はなはな 7月の花だより

7月に入り、日差しが強く夏らしい暑さの中、1学期の活動が終了しました。植物たちは暑さに負けず、葉は元気に繁っていますが、花は休眠状態のものも多くあります。今回は校庭で咲いている夏の花をいくつかご紹介したいと思います。先日、「夏休み水やりボランティア」へご応募いただいた皆様、ご協力ありがとうございます。暑さにお気をつけて、どうぞよろしくお願いいたします。

■左上: ペチュニアとキンギョソウ。ペチュニアは和名をツクバネアサガオといい、ナス科の植物です。春から秋にかけて、真夏も元気に咲き続ける花です。キンギョソウは春の花のため、もうそろそろ終わりとなります。今咲いているものは二番花で、春の一番花の花穂を刈ると二番花を咲かせてくれます。(中央昇降口前)

■右上: 斑入りのギボウシ。山間の湿地に自生し、葉や花が美しいことから日陰向きの花として重宝されています。花は白色や、葉も斑入りでない濃い緑色、黄緑と二色もあります。(桃の井園)

■左下: アカンサスモリス。和名はハアザミ。濃い緑の葉は常緑で大きくて柔らかく、半日陰を好みます。常緑であることから、古代ギリシャからロマネスク、ゴシック建築など、葉をモチーフとしたデザインが多くに用いられています。(桃の井園)

■右下: 四季咲きナデシコとユーパトリウム。ユーパトリウムはセイヨウフジバカマともいいます。これから秋に向けて咲く花です。(職員室前)