現在地域で防災活動している方や、これから地域で活動したいと思っている方などを対象に、主として震災救援所の機能とその役割に関する基礎知識を習得し、「地域防災コーディネーター」として震災救援所や防災市民組織(防災会) といった組織に参加して活動できる人材を育成するための講座です。
講座修了後は、講座を通して得たスキルを地元の震災救援所や防災市民組織(防災会) の運営に活かす役割を担っていただきます。
【日時】令和8年1月17日(土)開講 10時〜12時/13時〜15時 (全8回)
【会場】杉並区役所分庁舎(成田東4-36-13)ほか
【 対象者 】区内在住・在勤・在学の方
【定員】18名
【 受講料 】4,000円
【 募集締切 】12月23日(火) ※受講の可否は、12月26日(金)ごろ通知を発送します。
【 事業担当課 】防災課
【申込方法】こちらからご確認ください。
■日程と内容
第1回 1月17日(土)10時~12時
【講義】「防災総論と地域防災コーディネーターの役割」
過去の地震や風水害の概要及び教訓と、地域防災コーディネーターの心構え等を学ぶ。
第2回 1月17日(土)13時~15時
【演習】「災害時のシミュレーション」
地域や暮らし方に応じた、地震及び風水害発生時の行動や注意点についてグループワークを通して学ぶ。
第3回 1月24日(土)10時~12時
【実習】「在宅避難のポイント」
「在宅避難」で役立つノウハウを学ぶ。
第4回 1月24日(土)13時~15時
【講義】「総括編まとめと振り返り」
①講師講話 ②講師への質問 ③感想発表
第5回 1月31日(土)10時~12時
【実習】「防災まち歩き」
実際にまちの中を歩いて危険箇所を見つける。
※雨天時は「DIG 災害図上訓練」とし、写真と杉並区の地図を使用して地図から見える防災上の強み弱みを学ぶ。
第6回 1月31日(土)13時~15時
【講義】「防災まち歩き」振り返り
※雨天時は振り返りを行わず、【講義】杉並区の「震災救援所の機能と役割」を拡大する。
【講義】杉並区の「震災救援所の機能と役割」
地震被害避難者対応だけではない多機能な役割を学ぶ。
第7回 2月7日(土)10時~12時
【実習】「震災救援所備蓄品の各種資機材の取り扱い実習」
※阿佐ヶ谷中学校で実施。雨天時は室内アリーナで実施予定。
第8回 2月7日(土)13時~15時
【講義】「杉並区で取り組む防災対策について」
杉並区で取り組んでいる防災対策について学ぶ。
【講義】グループワーク
①講座受講の情報共有 ②先輩修了者の活動事例紹介 ③修了式
■講師
●一般社団法人 防災教育普及協会(第1~4回)
●一般社団法人 地域防災コーディネーター育成機構(第5~8回)
■講座修了後は?
講座修了者のうち、希望者は「地域防災コーディネーター運営連絡会」の会員として登録することができます。
会員には「杉並区地域防災コーディネーター登録証」が発行され、防災課と協働し各種研修・訓練に参加できます。また、地域のブロックに加わり、防災上の地域課題を共有して課題解決に向けた活動に参加できます。そして、自分の居住地域の震災救援所や防災市民組織(防災会) に関わり、震災救援所の運営に参加し、多様な人材活用による「活性化された震災救援所」のリーダーとしての役割を果たすことが期待されています。