健康気功の最初は、[前後=縦の腕振り] からです。-3
低い位置で、腕を振ります。
低い位置???
低い「位置」って、どのくらいの位置でしょう。
まずは、講師の三代先生の「位置」を見てみましょう。
どうです?
な~んだ、と思うでしょうね。
しかも、同じように何回も腕を振り続けるんです。少なくとも1分以上は、振ります。
先生は、振り方について、いろいろな表現をします。
あるときは、
両肩を前に少しすぼめ、胸をへこませる。同時に、仙骨を入れる。
「仙骨」は、骨盤上部の中心にある大きな逆三角形の骨です。背骨を支え、その上の頭をも支えています。
「仙骨を入れる」という感覚は、ことばだけではなかなか理解できませんが、ほかの動作をしているとき、急に、こういうことか、と納得してきます。
また、あるときは、
腕は、もうそれ以上あがらない。
先の姿勢で腕振りをすると、上げようとしても、もう腕があがらない位置がある、ということです。
この感覚は、正直、むずかしい。これ以上あがらないという気がするときもあるし、もっとあがってしまいそうだというときもあります。
あごを引いて、目は遠くを見るように正面に向ける。
視線は、大事です。手を差し伸べてというスタートから、これは大事です。
正しい姿勢で腕を振っていると、下腹に力がみなぎってくる気がします。
そうすると、下腹がポンプになって呼吸をするようになり、内臓が活性化してくるのか、ゲップがでるときもあります。
以上は、あくまで私が感じたことで、ほかの方は、違う感じ方をされていると思います。
ことばで伝えるのはむずかしい。
もし興味をお持ちになって見学してみたい方は、
a.kikouclub@gmail.com
阿佐谷気功クラブ・齋藤まで、ご連絡ください。
(つづく)