラカシは帽子のような殻斗と呼ばれる部分に縞模様があります。一方、マテバシイの殻斗は鱗状です。写真をよく観察してみてください。シラカシは二宮金次郎像周辺、マテバシイは家庭科室裏辺り(校庭の北西角)にたくさん落ちています。

2025.11.21

はなはな 10月の花だより

10月になっても暑い日が続きましたが、中旬を過ぎてようやく秋らしくなってきました。壁面緑化のためのヘチマネットが外れ、職員室前はキバナコスモスが真っ盛りです。校庭の東側ではハギが枝垂れるように咲き、桃の井園ではシロバナハギやカクトラノオも咲いています。
2025.10.17

はなはな 9月の花だより

夏休み水やりボランティアにご協力いただきありがとうございました。

お陰様で夏の暑さを乗り越え、元気に育っています。

ようやく暑さも和らぎ、秋の気配を感じます。

これから、夏の間に園芸種が雑草に紛れてしまったので、今後秋から冬の花の手入れを行っていきます。

今年はあまりの暑さでヒガンバナが咲くのか心配でしたが、お彼岸に合わせるようにつぼみが出てきました。

ハギやカクトラノオも咲きそうです。これからは草木の実も沢山採れるので楽しみです。

今咲いている花です。

2025.9.19

左上:ヒガンバナの蕾【家庭科室裏】
左下:ヤブラン【桃の井園】

右:キバナコスモス【職員室前】

はなはな 7月の花だより

夏休みに入りました。校庭では葉が生い茂り、花は少なくなりましたが、この季節ならではの植物をご紹介します。(写真左上から右へ)                 カシワバアジサイ: 花のピークは過ぎましたが、花の終わりと共に房の元から赤から緑、白とグラデーションになっている姿もまた美しいと思いませんか?

【給食室前】

マリーゴールドとベゴニア: 6月の終わりに、中央昇降口前の四角花壇の花を夏の花に植え替えました。暑さに強い花なので、どんどん茂って秋まで楽しませてくれます。

【中央昇降口前四角花壇】

カンナ:まだ咲いていませんが、夏休みの間に元気に校庭を彩ってくれると思います。これは葉が少し赤味がかった「銅葉」の品種で、赤い花を咲かせます。

【西昇降口前】

ハンゲショウ: 「半夏生」、「半化粧」とも書きます。花期になると花の近くの葉が数枚、半分化粧をしたように白くなります。風情のある素敵な名前ですね。

【桃の井園】
ヒメヒオウギズイセン:四角花壇の中で鮮やかなオレンジ色が目立っています。

【桃の井園】

タチアオイ: 二年草なのでまだ小さな苗ですが、来年の夏には花茎が2mほどに成長し、花が下から上に向かって順々に咲いていきます。酷暑が心配なので、夏休みの間の水やりをボランティアの方にお願いしました。

【桃一学童クラブの郵便局側の壁沿い】

桃の井園の丸池のご紹介。ビオトープの整備をされているボランティアの方々が、日本固有の水生植物の保護に取り組まれ、以前の植生からかなり改善されました。150周年記念事業として丸池を改修するので、これからもっと良い環境になると思います。

はなはな 6月の花だより

6月はアジサイの季節ですね。そしてこれから、夏の花へと移り変わっていきます。学校にはいろいろな種類のアジサイがあるので、いろいろ観て回るのも面白いと思います。
花の紹介(写真左上から右下へ)
カシワバアジサイ:【 北門、給食室前、桃の井園など】
丸い萼片のアジサイ: 【東門北側】
ビヨウヤナギ: 【東門北側】
アカンサスモリス:和名ハアザミ【桃の井園】
ホタルブクロ: 【桃の井園】
ナンテン: 赤い実や常緑の葉は飾りに重宝されます。【桃の井園】
アガパンサス: 【職員室前丸型プランター】
ニゲラの実: 5月に紹介したニゲラが実をつけました。「Devil in a bush」(藪の中の悪魔)になったと思いませんか?【職員室前室外機周辺】
ムラサキツユクサ: 【保健室前】