そよかぜ本部とPTAが共催で、コロナ禍の感染予防に万全の注意を払いながら、科学工作教室を開催しました。密を避けるため、広い体育館での実施です。
今回は、東京工業大学OB会「くらりか」の皆さんが「ギシギシプロペラを作ろう」というテーマで講義と工作指導をしてくれました。
土曜日の午前中ですが、たくさんの親子と児童が参加してくれました。
振動と波という難しい物理の理論を、身近な例や工作を通して分かりやすく説明してもらったあと、ぎざぎざをこすると振動が伝わってプロペラが回るおもちゃを作りました。
体験コーナーでは、大人数の糸電話、巨大ギシギシプロペラ、皿回しなども交代でやってみました。
説明の中で、吊り橋が共振で壊れた事故、地震、液状化現象など、人はさまざまな危険を理科の技術を応用しながら、生活の中で対応してきたことも知りました。
子供たちは波は揺れが伝わるものであり、物が動くことではないことを実際に体験して、楽しく工作していました。
さまざまなイベントが中止になるなか、今回は準備や消毒なども含め、皆様のご協力で開催することができ感謝です。理科が好きな児童が増えてくれることを願っています。