1年生プール授業のお手伝い

 6月と7月は、小学1年生のプール授業のお手伝いがありました。

 内容は、1年生のお着替えとトイレのサポート、そして見守りです。特に着替えは、下着のまま水着を着てしまう子や、脱いだ服をどこかになくしてしまう子がいるので、サポートは必要です。

 実際にサポートに入った人たちからは、

「やはり着替えが大変でした。色々間違えている子が多かったですね。」

「着替えの際には、まず家から履いてきたパンツを脱ぐこと、見学の際でも靴下を脱ぐことを何度も言い聞かせました。」

「女の子たちの中には『髪ゴムが無くて帽子を上手に被れない〜』と言っている子が2人くらいいました。」

といったエピソードが聞けました。

 子供たちは初めてのプール授業で興奮気味でしたが、少しずつ慣れていく様子を見ることができ、とても成長した姿を見ることができました。

4年生の授業のお手伝い

 

 7月3日(月)に「東京盲ろう者友の会」から、ゲストティーチャーの渡井真奈さん、盲ろう者の田幸さん、川﨑さんと介助者の方に来て頂きお話を聞く、4年生の授業がありました。
 そよかぜ本部からも2名がお手伝いで参加しました。

 授業は、まず盲ろうの意味と障害の種類についての理解を深めることから始まりました。

 

 

 盲ろうの体験をしました。目隠しと大きな音で周囲の情報を遮断した状況で、白杖を利用しながら点字ブロックまで辿り着けるか体験します。(写真左)
 また、盲ろう者のサポート体験(写真右)もしました。障害物の避け方など、とても上手でした。
 手で触って合わせるルービックキューブには子供達、みんな大変驚いていました。

 盲ろうの方が使うパソコンのようなもの、ブレイルセンス(写真左)や点字のタイプライターのブリスタ(写真右)を見せていただきました。盲ろうのお父さんとお子さんとの日常を描いた紙芝居も、子供たちは熱心に見ていました。指点字や手話も教えていただきました。

 東京盲ろう者友の会の協力によるこの授業は、盲ろう者の生活や困難さに触れることで、子供たちの視野を広げ、共に生きる力や思いやりを育む素晴らしい機会となったと思います。私たちも勉強させていただきました。

1年生と2年生の引率お手伝い

 そよかぜ本部では6月も、子供たちの引率のお手伝いをしました。その様子についてご報告いたします。

 まずは1年生の大宮前公園散策です。散策はクラスごとに行われ、合計3日間に渡って行われました。各クラスにはそよかぜ本部からも2名の付き添いがつき、子供たちの安全を見守りました。

 勝手知ったる大宮前公園なので、子供たちは思い切り自由に遊び、のびのびと楽しんでいました。初日6月19日(月)の天候は薄曇りで、比較的涼しい日でしたので、子供たちにとっても過ごしやすい環境でした。
 2日目の6月21日(水)も子供たちは元気いっぱいでした。怪我もなく、走り回って楽しんでいましたが、帰りは暑さに少し疲れている子供もいました。それでもみんなが笑顔で遊ぶ姿はとても素敵でした。
 3日目の6月22日(木)はお天気もなんとか持ちこたえ、少し肌寒いくらいでしたが、子供たちは元気に遊んでいました。行きも帰りも、子供たちは大きな声で騒ぐこともなく、落ち着いている様子が印象的でした。

 さて、2年生は地域めぐりです。6月15日(木)と20日(火)の2日間、学校周辺の地域をクラス毎に巡る際に、そよかぜ本部からは各クラス1名ずつ付き添いました。

 天候にも恵まれ、雨も降らず暑すぎることもなかったので、子供たちは元気に歩き回りながら、地域の様子を観察していました。バインダーや鉛筆、水筒を持ちながら地域を巡り、お店や走っている車、植物などを観察しながら記入していました。

 子供たちの笑顔や興味津々の様子を見ながら、私たちも一緒に楽しい時間を過ごすことができました。

漢字検定

 6月24日(土)、本年度第1回の漢字検定を、高四小を準会場として開催しました。

 50数名の子供たちが、各自の漢字力を試すために受検しました。特に、初めて10級を受ける子供たちは、緊張の面持ちで臨んでいる子もいました。
 また、受検が終わった後は、見直しや時間までの待機が必要です。しかし、低学年の子供たちにとっては、じっとしていることも大変なのだと実感しました。でも、みんながきちんと頑張ってくれました。
 少々遅刻した子供もいましたが、受検が認められるギリギリの時間に間に合ったのは、会場がいつも通っている小学校だったことが良かったと思います。

 さて、結果はどうなるでしょうか?みんなが合格できるといいですね!子供たちと親たちの努力が実を結び、素晴らしい結果が得られることを願っています。

感動と成長の舞台!小学校運動会&体力調査お手伝いレポート

 報告が遅くなりましたが、5月24・27日の運動会および6月7日の体力調査には、そよかぜ本部もお手伝いをいたしました。

 2日間の運動会では、そよかぜ本部のメンバーは各4名参加し、主に低学年につきそっていました、子供たちはみんな元気で、先生方の指導のもと、チームワークを大切にしながら頑張っていました。競技を観戦している間も、ちゃんと座り、礼儀正しい態度でした。

 練習の時は走らなかった子供たちもいたそうですが、運動会当日は一生懸命走り抜きました。彼らの努力と成果に、心から感動しました。また、1人の子供が教室に水筒を忘れたことに気づき、一緒に教室に戻る場面もありましたが、それ以外は順調に進行し、問題はありませんでした。

 体力調査には、そよかぜのメンバーは前半/後半各4名がお手伝いに入りました。

 高学年が低学年を導くような班分けがされていました。高学年の子供たちは責任感とリーダーシップをもち、班ごとに測定場所を回り、各項目に取り組んでいました。お手伝いをしながら子供たちの様子をみていましたが、みんな真面目にそして熱心に測定しているようでした。

 よく晴れて暑い日となりましたが、子供たちはしっかりと水筒を持参して参加していました。熱中症対策をしっかりと意識し、安全に取り組んでいる様子が伺えました。