東北関東大地震

 ニュースを見ていても東北地方の惨状に心が痛みます。

高四小では、今日は通常通り、小学校の活動が行われました。ただ、魚が届かずに、給食メニューが変更になったそうです。物資がこれから届きにくくなってくると学校の運営にも支障がでてくるやもしれません。どちらにせよ心配です。

 余震が続いているので、16日水曜日のレインボークラブが中止になりました。児童を早く、ご家庭に帰したほうが良いという判断です。

 それから、将棋部の児童6名が明日、文化面で頑張っていると区役所から表彰される予定だったのが中止になったと連絡がありました。交通機関も不自由なこの事態なので仕方ありません。

 食育関係で、いつもお世話になっているJA江刺の方々の安否が心配です。津波のきた場所ではないようですが、不自由があるものと思います。ぜひ頑張っていただきたいです。

区役所説明会

 昨日の午前中、区役所の大会議室にて、23年度4月からの「学校支援本部」と「こども居場所作り」と「土曜日学校」に対する予算の振り分けと事務手続きに関する説明会がありました。高四小では上記の3つは全て今年度も開催されておりますので、それぞれの事務責任者3人で出席してきました。

 「こども居場所」と「土曜学校」は国の事業で文部科学省の予算、「学校支援本部」は杉並区の取り組みで区の教育予算でまかなわれています。活動申請と予算申請に関すること、認可がおりたあとの活動と報告に関することなど説明は2時間以上に及び、区内各小中学校からの質問や意見も出て、なにか事業を運営するときには、とくに年度末と年度始めにはこどものための実際の活動以外の仕事も多いなあと実感し、ボランティアの仕事としてはきついなと弱音をはいちゃいそうになりました。

 とにかく3~4月を乗り切って、また来年度も学校を応援していきたいなと考えています。どうぞご協力をお願いいたします。

m(_ _)m

キャリア教育2

 2月17日には別の職業の方々が六年生たちに話をしてくれました。今回の仕事の先輩は、大学教授の平田さんと自動車整備士の井野場さんです。どんな職業でも、他の人に大きく誠実にきちんと挨拶をして礼儀を守ることで社会が広がっていくと、やさしく伝えてくださいました。子供たちの将来を考えたお話をしてくださって、お忙しい中、どうもありがとうございました。

キャリア教育

キャリア教育をしたいので講師を紹介してほしいと学校からそよかぜ本部に依頼があったことを以前、お知らせしました。それが今日、6年2組の児童対象に仕事人の職業について伺うという授業の形で行われました。今回、講師をお願いしたのは、日本経済新聞社記者の野々村さん、女子サッカーなでしこジャパンの元ゴールキーパーの秋山さんのお二人です。

日経新聞の野々村さんは、商売よりも外国を回りながら仕事をしたかったので、記者になろうと決意したそうです。海外勤務が多くて外国の文化に触れ、生きることは食べること、多くの人と分かり合って、言葉にしていけば、文章力はあとからついてくる。何事もあきらめなければできるということをご自分の経験から語ってくださいました。

そして、なでしこの秋山さんは今は女子大でサッカーのコーチをしているけれど、自分が選手だったときは、どうして私が頑張っているのに、みんなは認めてくれないのか、意地悪なことを言うのかと不満を持っていたそうです。「でも結果や報酬を求めてはいけない。自分の心がけでいくらでも強気で頑張れる。ゴールは守るものではない、キーパーはボールを奪いに行くのだ。」と熱く語ってくださいました。そのあと、残ってサッカーの上達法などを聞く子供たちもいました。

 お二人とも目標を高く持って、結果にすぐに結びつかなくても、自分が決めた目標に自分を近づける過程を大事に前向きに進んでくださいというメッセージを伝えてくださいました。

 6年生はこれから中学に進学して、高校受験をしたり、職業を選択したりと自分の将来やりたいこと、なりたいものに向かっていく準備をしています。今日の仕事の先輩がたのお話を聞いて、自分も頑張ろうと前向きな気持ちになってくれれば、嬉しいですね。

卒業式

 明日3月25日は高四小の卒業式です。大震災で甚大な被害をうけた地域もある中で、ちゃんと卒業式をとり行うことができる幸せを感じています。

 食育パートナーでいつもお世話になっているJA江刺の方々にかんしては、被災状況は内陸で津波が来なかったため最悪ではないものの、困っておられることが多いようです。明日の卒業謝恩会では、今までの感謝もこめて高四の保護者として卒業生の家族からも募金を募る予定です。

 支援本部としても募金などを募り、江刺の方々にお見舞いを申し上げたいと思います。