12月23日(土)午後、今年も講師に東工大OBくらりかの皆さんをお迎えして、理科室にて「科学工作教室」を開催いたしました。PTAの皆様の協力もあり、子供たちは楽しさと学びを兼ね備えた時間を過ごしました。
子供たちは、ペットボトルとたれ瓶を駆使して、浮沈子と呼ばれるおもちゃを作成しました。最初に完成した浮沈子は、ペットボトルを押すと魚のたれ瓶が沈み、離すと浮く仕組みで、その動きに子供たちは歓声を上げていました。
工作の楽しさに加え、講師からは浮沈子の仕組みについての説明もありました。アルキメデスの原理に基づく浮力の法則を学び、水の中で物体が浮き沈みする原理について理解を深めました。
後半のいくつかの実験の中で、お風呂の発泡入浴剤を使った浮沈子が登場。これは子供たちにとって特に新鮮で興味津々な実験となりました。ひとりで浮き沈みを繰り返す様子に、子供たちは驚きの表情を見せていました。
子供たちは手を動かして実際に何かを作り、科学の原理を体験することで、学びがより身近に感じられたようです。笑顔と興奮にあふれたこの日は、科学工作教室が提供する素晴らしい学びの機会となったと思います。