教育委員会

 今日は杉並区の教育委員会の学校推進課の方々三人が「そよかぜ本部室」を訪問されました。そよかぜ本部の執務室の具合を見にいらして、なにか不都合や連絡用のITに不備はないかという調査をして行かれました。副校長先生と地域コーディネーターと事務局長(私)の三人が応対し、そよかぜ本部全体について報告しましたが、おおむね今の活動は頑張っていると評価してくださったようです。

 せっかくいらしていただいたので、来年の活動についてや、進行の仕方で税務上、安全上、運営上、困難な問題にならない方法なども、おおまかに教えていただきました。ついでに学校への支援活動中に困っていることなどを相談しました。区教の方がおっしゃるには「杉並区の支援本部のあり方というのは全国にさきがけて独自の活動が進んでいるので、国(文科省)も対応しきれないものがあり、報告もいろいろ大変だ。」とのこと。昔は近所の大人が地域のこどものためにいろいろと手を出すのが当たり前だったのでしょうが、今のほうがいろいろと制約があるようです (-o-;

江刺の記念

 高四小とJA江刺の方々とは何年か前から親しくつながりがあって、食育に関して子ども達がとてもお世話になっています。さけ・昆布・納豆・稲作・餅つきなど、岩手の農産物について授業をしていただいたり、特産物をいただいたりして、豊かな食に関する教育を展開していただいています。そして、お買い上げになったかたも多いと思いますが、盆踊りでも岩手の新鮮な農作物を販売していただいています。

 数年前、校門を入って右側の花壇にりんごの苗をいただいて記念植樹したのですが、日当たりが悪いのか、大きな木の横にあるのがいけないのか、土が合わないのか、とにかく元気がなく枯れてしまいそうなのです。江刺と高四の大事な樹なのに、一大事なので「そよかぜ本部」としてもなんとか樹を助けたいと考え、日当たりのよい東校庭に移動させてはなどと考えています。移植などすれば助かるのかどうか等、果樹に詳しい方のご意見とご支援をお待ちしています。

冬の花壇

 このところ寒波でとても寒く、今まで長持ちしていた校門付近の花がとうとう霜でやられてしまいました。かわいそうなので、緑化ボラの方々が助けようとプランターにベゴニアを移動し、昇降口の中へ避難させました。なんとか根っこから生き返って新しい葉が出てくるとよいのですが。

 日当たりが悪いのでビオトープ付近の植栽もほとんど枯れてしまいました。芝生を敷いてあるところはきっと春になれば緑になってくると思いますが、土がむき出しのところは霜でどろどろです。2月にビオトープ側の花壇と校門を入ってすぐ左の花壇を同時にデザインし、3月の卒業式にはきれいにしようと今準備中です。卒業する皆さんも入学予定の皆さんも緑化ボラの方々の腕前を楽しみにしていてくださいね。

始業式

 今日は杉並区内の小中学校は始業式でした。新型インフルで学級閉鎖が多かった学校はもう少し早めにスタートになったようですが、高四は今日からです。今日、子ども達がもちかえった学校便り「たかし」には、そよかぜ本部のことが書いてありました。たかし巻頭言がアップされたら見てください。今年もみんなで頑張りすぎず、でも着実にしっかりと学校をサポートしていくつもりです。

今年もお世話になりました

 「そよかぜ本部」の活動も21年度が二年目とはいえ、20年度の実質稼動が秋以降なのでようやく1年と少し経ったというところです。高四小はこじんまりした学校ですので、なんとなくおっとりした子が多いのですが、ご近所の方々の暖かい目に囲まれて、子ども達はのんびりと、しかしのびのびと育っています。学校支援本部「そよかぜ本部」が結成してから、多くのボランティアの方々が学校の応援に加わってくださいました。

 とかくマンパワーの不足する学校の先生方のご要望に、そよかぜ本部が応え切れたかどうかは分かりませんが、徐々に輪をひろげております。ゆっくりとではありますが、着実に学校と地域が一体となってコミュニティを作りつつあると思われます。乳幼児や若年層からご年配までみんなが安心して暮らせる地域を目指して、よいまちができていくといいですね。

 今年もあと少しですが、本年のみなさまのご支援ご協力に厚く御礼申し上げます。そして来年も高四小に暖かいご協力を、どうぞよろしくお願い申し上げます。m(__)m