救急協力員 上級講座

身近な場所で傷病者が発生したときに、医師や救急隊が到着するまでの間、適切な応急救護活動を行うための知識や技術を学ぶ講座です。東京消防庁認定の普通救命講習で行う成人の心肺蘇生、AED(自動体外式除細動器)の使用方法、窒息の手当、止血の方法に加え、小児・乳児の心肺蘇生、傷病者管理、外傷の応急手当、搬送法及び杉並区の救命救急体制の現状や救急協力員制度の概要・役割について学びます。

【日時】令和8年2月15日(日) 9時15分~17時30分
【会場】杉並保健所 4階運動室 (荻窪5-20-1)
【 募集締切 】1月25日(日)※受講の可否は1月30日(金)ごろ通知を発送します。
【 対象者 】区内在住・在勤・在学の方(16歳以上)
【その他特別な条件】「上級救命技能認定証」や「応急手当普及員認定証」をお持ちでない方が対象です。すでにどちらかの認定証をお持ちの方(期限切れの方を含む)
は受講できません。なお、救急協力員に未登録の方を優先します。
【定員】20名
【 受講料 】1,000円
【 事業担当課 】杉並保健所 健康推進課
【申込方法】こちらからご確認ください。

AED とは
心臓がけいれんし血液を送り出すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった際、心臓に対して電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。医療従事者でない一般市民でも利用できるようになり、杉並区でも区役所、地域区民センター、保健センター、ゆうゆう館、図書館、体育館、プール、区立小・中学校・保育園・児童館など人が多く集まるところに設置しています。

■講座終了後は?
 講座修了後は東京消防庁発行の救命技能認定証が交付され、救急協力員として杉並区に登録されます。救急協力員は杉並保健所が主催する応急手当自主研修会、及び専門研修会に参加することができます(各研修会の参加は任意になります)。
※活動に対する報酬・交通費等の支給はありません。










   

地域活動・ボランティア活動のためのやさしい日本語講座

地域活動・ボランティア活動を行う際には、障害のある方、高齢者、外国人など、さまざまな方のお相手をすることが多々あります。そうした方々に何かを伝えるためには、普段使い慣れた言葉では伝わらない場合があります。そんなときには、だれにでも伝わりやすいことば「やさしい日本語」が必要になります。この講座は、「やさしい日本語」の考え方を知り、スムーズにコミュニケーションできるようになるための講座です。

【日時】令和8年2月27日(金) 10時〜12時30分
【会場】杉並区役所分庁舎(成田東4-36-13)
【 対象者 】区内在住・在勤・在学の方
【定員】30名
【 受講料 】無料
【 募集締切 】2月4日(水) ※受講の可否は、2月12日(木)ごろ通知を発送します。
【 事業担当課 】地域課(すぎなみ地域大学担当)
【申込方法】こちらからご確認ください。

■講師プロフィール
有田玲子(ありた・れいこ)
●ひらがなネット株式会社 日本語教育アドバイザー
●東京にほんごネット代表
日本語学校や地域の日本語教室等で日本語教育に従事。「日本語ボランティア養成講座」や自治体等での「やさしい日本語」講座、行政文書の「やさしい日本語」の翻訳・監修などの実績がある。また、文部科学省「生活者としての外国人」のための日本語学習サイト「つながるひろがる にほんごでのくらし」の制作にも携わっている。

♦やさしい日本語ハンドブックを差し上げます♦
「やさしい日本語」で伝えるときのポイントをまとめた「やさしい日本語ハンドブック」を受講者全員に差し上げます。「話すときのポイント」「書くときのポイント」それぞれ10のポイントにまとめて、わかりやすく解説しています。

■こんな方におすすめ
これから活動を始めようとしている方だけでなく、現在地域活動やボランティア活動をしていて、障害のある方や高齢者、外国人などに関わっている方にもおすすめです。

すぎなみ地域大学&杉並ボランティアセンター共同開催             チャレンジ!ボランティア特別企画 子どものためにできること

この講座は「子ども」をテーマに、「地域で子どもにできることはなにか」「ボランティアに興味があるけれど、実際にどのような活動があるのか分からない」そんな事を考えている方が対象です。
第1部では、田中奈那子氏をお迎えし、ご自身の子育てにおいての経験や地域活動を始めたきっかけについて講演いただきます。第2部では2組のボランティア団体によるパネルディスカッションを行い、実際の活動内容についてご紹介いたします。

【日時】令和8年 2月24日(火)10時〜12時
【会場】ウェルファーム杉並 4階 (天沼3-19-16)
【対象者】区内在住・在勤・在学の方
【定員】60名
【受講料】無料
【募集締切】2月3日(火) ※受講の可否は、2月10日(火)ごろ通知を発送します。
【事業担当者】杉並ボランティアセンター、地域課(すぎなみ地域大学)
【申込方法】こちらからご確認ください。

■内容
 ・第1部講演 
  田中奈那子 氏
 東京都新宿区出身。昭和56年に東京では初となる五つ子(3男2女)を出産し、子どもが生後9カ月の時に杉並区へ転入。子育て期には学校のPTA会長、青少年委員なども務めた。さまざまな地域活動をする中で、20年前から「双子のつどい(現「多胎児のつ
どい」)」での支援活動を行っている。令和7年から杉並区社会福祉協議会の会長を務めている。

・第2部座談会 
  みんなのお家 エルガーハウス 東 亜希子 氏
  高円寺・馬橋地区を中心に子ども食堂を開催。「みんな誰しもお互いさま」と実感できることと横の繋がりを広めることで、誰もが安心して暮らすことのできる地域づくりを目指し活動している。毎月のお弁当配布や食堂の活動に加え、各種イベントの企画や地域のイベントにも参加している。

  NPO 法人サイン 小山内 勉子 氏
  「こんな時代だからこそ、誰もが安心して過ごせる“居場所” をつくりたい」
そんな想いから始まり、地域の方々や保護者の皆さまと共に立ち上げたNPO 法人SIGN- サイン- は、今年で設立5年目を迎える。「恩on と縁en の循環」をコンセプトに、放課後子ども教室、理科・食育教室等の体験イベントなど杉並区内の小・中学生を対象とした事業を展開している。




地域防災コーディネーター養成講座

現在地域で防災活動している方や、これから地域で活動したいと思っている方などを対象に、主として震災救援所の機能とその役割に関する基礎知識を習得し、「地域防災コーディネーター」として震災救援所や防災市民組織(防災会) といった組織に参加して活動できる人材を育成するための講座です。
講座修了後は、講座を通して得たスキルを地元の震災救援所や防災市民組織(防災会) の運営に活かす役割を担っていただきます。

【日時】令和8年1月17日(土)開講 10時〜12時/13時〜15時 (全8回)
【会場】杉並区役所分庁舎(成田東4-36-13)ほか
【 対象者 】区内在住・在勤・在学の方
【定員】18名 
【 受講料 】4,000円
【 募集締切 】12月23日(火) ※受講の可否は、12月26日(金)ごろ通知を発送します。
【 事業担当課 】防災課
【申込方法】こちらからご確認ください。

■日程と内容

第1回 1月17日(土)10時~12時
【講義】「防災総論と地域防災コーディネーターの役割」
過去の地震や風水害の概要及び教訓と、地域防災コーディネーターの心構え等を学ぶ。

第2回 1月17日(土)13時~15時   
【演習】「災害時のシミュレーション」
地域や暮らし方に応じた、地震及び風水害発生時の行動や注意点についてグループワークを通して学ぶ。

第3回 1月24日(土)10時~12時
【実習】「在宅避難のポイント」
「在宅避難」で役立つノウハウを学ぶ。

第4回 1月24日(土)13時~15時
【講義】「総括編まとめと振り返り」
①講師講話 ②講師への質問 ③感想発表

第5回 1月31日(土)10時~12時
【実習】「防災まち歩き」
実際にまちの中を歩いて危険箇所を見つける。
※雨天時は「DIG 災害図上訓練」とし、写真と杉並区の地図を使用して地図から見える防災上の強み弱みを学ぶ。

第6回 1月31日(土)13時~15時
【講義】「防災まち歩き」振り返り
※雨天時は振り返りを行わず、【講義】杉並区の「震災救援所の機能と役割」を拡大する。
【講義】杉並区の「震災救援所の機能と役割」
地震被害避難者対応だけではない多機能な役割を学ぶ。

第7回 2月7日(土)10時~12時
【実習】「震災救援所備蓄品の各種資機材の取り扱い実習」
※阿佐ヶ谷中学校で実施。雨天時は室内アリーナで実施予定。

第8回 2月7日(土)13時~15時
【講義】「杉並区で取り組む防災対策について」
杉並区で取り組んでいる防災対策について学ぶ。
【講義】グループワーク
①講座受講の情報共有 ②先輩修了者の活動事例紹介 ③修了式

■講師
 ●一般社団法人 防災教育普及協会(第1~4回)
 ●一般社団法人 地域防災コーディネーター育成機構(第5~8回)

■講座修了後は?
講座修了者のうち、希望者は「地域防災コーディネーター運営連絡会」の会員として登録することができます。
会員には「杉並区地域防災コーディネーター登録証」が発行され、防災課と協働し各種研修・訓練に参加できます。また、地域のブロックに加わり、防災上の地域課題を共有して課題解決に向けた活動に参加できます。そして、自分の居住地域の震災救援所や防災市民組織(防災会) に関わり、震災救援所の運営に参加し、多様な人材活用による「活性化された震災救援所」のリーダーとしての役割を果たすことが期待されています。



  

食育推進ボランティア講座

食育推進ボランティアとして活動するために必要な知識や情報を学ぶ講座です。ご自身やご家族の健康にも役立つ食育の基礎知識をはじめ、健康的な食環境づくりの必要性や具体的な取り組み等を学びます。

【日時】令和8年1月20日(火)開講 14時〜16時30分(全6回)
【会場】農福連携農園 すぎのこ農園(井草3-19-23)
【 対象者 】区内在住・在勤・在学の方
【定員】12名
【 受講料 】3,000円 
【 募集締切 】1月4日(日) ※受講の可否は、1月6日(火)ごろ通知を発送します。
【 事業担当課 】杉並保健所健康推進課
【申込方法】こちらからご確認ください。

■日程と内容
・第1回 1月20日(火)
 食育推進ボランティアとは、地産地消の食育推進 
 講師:杉並保健所 管理栄養士、JA 東京中央 営農支援課 青木郁子氏

・第2回 1月27日(火)
 健康なからだづくりのための食育とは 
 講師:新渡戸文化短期大学 准教授 堀理佐 氏

・第3回 2月3日(火) 
 杉並区の食育環境整備と食育推進ボランティアの活動 
 講師:杉並保健所 管理栄養士、杉並区食育推進ボランティア

・第4回 2月10日(火)
 だしのうまみを知って健康づくりに活用する 
 講師:東京聖栄大学 教授 福留奈美 氏

・第5回 2月17日(火)
 地域で取り組む食育 
 講師:地域活動されている方

・第6回 2月24日(火)
 様々な部署で取り組む食育、今後の食育推進ボランティア活動について、修了式 
 講師:杉並保健所 管理栄養士、ごみ減量対策課 職員

■講座終了後は?
定期的に連絡会や勉強会に参加していただきます。また、区で実施する食育関連のイベントへの参加、青果店、区内農家、飲食店への健康情報の配布、野菜のレシピ集の制作などの食育活動を行います。
【活動時の報酬・交通費の支給】 有